1/72 150t超重戦車『オイ』完成

奈良模型愛好会の春展に合わせて製作していた、1/72『150t超重戦車オイ』が完成しました。

本日は完成写真をご紹介します。

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キットはファインモールドから今年発売されたばかりの新製品です。実車は旧日本陸軍が対ソ戦用に秘密裏に開発を進めていた車両で、走行試験の段階で終戦を迎えたことから、完成することはありませんでした。

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1/72『150t超重戦車オイ』、左側面からの全景。塗装は(実車が完成していないことから)資料などが存在しないので、組み立て説明書に記載されている想像図を参考に、GSIクレオスの『日本陸軍戦車色後期迷彩色カラ―セット』を使用して後期迷彩を再現しました。

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左後部からの様子。ファインモールドのキットは合計4基もの砲塔を装備した多砲塔戦車として再現されています。各パーツの合いは(プラ成形の履帯も含めて)非常に良好で、一切のストレスなく製作を楽しむ事ができました。

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ウェザリングはGSIクレオスのウェザリングカラーの『サンディウォッシュ』にて全体的にウォッシングを行い、下周りを中心に『ウェザリングパステルセット1』のサンドを擦りつけ、履帯は鉛筆で金属感を演出した上に、タミヤの『ウェザリングマスターBセット』の『サビ』を擦りつけました。

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低いアングルから見た様子。(実に堂々とした佇まいです) 平板で組まれた車体と正六角形の砲塔は、けして洗練度の高いデザインとは言えませんが、ある意味この車両独特の味付けとも言えますね。実用化には色々と無理があった模様ですが、小型戦車のイメージが強い日本陸軍がこのような超重戦車の開発を画策していた事実は非常に興味深いです。

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奈良模型愛好会春展での展示風景。写真左下に写っている同スケールのドイツ重戦車群と比べることで、試製『オイ』車の巨大さが伺えます。

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┣ 日時:2016年5月26日(木)~5月28日午前10時~午後5時
┣ 開催場所:奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル横特設会場
┣ 交通:近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分、駐車場有り「入庫から1時間無料」
┗ お問い合わせ先:関西学研都市センター株式会社 営業部販売促進課 TEL:0742-71-3639
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1/72 150t超重戦車『オイ』製作記

本日は、今月開催された『奈良模型愛好会 春展』に向けてプライベートで製作した、AFV作品の作業の様子をご紹介します。

AFVは個人的には昔から好きなジャンルではあるのですが、製作代行以外での完成は1/35『3号戦車J型 http://nabeck.web.fc2.com/sungo.htm 』以来、3年半ぶりになります。

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今回の『奈良模型愛好会 春展』のテーマは『ミニスケール』ということでしたので、個人的に1/72スケールの戦車を1輌くらいは作りたいという気持ちがあったのですが、タイミングの良いことにファインモールドから1/72で旧日本軍の試作車両『150t超重戦車オイ』が発売されたことで、ターゲットが定まりました。 

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この車両は、少年時代に『ワールドアドバンスド大戦略』というゲームに登場していたことから興味を持っていたのですが、今回はファインモールド社が新資料を入手し、製品化を行ったということで大きく期待していました。1/72としては少々高額なキットではあるのですが、サイズ的には1/48以上のボリュームがあり、外板周りのディティールもたいへん充実した納得のキットです。

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転輪は数が多いのでゲート処理に時間がかかりましたが、各パーツの合いも良好で、多砲塔戦車ならではの威圧感溢れる外観が手軽に再現できました。私は戦車の製作歴はそれほど多いわけではありませんが、ファインモールドの『オイ』車はこれまで製作してきたキットの中でも非常に組み立てやすく、作業の進展もたいへんスムーズでした。

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塗装はガイアノーツの『サーフェイサー エヴォオキサイドレッド』を下地に吹き、その上からGSIクレオスの『日本陸軍戦車色後期迷彩色カラ―セット』の『TC14 草色』を全体に吹き重ねました。なお転輪側面にはカバーが備わりますが、(履帯取り付けの障害になることから)バラで塗装を進めています。

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履帯パーツはプラ成形で、直線部分は複数のコマを繋いだ一本モノの細長いパーツ、カーブのかかっている部分は一コマずつの単体での成型がなされています。

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これらの履帯パーツはバラで塗装し、草色塗装を終えた車体に接着しました。

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履帯を取り付け、カバーや消音機を仮付けした様子。なお、履帯カバーの内部は後からウェザリングできないので、この時点で作業を済ませておきました。

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『TC13茶色』および『TC15枯草色』による迷彩塗装は(エアブラシ塗装も考えたのですが)筆塗りにて行いました。ボカシを入れていないのと、スケールが小さいこともあるせいか?かなりコントラストが強くてビビッドな色彩に見えます。

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ウェザリングはGSIクレオスのウェザリングカラーの『サンディウォッシュ』にて全体的にウォッシングを行い、下周りを中心に『ウェザリングパステルセット1』のサンドを擦りつけ、履帯は鉛筆で金属感を演出した上に、タミヤの『ウェザリングマスターBセット』の『サビ』を擦りつけました。

明日は、1/72 150t超重戦車『オイ』の完成写真をご紹介します。


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┣ 日時:2016年5月26日(木)~5月28日午前10時~午後5時
┣ 開催場所:奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル横特設会場
┣ 交通:近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分、駐車場有り「入庫から1時間無料」
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1/72陸上自衛隊『10式戦車 試作3号車 ドーザー付き』完成

アオシマ1/72『陸上自衛隊 機動戦闘車』に引き続き、AFVモデル製作代行のご依頼を頂いて製作していた、フジミ1/72『陸上自衛隊 10式戦車 試作3号車 ドーザー付き』が完成しました。

