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1/350航空母艦『CV-6 エンタープライズ』製作 その7

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、メリットインターナショナルの1/350航空母艦『CV-6 エンタープライズ』を製作中です。

今回も前回に引き続き、船体の製作の様子をご紹介します。

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前回は、船体の外板継ぎ目の横のラインの追加についてご紹介しましたので、今回は縦の継ぎ目を表現します。この継ぎ目は、キットでは凸モールドとして表現されているため、プラストラクトのプラ帯材から、同じ横幅&厚みのものを用意して貼り付けていきました。

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これらのプラ帯材は外板の幅に合わせて均等に切り出す必要がありますが、このような作業にはチョッパーが非常に便利です。チョッパーは建築模型作家が愛用するツールで、少々値段は張りますが、非常に利便性が高くお勧めです。

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切り出したプラ帯材を縦ラインとして貼り付けた様子。底面に近い部分は、予め曲げを入れてから曲面になじませています。

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これで、中途半端にモールドが消えていた艦尾付近もディテールが充実しました。

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オキサイドレッドを上塗りすることで、もともとあったモールドとの差異はほとんど消え、追加のモールドも綺麗に一体化してくれました。

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艦尾にはスクリューシャフトとブラケット、そして主舵も接着を済ませました。パーツの合いはかなり悪かったですが、隙間に瞬間接着剤を流し込むなどして、合わせ目は極力目立たないように処理しています。

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舷外電路は、インフィニモデルのスーパーディテールセットに付属の専用エッチングを使用しました。

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電路を取り付けた艦首付近の様子。格納庫甲板のカタパルト用スポンソン下部の電路は、細切れになったパーツを貼り付けたものです。

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艦尾の電路は少しずつ曲げを入れつつ、曲面に沿わせて仕上げました。ヨークタウン級のキットは艦尾が実艦よりも丸まった形状で再現されているものが多いのですが、メリットキットの艦尾形状は、概ね良好です。


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┣ 交通:近鉄京都線「高の原駅」下車 徒歩5分
┗ 問い合わせ先:奈良模型愛好会 藤木 tkykfjk@icloud.com


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1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』 完成

艦船模型製作代行のご依頼を頂き、製作していた1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』が無事に完成しました。

本日は、完成写真をご紹介します。

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キットはタミヤ製で、古くから大型艦船キットの名作として良く知られているものです。二分割された船体と三分割された飛行甲板の接着&合わせ目処理に手のかかるキットですが、その他は比較的組みやすく、造型もシャープで(このキットは以前にも製作していて二回目となりますが)「さすがはタミヤ!」と唸らされる内容でした。

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右舷前方からの全体像。艦載機の編成やディティールアップ、追加工作などはお客様のご指示に従い、別売りの艦載機セットを追加した他、ゴールドメダルの基本パーツ&エレベーターとホワイトエンサインのエッチングを使用し、年代設定変更に合わせてレーダーの自作追加などを行いました。

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飛行甲板の白線および斑線の表示は塗装にて仕上げました。広大な飛行甲板は単調になりがちですが、飛行機の繋止眼環を塗り分けの効果で密度の高い仕上がりになりました。

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左舷後部からの全景。お客様のご希望により、左舷側のエレベーターのみ、降ろした状態としておりますが、その他のエレベーターは全て飛行甲板に上げた状態としました。

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右舷後部からの全景。艦橋とエレベーターが集中していることもあり、エンタープライズは左舷より右舷の方がメリハリの効いたデザインになっています。台座はウイング&レイルモデルズ製のホワイトオーク台座&真鍮スタンドを使用しました。

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飛行甲板船首付近の様子。搭載している艦載機の内訳は、F-14 トムキャット【8機】、F/A-18ホーネット 【24機】、S-3B ヴァイキング【8機】、 EA-6Bプラウラー 【4機】、対潜・警戒へり 【6機】 、早期警戒機E-2Cホークアイ 【2機】の、合計52機です。この編成を再現するために、キットに付属の艦載機に加え、タミヤから発売されている『1/350アメリカ海軍 現用艦載機セットNO1』を8箱、『1/350アメリカ海軍 現用艦載機セットNO1』を3箱を使用しました。

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艦橋および、飛行甲板中央部付近の様子。軍用飛行場の様に大量に並べられた艦載機の中で、黄色い作業車が良いアクセントになっています。

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右舷後部付近。追加されたレーダーと、駐機されたS-3B ヴァイキングが目立ちます。艦載機は一部を除いて、駐機状態を再現すべく、主翼を降り畳んだ状態としました。

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低いアングルから見上げた艦橋の様子。船というより油田かガス田、プラント工場のような重厚さが非常に魅力的です。

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多数の艦載機が、エンタープライズの攻撃力を物語っています。半世紀に渡ってアメリカの国力の象徴であり続けた『ビッグE』の存在感を実感できますね。

