奈良模型愛好会 春展2018レポート その9(最終回)

『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートは、今回が最終回となります。

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まずは、裏表さんが製作された『スバル360』です。『てんとう虫』の愛称で親しまれたこの車種は、今回のテーマ『いきもの』にもぴったりな素材です。スバル360といえば、1/24ではハセガワキットがおなじみですが、このご作品はアリイ(現マイクロエース)の1/32『オーナーズクラブ』シリーズのキットを製作されたもので、1958年の仕様となっています。

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続いても1/32の『スズキ ハスラー』で、じゅあさんのご作品です。キットはアオシマ製のもので、同社が得意とするプリペイントモデルで(難易度の高いキャンディピンクメタリックの)塗装もいらず、さらにはスナップキットとして手軽に組み立てられるように工夫されています。また、ピラーやウインドウ回り、ホイールの細部などは付属のシールを貼ることで、更にシャープな仕上がりが楽しめます。

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続いては、ハスラーとは逆に、玄人向けのコンバージョンキットの完成品です。この1/24『アバルト A124スパイダー』は、SMCとクアトロポルテさんのプロジェクト第一弾として製品化されたもので、タミヤの1/24『マツダ ロードスター MX-5』のシャシーに、レジン成形の内外装やホイールなどをトレードしてA124スパイダーに仕上げるという、(ほぼ実車に即した)組み合わせで、A124の美しいフォルムを忠実に再現することが可能です。(アバルトのロゴは、『サソリ』でもありますので、今回の展示会テーマにもちょうどよい車種選択でした)

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そしてこちらは、実車でも模型でも『アバルト A124スパイダー』のベースとなっている『マツダ ロードスター MX5』です。ロードスターの4代目のND型をタミヤがモデル化したもので、JOKERさんが製作されたこのご作品は、美しいソウルレッドクリスタルメタリックのカラーリングが再現されていました。なお、このキットには珍しい女性ドライバーのフィギュアが付属し、シャシー裏側にはロードスターの伝統である パワー・プラント・フレーム も再現されるなど、とても魅力的な構成になっています。

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今回の展示会テーマは『いきもの』ということで、もちろん『跳ね馬』のロゴマークを誇るフェラーリも忘れることはできません。1/24の『フェラーリF40』は、国内ではタミヤやフジミ、海外ではイタレリやプロターなどから多くのバリエーションが発売されており、この車種の人気ぶりを実感することができます。このJOKERさんのご作品は、タミヤのストラダーレのキットを製作されたもので、エンジンやフレーム類の塗装も細かく行われ、リアフードの開閉ギミックや内部構造に凝った同キットの魅力を十二分に引き出されていました。

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こちらは、今回、私の唯一のカーモデル作品となった、タミヤ1/24『ポルシェ956 ケンウッド』(クレーマーポルシェ1984LEMANS) です。ちなみに意外な気もしますが、ポルシェのロゴマークにはシュトゥットガルト市の紋章である『馬』が含まれているので、今回のテーマにはちゃんと適合しています。実は私はグループCカーを製作したのは初めてなのですが、今回の製作でタミヤのCカーキットの魅力を知ったので、次は『ザウバーメルセデスC9』に挑戦しようかと考え、ただいまキットを探索中です。

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最後は、今回唯一のバイクモデルとなった、まっぴーさんのタミヤ1/12『テレフォニカ RC211V』です。私はバイクモデルは製作したことがないのですが、複雑な曲面にムラなくメタリックカラーが塗装され、デカールも一切破綻することなく仕上げられているところに技術の高さを実感させられました。バイクはカーモデルと違って、(ほぼ実車に則した構成であることから)完成後もあらゆるところが見えてしまうので、ごまかしの効かない難しさがありそうですね。今回の展示会では、奈良模型愛好会会員のモデラーの技術と工夫と情熱をたくさん拝見させていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして、その『奈良模型愛好会 展示会』ですが、この秋開催の『第11回展示会』のスケジュールが確定しましたので、以下にご紹介します。