本日は完成写真をご紹介します。

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フジミ1/72陸上自衛隊『10式戦車 試作3号車 ドーザー付き』の全景 その1。実車は非常に巨大ですが、作品は戦車モデルとしては小さめのスケールですので、全長は13cm程度となります。マーキングはお客様のご希望で、富士学校機甲科部のデカールを使用しました。

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フジミ1/72陸上自衛隊『10式戦車 試作3号車 ドーザー付き』の全景 その2。モールドは非常に精密で、合いに関しては砲塔後部のバスケットのパーツと前部の泥よけのみ良くありませんでしたが、その他は概ね良好でした。

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塗装には御客様のご希望でGSIクレオス製の『陸上自衛隊戦車色』を使用し、軽めの汚しも加えました。なお、転輪はシャシーへの取り付け前にゴム部分の塗り分けを行い、履帯も接着前に個別に塗装しています。

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フジミ1/72陸上自衛隊『10式戦車 試作3号車 ドーザー付き』、真正面と真後ろからの様子。キットの組み立て説明書では車体番号の貼り付け位置がドーザー右側になっているのですが実車では車体側中央にペイントされているので、位置の変更を行いました。

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同時に完成したアオシマ1/72『陸上自衛隊 機動戦闘車』とのツーショット。陸上自衛隊の車両はどれも精強で本当にカッコいいです。

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1/72陸上自衛隊『機動戦闘車(プロトタイプ)』完成

AFVモデル製作代行のご依頼を頂いて製作していた、アオシマ1/72『陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ)』が完成しました。

本日は完成写真をご紹介します。

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1/72陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ)の全景、その1。ミニスケールですので作品のサイズは全長およそ10cm程度となります。キットは実車の配備に先駆けてアオシマから発売されたもので、マーキングは実在する防衛省技術研究本部の車両のほかに戦車教導隊の1~4中隊にかけてのデカールが付属しています。

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1/72陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ)の全景、その2。時速100キロで走行可能な実車の機能美が引き立つアングルです。なおアオシマのキットは、前2軸のステアリング可動、砲塔旋回、ロールギミックなどの各種可動箇所ギミックが備えられたスグレモノです。

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今回の製作ではお客様のご希望により、マーキングを防衛省技術研究本部の車両とし、塗装にはGSIクレオス製の『陸上自衛隊戦車色』を使用し、軽いウェザリングを加えました。

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ロールギミックを作動させた様子。砲塔の旋回ギミックも相まって、躍動感の溢れる展示が可能です。

明日は、同時製作&同時完成のフジミ1/72『陸上自衛隊10式戦車 試作3号車ドーザー付き』の完成写真をご紹介します。


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1/72陸上自衛隊『機動戦闘車』および『10式戦車』製作中

新年初の製作日記はAFVモデル製作代行のご依頼を頂いて製作している、フジミ1/72『陸上自衛隊10式戦車 試作3号車ドーザー付き』および、アオシマ1/72『陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ)』の製作の様子をご紹介します。

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縮尺はどちらも1/72ですが、10式戦車はフジミ製、機動戦闘車はアオシマ製と、それぞれメーカーが異なります。1/72の陸自車両はパーツ数も比較的抑え目でサイズもコレクションに向いており、種類も多数が揃っている魅力的なシリーズです。

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この写真はアオシマの機動戦闘車のラダーフレームです。実車は全部で8輪ある装輪のうちの前2軸(合計4輪)をステアさせて舵を切る仕組みになっており、アオシマのキットは実車同様に前後のタイロッドが連動する複雑な機構が再現されています。

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そしてこのキットのウリはなんといっても、ステアの舵角に合わせて車体が傾斜する『ロールギミック』を搭載していることです。写真左はステアを直進状態に設定した様子で、対する右側はステアを切るのと連動して車体が外側に向かってロールしている様子を写したものです。

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タイヤとホイールのパーツ分割もたいへんよく練られています。ホイールとトレッド面を一体化したパーツに、裏表二枚のサイドウォールのパーツの合計3枚を貼り合わせて組み立てる仕組みになっており、分割部分を生かしてタイヤとホイールの塗り分けを手軽にくっきりと仕上げることが可能です。

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アオシマ1/72『機動戦闘車』、車体とラダーフレームが組み合わさった様子。フレーム接着の際にはタイロッドやアップライトに接着剤が回るとロールギミックが犠牲になるので注意が必要でした。また、塗装の際にも塗膜などで固着する可能性があるので、吹き付けは慎重に行いました。

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下地塗装はガイアノーツのサーフェイサーエヴォ『オキサイドレッド』にて行いました。アンテナは真鍮線による自作です。

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そして迷彩塗装の一色目、まずはGSIクレオス製の『陸上自衛隊戦車色』の『TC07濃緑色3414』を全体に吹きつけました。車体裏側や砲塔との接合面なども塗り残さず、ムラのないように丁寧に仕上げました。

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続いて、キットの塗装図に従って迷彩塗装の二色目、(同カラ―セットの)『TC08茶色3606』を塗り重ねます。写真はデカールを貼り付けて機銃を取り付けた状態で、これで基本形の完成です。

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今回はお客様のご希望で、軽めの汚しを加えました。GSIクレオスのウェザリングカラー数色とタミヤのウェザリングマスターを使用し、整備の行き届いた陸上自衛隊の車両のイメージを損ねない程度の軽い表現を目指しました。

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10式戦車の方も塗装工程はほぼ同じですが、転輪のゴムタイヤの塗り分けを行うために車体を上下に分割できるように(車体上部とシャシーを繋ぐダボを切り取るなどの)加工を行いました。

明日は機動戦闘車の方から完成写真をご紹介します。


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!
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http://nabeck.web.fc2.com/

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