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艦橋のクローズアップ。お客様のご指定により、4機のシーキングを両側から挟みこむようにしてホークアイを配置していますが、非常に魅力的な配置と実感しました。 その他、艦橋天蓋にはプラ丸棒から削り出して自作したレーダーを二か所追加し、前後のベランダ状の取り付け部はプラ板で、球状のレーダーは手芸用ビーズで自作しました。

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船体側のレーダーの追加箇所の写真です。大がかりな作り変えは行っていないのですが、レーダー追加だけでもグッと近代的なイメージに変わってくるところが面白いですね。 今回の製作は艦載機やレーダー等を追加した結果、作業数は通常の製作よりかなり多めとなりましたが、その分作り応えもあり、完成度も非常に満足のいくものとなりました。やりがいのある追仕事を下さったお客様には、心より感謝を申し上げます。


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1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』製作 その9

昨日は、ボークス大阪にて『第二回 関西オートモデラーの集い http://blogs.yahoo.co.jp/modeler_club_wednesday/folder/471783.html』に参加して参りました。

展示会のレポートは明後日から何回かに分けて紹介させて頂こうと思いますので、ご興味のございます方はぜひご覧ください。

本日は、艦船模型製作代行のご依頼で製作している1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』の製作記事を御紹介します。

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エンタープライズの製作も残す作業はレーダーとアンテナ、空中線の取り付けのみとなります。レーダーに関してはキットの設定年代の関係で置き場がないので、プラ板を切って台座を自作しました。

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各レーダーの置き場を仮付けした様子。個人的には左上の飛行甲板上の構造物の形状が面白く、作り応えがありました。

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レーダー本体は模型用の部品ではなく、装飾品など身近なものから流用しています。球体のレーダーは、(妻提供の)ビーズ細工用のパーツです。直径1ミリ単位でサイズを選ぶことができ、このような形状のパーツ自作の際には大変役立ちます。

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塗装を済ませれば、プラ板やビーズを組み合わせたパーツも立派にレーダーになってくれます。キットの設定年代より少し近代化が進み、ハイテクな艦容に仕上がりました。

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艦橋前後のベランダ状のスポンソンはプラ板で、艦橋天蓋のレーダーはプラ丸棒を削り出して作りました。

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こうして、1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』は無事に完成しました。明日のブログ記事では、いよいよ完成写真を公開いたします。


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1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』製作 その8

艦船模型製作代行のご依頼を受け、タミヤの1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』を製作中です。

本日は、仮置き状態だった艦載機の接着固定を行いました。

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艦載機の接着位置はお客様とのご相談の結果、昨日予定していた場所とは少し変更になりました。具体的にはホーネットを船首側に集中的に配置し、アングルドデッキ周りの機数を減らして特別塗装の2機を翼を開いた状態で設置、そしてホークアイ2機は主翼を折りたたんで艦橋脇のシーキング4機の左右を挟む形で配置しました。

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船首周りには主翼を畳んだホーネットを集中的に配置。各機種の位置関係は(お客様からご提供いただきました)航行中のニミッツ級航空母艦の写真を参考に、若干のアレンジを加えてレイアウトしました。

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艦中央部は飛行甲板の横幅も大きく、大変見ごたえがあります。艦橋脇のシーキングとホークアイのレイアウトも、実艦写真を参考にしました。

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船尾周りの様子。アレスティングワイヤーはキットに付属のテグスは使用せず、メタルラインに交換しました。

明日は主に追加レーダーの自作等を行う予定です。 一部、スポンソンや構造物などをプラ板自作する必要があるので、少し時間がかかるかもしれませんが、来週中にも完成画像を公開できればと考えていますのでご興味のございます方は是非ご覧くださいませ。



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1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』製作 その7

艦船模型製作代行のご依頼を受け、タミヤの1/350原子力航空母艦『CVN-65 エンタープライズ』を製作中です。

本日は、各スポンソンの取り付けおよび、飛行甲板の接着を行いました。

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一見、完成写真のようにも見えますが、レーダーやアンテナ、スクリューなどはまだ取り付けていません。特にレーダーは自作の必要な箇所ですので、まだもう少し時間がかかりそうです。艦載機は接着固定を予定しているので、お客様へのご確認も兼ねて、仮配置を行いました。

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本日行った作業は繋止眼環(パッドアイ)の塗り分け、ライフラクトとホーサーリールの設置、セーフティネットの取り付けです。飛行甲板は前回更新時より随分密度が増したように思います。

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各スポンソンへの手すりの取り付けも行いました。手すりパーツはゴールドメダル、ホワイトエンサインの両パーツにふんだんに含まれているので、残量を気にせずに取り付けることができました。

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右舷、艦橋下側の様子。エレベーターは前回更新時は仮付けで下がった状態でしたが、本日の作業でお客様のご希望通り、飛行甲板に上げた状態としました。

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エレベーター床面はゴールドメダルのエッチングパーツです。高価なパーツではありますが、グレーチング状になった床面がメリハリのあるモールドで再現されるので、個人的に大変気に入っています。

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艦載機の仮配置の様子。全52機の艦載機が並ぶ様は壮観ですね!まさにアメリカの国力の象徴という気がします。


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!
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