1/700航空母艦『鳳翔1939』完成

艦船模型製作代行のご依頼を頂いて製作していた、フジミの1/700航空母艦『鳳翔1939』が無事に完成しました。

本日は完成画像を御紹介します。

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フジミ1/700航空母艦『鳳翔1939』、左舷よりの全景。1/700の鳳翔と言えば、当ブログでも過去に竣工時の仕様( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-998.html )をいちどご紹介していますが、1939年の状態は初めてとなります。

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竣工時の仕様と見比べると、1939年の鳳翔は飛行甲板上のアイランド状艦橋が撤去され、起倒式煙突が横向き固定になった点が目立ちますが、船体や飛行甲板の形状自体はあまり変わらず、当時の面影を保っています。

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右舷船尾側からの全景。飛行甲板の白線表示は非常に複雑なパターンとなっていて、この時期の鳳翔独特の賑やかな雰囲気を演出しています。

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船首から羅針艦橋、発着艦指揮所にかけてのクローズアップ。ディティールアップにはフジミの専用エッチングパーツを使用したほか、25mm連装機銃および探照灯、菊花紋章をファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツに交換し、アンテナ類を0.3mm径の真鍮線で自作。空中線の追加と救命浮標の取り付けなどを行いました。

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飛行甲板中央部のクローズアップ。塗装の際、木張り甲板の質感表現には特に気を使いました。船体全体には(お客様のご希望で)、軽めのウェザリングも追加しています。

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飛行甲板後部の様子。キットに付属の艦載機は4機と少なめですが、複葉機であるために一機一機のディティールが複雑で、(鳳翔特有の狭い飛行甲板を思えば)丁度良いバランスに仕上がりました。

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作品はウェーブのTケースWMに固定し、特注の真鍮製ネームプレートと一緒にお送りします。(金属製のプレートはコストはかかりますが、高級感を演出したいときには欠かせません) 


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1/700航空母艦『鳳翔1939』製作 その2

艦船模型製作代行のご依頼を受け、フジミの1/700航空母艦『鳳翔1939』を製作中です。

本日は船体の塗装と細部の組み立てから飛行甲板の接着、艦載機の製作までを御紹介します。

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まずは船体塗装。外舷色はいつもどおり、下地にオキサイドレッドのサーフェーサーを塗装しました。木甲板はタンによる塗装ですが、こちらの下地には黄橙色を使用しています。艦載艇の木甲板や舷梯の踏み板など、その他の細々とした木張り部分も全て黄橙色を下地としました。

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外舷塗装の上塗り後の様子。鳳翔は前部格納庫が小型であることも手伝って、船首錨甲板から中央付近まではかなりメリハリの効いた造型になっています。

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続いて(別に製作を済ませておいた)煙突や艦載艇、単装砲などの小物を取り付け、飛行甲板の接着に備えます。

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横向きに張り出した3本煙突はかなり複雑な曲面形状ですが、パーツの合いは比較的良好でした。格納庫の前端部に設置されている羅針艦橋の天蓋は、一部が木張りとグレーチングになっていることが特徴です。

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飛行甲板船首部は16本もの支柱を取り付ける必要があり、一本一本垂直を確かめつつ接着しました。鳳翔は飛行甲板左右にも多数の支柱があり、位置合わせには苦労させられましたが、開放部分が多い事が鳳翔の魅力でもありますので、雑な仕上げにならないように慎重に作業を行いました。

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1939年の鳳翔の飛行甲板は部分的に木張りとなっていて、飛行甲板前端部が(船首のアールに合わせて)曲面形状に仕上げられている点が特徴です。

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木張り部分は白線表示のデカールを貼り付ける前に、軽くブラウンでウォッシングを施しました。マーキングはかなり複雑なのでデカールの貼り付け工数は多めでしたが、その分模型映えのする仕上がりとなりました。

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艦載機は複葉機が二種、クリアー成形されていました。クリアーパーツはゲートから切り離す際にヒビが入ったり破損しやすいので、ゲートからなるべく遠い場所にニッパーを入れ、デザインナイフで余分なゲートを落としてヤスリで仕上げました。

