1/350 航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』完成

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の二作目として製作していた、トランペッターモデルの1/350航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』が無事に完成しました。

本日は完成写真をご紹介します。


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1/350空母『アドミラル・クズネツォフ』、左舷からの全景です。飛行甲板右舷中央部には巨大なアイランド(艦橋)があるため、飛行甲板の搭載機や作業車を見るには、このアングルがベストショットです。


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1/350空母『アドミラル・クズネツォフ』を右舷前方から見た様子。この角度で見ると、特徴的なスキージャンプが際立ちます。



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同じく左舷前方よりの全景。このキットは船体上部と船底のパーツが別々に成形され、バルバスバウも別パーツとなっているため、継ぎ目の美しく整えるのに苦労しました。


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右舷からの眺めは、ゴツゴツした艦橋の造形美が際立ちます。ゴールドメダルモデルズのエッチングパーツは、レーダー類のパーツが充実していたので、この部分は手の入れ甲斐がありました。その一方で、手すりパーツはゴールドメダルのエッチングのみでは必要数が足りなかったため、手持ちのストックパーツを使用してほぼ隙間なくカバーしました。


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左舷前方から作品全体を接写した様子。今回はディスプレイケースも全長約1メートルのものを特注し、台座も専用のものをご用意しました。


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左舷後部からの全景。搭載機の配置は、お客様のご希望で仮置きを繰り返してご納得の場所に接着固定しました。


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スキージャンプに向かう待機所ではジェットブラスとデフレクターを展開し、Su-33UBとSu-27kが主翼を展開してスタンバイしています。

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その後ろのアングルドデッキには、正式採用されることのなかった幻の早期警戒機、Yak-44が待機しています。この機体は、アメリカ海軍のE-2Cを改造して製作しました。その他、艦橋脇にはMiG-29kやVTOL戦闘機のYak-141が主翼をたたんだ状態で駐機しています。

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アングルドデッキ後部にも、バラエティあふれる機体群が待機しています。追加の艦載機キットや既存品からの改造により、実際にアドミラル・クズネツォフの飛行甲板上では見ることのできなかった華やかな飛行機群が再現されました。

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煙突が一体化した巨大な艦橋の様子。このような形状はロシア艦特有で、個人的には私の少年時代にソ連海軍の驚異として度々報道にも登場したキエフ級のイメージが強いです。

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艦橋後部からの様子。甲板作業車はキットには付属していないのでホワイトエンサインモデルズのパーツを使用しましたが、カラーリングも華やかで飛行甲板を鮮やかに彩ってくれました。

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右舷から見ると、艦橋が船体舷側部よりも大きく右舷側にせり出していることがわかります。複雑なレーダー類はもちろん、大量のライフラクトも無骨な構造美を引き立てるのに一役買ってくれています。

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1/350アドミラル・クズネツォフ製作は、私個人にとっても大変やりがいのある仕事となりました。昨年半ばにご依頼を頂いて以来、完成まで長らくお待ちいただいたにも関わらず、紳士的なご対応をいただきましたお客様には心より感謝を申し上げます。個人的にも、今回の製作を経験してロシア艦への興味が深りましたので、また今後も製作の機会があればと思っております。

長い製作記をご覧いただき、ありがとうございました。

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1/350 航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』製作中 その11

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の二作目として、トランペッターモデルの1/350航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』を製作しています。

本日は艦橋の製作を進めていました。艦橋が出来上がれば、船体に固定して飛行甲板外周のアンテナを取り付ければ完成ですので、いよいよラストスパートというところまで来ました。

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製作中の艦橋の様子。本日までにキットのパーツは全て取り付けを完了し、レーダーやアンテナなどを追加中です。レーダー類はゴールドメダルのエッチングパーツでも特にディティールが充実した部分ですので、時間をかけて丁寧に進めています。

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別角度から見た様子。艦橋にはアンテナ類も多く、手すりなどもまだ取り付けていないので、現状での進捗状況はまだ60%程度になります。

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艦載機の配置は、お客様から前回とはまた違ったパターンをご連絡いただきましたので、本日はそのプランに則って艦載機を再配置しました。

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具体的には、アングルドデッキ後部のミグの編隊の先頭がSu-33UBからSu-27Kに変わり、その関係で右舷後部のSuの組み合わせも変わりました。

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艦橋はこのあと、残ったアンテナ類と手すりを取り付けて完成です。明日中には船本体の方はほぼ確実に完成状態に持ち込めますので、あとは甲板作業車を塗装し、艦載機を接着すれば完全に完成です。 

長らく続いたアドミラル・クズネツォフ製作も佳境に近づいて参りましたが、最後まで心を込めて作業を続けて行こうと思います。

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1/350 航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』製作中 その10

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の二作目として、トランペッターモデルの1/350航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』を製作しています。

本日は船体周りの手すりや飛行甲板のセーフティネットなどのエッチングパーツの取り付けと舷側のマーキングが終わりましたので、ご紹介します。

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船首飛行甲板部のセーフティネットはスキージャンプ形状のデッキの角度も相まって模型映えのする部分です。