■奈良模型愛好会 第11回展示会のご案内
┣ 日時:10月7日(日)11:00~20:00、10月8日(祝)10:00~16:30
┣ 開催場所 :奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル
┣ 交通 :近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分
┗ お問い合わせ先:奈良模型愛好会 村井 skyjamjp@ezweb.ne.jp




次回も模型を愛する皆さまとのご交流を、心より楽しみにしております。

長い展示会レポートをご覧いただき、まことにありがとうございました。


**業務連絡**

現在、製作の問い合わせのメールを非常に多くいただいておりますことから、返信の方が少々遅れております。
お待ちいただいているお客様には即答できず、まことに恐れ入りますが、明日20日中には全てのお問い合わせやお見積もりへの返信を完了しますので、もうしばしお待ちくださいませ。



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┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

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(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
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■奈良模型愛好会 第11回展示会のご案内
┣ 日時:10月7日(日)11:00~20:00、10月8日(祝)10:00~16:30
┣ 開催場所 :奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル
┣ 交通 :近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分
┗ お問い合わせ先:奈良模型愛好会 村井 skyjamjp@ezweb.ne.jp

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奈良模型愛好会 春展2018レポート その8

既に全国ニュースでも報じられてますように、本日は朝から近畿地方で強い地震がありました。

私はちょうど、朝、歯を磨いていたときだったのですが、高校時代に経験した阪神淡路の震災を思い出すような縦揺れが徐々に激しさを増していったのでかなり驚かされました。

結果、棚のものが落ちたりして、一時は工房も相当荒れ果ててしまったのですが、幸いにして、完成品の在庫商品や製作中のご依頼品、そして追い込み中の模型誌作例などがダメージを負うことはありませんでした。(←とはいえ、以前にプライベートで作ったガンプラのみが棚から落ちて、計3作品が全半壊してしまいました【苦笑】)

なお、本日は多くの皆さまに安否確認のご連絡をいただき、まことにありがとうございました。今後もまだ揺れが続く可能性があるので、引き続き気を引き締めて参りたいと思います。


前置きが長くなりましたが、本日も『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの続きをご紹介します。

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『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの最後は、カーモデルとバイクモデルのご紹介です。

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今回は展示会のテーマが『いきもの』ということで、動物のロゴなどをアイデンティティにしているメーカーの車が多数揃いました。このご作品は、ファイティングブルがトレードマークのスーパーカーメーカー、『ランボルギーニ』の『アヴェンタドール』です。1/24の『アヴェンタドール』は、アオシマとフジミから発売されていますが、こちらはフジミのキットをJOKERさんが製作されたものです。

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こちらは裏表さんのご作品で、同じくランボルギーニの『ランボルギーニ ムルシエラゴ LP670-4 スーパーヴェローチェ』。ちなみに、『ムルシエラゴ』とは『コウモリ』の意味をもつ車名でもあります。キットはバージョン違いでフジミからも発売されていますが、このご作品はアオシマのキットによるもので、『LP670』のグレード名の通り、670馬力を発揮する限定モデルを再現したものです。

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そしてこちらは、とみたけさんが製作された、ランボルギーニ『レヴェントン』です。『ムルシエラゴ』をベースに20台限定で販売されたモデルで、スタイリング的には『ムルシエラゴ』から『アヴェンタドール』に移行していくためのデザインスタディモデル的なコンセプトの車両でもあります。キットはフジミの製品で、(独特のメタリックカラーの効果もあって)見る角度によって色合いが異なって見える、たいへん魅力的な仕上げがなされていました。

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フルオープン状態で出展されていた、このランボルギーニ『ディアブロGTR』は、JOKERさんが製作されたもので、かつてサーキットで名をはせた『レイトンハウス』を思わせるパステルブルーに塗装されていました。固定式のヘッドライトにGTウイングというコンペティティブなスタイリングを持ちつつも、こういうポップなカラーリングが似合ってしまうあたり、この車のデザインセンスの高さを実感させられます。(キットは、アオシマのものです)