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フジミの専用エッチングは艦載機用のパーツがかなり充実しており、支柱やタイヤなど、ほぼフルエッチングと言っていい構成です。

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艦載機のエッチングによるディティールアップは(キットパーツ側の加工も必要になる事から)、少々難易度が高めでしたが、無事に完成させることができました。 

明日には完成画像を御紹介できればと思います。



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1/700航空母艦『鳳翔1939』製作 その1

艦船模型製作代行のご依頼を受け、フジミの1/700航空母艦『鳳翔1939(昭和14年)』の製作を開始しました。

本日から製作の様子を御紹介します。

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鳳翔と言えば、日本海軍初の航空母艦にして終戦まで生き延びたことが良く知られていますが、実艦の数次に渡る改装に合わせて、キットも年代ごとに4種ものバリエーションが発売されてきました。 現在入手困難となっている竣工時の仕様の他に、昭和14、17、19年の仕様が発売されていますが、今回は昭和14年版のキットを製作しています。

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ディティールアップには、フジミから発売されている『G-UP53日本海軍航空母艦 鳳翔1939専用エッチングパーツ』をメインに使用する予定です。このエッチングは、手すりやラッタルなどの基本パーツの他に、ファンネルキャップやジャッキステー、救助ネットや水平マストなどが充実した内容となっています。

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また、数少ない対空兵装である25mm連装機銃は、1/700用パーツとして最も安定&安心のクオリティを誇るファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツに交換予定です。

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船体から格納庫の仮組みの様子。前後で二か所に隔てられた格納庫の様子が良くわかります。(ちなみに実艦では床面の高さも異なるようです)

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飛行甲板を仮乗せした様子。甲板パーツは鉄板張りの部分に少々ヒケがありましたので、サンディングにて平滑に慣らしました。明日以降、細部の組み立てを進めつつ、塗装作業を開始する予定です。


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模型誌に作例記事掲載のお知らせ 【モデルアート社出版 艦船模型スペシャルNo56】 その1 1/700航空母艦『鳳翔』 


静岡ホビーショーまっただ中の今月15日、モデルアート社出版『艦船模型スペシャル』の56号が発売となりました。

今回も私、HIGH-GEARedこと渡辺が、ライター陣の一人として末席を汚しておりますので、ご紹介させて頂きます。

56号の特集は『日本海軍の軽空母』ということで、今回は記念すべき日本空母一作目となった、航空母艦『鳳翔(フジミ)』と、ウォーターラインシリーズに先駆けて『艦これプラモデルシリーズ』として発売された『千歳』の作例と記事の製作を担当させていただきました。

本日はまず、『鳳翔』の方を御紹介します。

【注:鳳翔は竣工時とミッドウェー海戦時が掲載されていますが、私の担当は竣工時の方です】

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製作記事は、前後二か所に隔てられた格納庫内外の作り替えや、アフターパーツを使用したディティールアップの方法について解説しております。

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キットは1990年代半ばに登場した製品ですが、当時から『前時代的』という評価を受けていました。そこで今回は、現代の精密キットの完成品と並べてもそん色のない雰囲気に仕上がるように各部のディティールを充実させました。

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艦橋はマストやヤードなど、ほとんどの部分を自作しましたが、10式艦上戦闘機はキットのパーツをベースに加工しています。

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飛行甲板裏側や舷側など、このキットには一切のモールドがないので、アフターパーツを駆使して密度を高める加工を施しました。

艦船模型スペシャルの鳳翔の記事は2隻の作例だけでなく、イラストを多数含めた実艦メカニズムの解析記事も掲載され、とても面白い内容になっておりますので、鳳翔や日本の軽空母に興味のございます方はぜひお買い求めください。

明日は、航空母艦『千歳』を御紹介します。


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!
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http://nabeck.web.fc2.com/

模型製作ご依頼はこちら(お気軽にお問い合わせください)
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