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手すりはゴールドメダルモデルズのエッチングパーツセットに付属の4段式手すりを舷側の通路や飛行甲板外周のキャットウォーク各部に配置しました。アンテナをまだ取り付けていないのは、破損防止のためです。

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舷側の艦番号と艦名表示の様子。キットのデカールのコンディションは大方良好でしたが、艦名表示のゴールドのマーキングのみ不良があったため、修正に苦労させられることになりました。輸入キットだけに代品の請求も効かず、どうなることかと思いましたが、なんとか無事に表示させることができてホッとしました。

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昨日の艦載機の配置の際にはSU-33UBのサイズなどの問題でお客様のご希望通りバランスよく配置することができませんでしたので、本日は代案をお送りいただき、新プランでの配置を行いました。昨日の写真の配置との違いは、Yak-141×4機の場所にSu-27、Su-33を2機ずつ移動、スペースに余裕のなかったSu-33×3機の場所にYak-44とYak-141×2機を配置している点等です。また、アングルドデッキ後部のミグの編隊の先頭にSu-33を配置したことで、両機種のサイズの違いが目に付く配置となりました。

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少し引いたアングルでの飛行甲板の様子。機種、機数ともに充実したアドミラル・クズネツォフの飛行甲板は空母のあるべき姿を語りかけて来るような気がします。

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これで船体の製作はほぼ完了しましたので、次回の更新では艦橋周りの製作を進めて参ります。



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1/350 航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』製作中 その9

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の二作目として、トランペッターモデルの1/350航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』を製作しています。

本日までに船体の武装類とライフラクトの取り付けが終わりました。艦載機を飛行甲板上に仮置きした様子も撮影しましたので、その様子も一緒にご紹介します。

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1/350空母アドミラル・クズネツォフの船尾からの全体像です。前回の写真とあまり変わっていないように見えますが、アンテナ以外の船体用のプラパーツはほぼ全て取り付けを完了しました。

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左側の写真の船首よりに搭載されている兵装はロシア版CIWSとも言うべき、CADS-N-1『コールチク』です。機関砲以外に対空ミサイルも装備できる複合型の火器で、対空射撃の他、水上目標への攻撃も可能な万能兵器です。その後ろに見える丸い蓋状のものは、高射ミサイル複合体「キンジャール」(SA-N-9)の垂直発射機です。正確には『航空母艦』ではなく、『重航空巡洋艦』と分類されるアドミラル・クズネツォフは、西側諸国の空母と比較してかなり重武装な点が特徴的です。

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飛行甲板船尾付近の様子。最も船尾寄りに配置されている砲塔は30mm機関砲AK-630M、その手前にあるのは10連装対潜ロケット発射機です。

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艦橋周りも少し作業を進め、構造物側面の通路などを追加しました。アドミラル・クズネツォフの艦橋周りは外舷色のグレーと水平面のブラウンのコントラストが美しい場所です。これらの通路に手すりやラッタル、エッチングのレーダー等を取り付ければきっと模型映えがするはずですので、個人的にも今後の進展を楽しみにしています。

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お客様からのご提案を受け、ご希望の位置に艦載機を仮置きしてみました。キットのSu-33UBのサイズが少し大きいのか?左舷のアングルドデッキ後部に置かれた3機の配置のみ、飛行甲板上のマーキングから少しズレてしまいましたが、その他はほぼ所定の位置に収まりました。

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艦載機の配置を更にアップで見た様子。甲板作業車はまだ下地状態ですが、今後の作業で赤や緑などのカラフルな色合いで仕上がる予定です。

明日は飛行甲板外周のセーフティネットや手すり、ラッタルなどを配置し、船体側のディティールも充実させる予定です。



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1/350 航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』製作中 その8

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の二作目として、トランペッターモデルの1/350航空母艦『アドミラル・クズネツォフ』を製作しています。

本日までに飛行甲板のマーキングが完了し、ジェットブラストディフレクターやエレベーターの取り付けが完了しましたので、ご紹介します。

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1/350空母アドミラル・クズネツォフ。左舷前方からの全景。飛行甲板上に表示類が追加されたことで徐々にロシア空母特有のカラフルなイメージが出来上がってきました。米海軍空母の精悍さとはまた違った暖かみのある配色がとても魅力的です。

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後部からの様子。艦橋は巨大な煙突が一体化した縦長のもので、この角度からは特徴的なスキージャンプ式飛行甲板の角度のつき方も良くわかります。

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船首及び船尾から見た艦の全景です。私の場合、空母モデルの白線表示等を仕上げる際には必ずこのような角度で直線が出ているかをチェックするようにしています。アドミラル・クズネツォフの飛行甲板表示は様々な色のラインがひしめき合った複雑な表示パターンを持っているため、各表示類の向きや配置などには特に気を使いました。

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遠めに見ればもう随分工程も進んでいるように見えますが、アンテナや兵装類の取り付けが終わっていないため、細部はまだ若干大味な印象です。エッチングによるディティールアップも待っているので、今後の作業で徐々に精密感を演出できると思います。

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こうして見ると、ロシア空母は本当に賑やかな塗り分けをしていますね。飛行甲板上に艦載機が乗れば、更に見栄えがすることと思いますので、個人的にも完成が楽しみです。

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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

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