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ランボルギーニのキットと言えば、近年はアオシマとフジミの競作というイメージがありますが、このランボルギーニ『シルエット』は、すでに倒産したオオタキの製品を製作したものです。LSやクラウンモデルなどと同様に、古くからのカーモデルファンにはお馴染みのメーカーですが、現在のカーモデルとそん色のない完成度を実現するには、相当な苦労が予想されるキットでもあります。なお、製作はとみたけさんによるもので、実車への愛情が伝わるような丁寧かつ丹念な仕上げがなされていました。

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続いては、タミヤの『ジャガー XJ220』で、JOKERさんのご作品です。『イタリアスーパーカーGT選手権』や、『ル・マン24時間レース』にも参戦した車両で、私のような第二次スーパーカーブームを経験した世代には、たまらなく魅力的な存在です。当時のスーパーカーは運動性能に加えて、内外装のゴージャスさをウリにしつつありましたが、(このXJ220も同様に)タンの内装にワインレッドという色選択が、いかにもラグジュアリーな魅力を引き立てていました。

次回は、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの最終回となります。


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奈良模型愛好会 春展2018レポート その7

引き続き、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。

今回は、キャラクターモデルの2回目(最終回)になります。

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今回はSF艦船は比較的少なめでしたが、JOKERさんが、こちらの2作を出展されていました。写真左側は、ウルトラマンの『ウルトラホーク1号』で、バンダイのメカコレキットを製作したものです。一方の写真右側は、繊細なディテール表現で定評の、バンダイEXモデル1/1700『ホワイトベース』です。なお、このホワイトベースには、同一縮尺のガンダム、ガンキャノン、ガンタンクなども付属しており、格納庫内部も再現されるなど、ギミックに優れた内容が魅力です。

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写真左側は、グリマーマンさんによるバンダイ1/144『ズゴック改』です。河童をイメージした仕上げがなされており、左手のドリルのパーツは、トミーの『アイゼンⅠ号』のものを流用されていました。そして右奥のガンタンクはXネブラさんが製作された、バンダイの1/144キットで、黄色をメインとした塗装に加え、両肩の後ろから伸びた二本のクレーンが本格的な建設機械のイメージを演出していました。(クレーンは100円ショップで見つけたミニカーから流用したもので、頭部のモノアイは可動できるように仕上げているそうです)

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こちらは、1/24の『スコープドッグ』二体で、左側は『スコープドッグ・ターボカスタム(野望のルーツ版)』、そして右側は、とみたけさんの製作による、ウェーブ1/24『スコープドッグ レッドショルダー リーマン司令官機』です。どちらも製作者のこだわりがたっぷり詰まっていることが透けて見えるような存在感を放っており、台座に置かれた犬のフィギュアが物語るように、『スコープ【ドッグ】』というチョイスは今回の展示会のテーマにピッタリのものでした。

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この2体は、どちらも(今回、大量出展)のじゅりあさんのご作品で、バンダイの『フィギュアライズバスト(胸像プラモ)』シリーズの『ホシノ・フミナ』と、HGPGの1/144『プチッガイ (ミルクホワイト)』 です。無塗装にも関わらず、人物の健康的なイメージと、プチッガイのTOY的な温かい質感がばっちり表現されていることに驚かされます。

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こちらは、同じく帝国模型技廠さんの息子さんの、りゅうのすけさんが製作された、バンダイのスターウォーズシリーズで、1/144『Xウイング・ファイター(レジスタンスブルー中隊)』と、1/350『ミレニアム・ファルコン』、そして1/12『ストームトルーパー』です。どのキットも小粒ながらもリアリティと躍動感を感じさせる造形で、お子様でもリアルな作品を組み上げる楽しさを手軽に味わえます。また、スターウォーズメカの特徴でもある「込み入ったディテール」を忠実に再現した、繊細なモールドも非常に魅力的です。

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この2体は、バンダイのフィギュアライズコレクションの『ドラえもん』と『ドラミ』で、『ドラえもん』はJOKERさん、『ドラミ』はじゅりあさんが製作されました。猫型ロボットというだけあって、このキットはなんと内部メカ(「ペタリハンド」や「ウルトラ・スーパー・デラックス・コンピュータ」、更には噂の「原子ろ」まで!?)が再現されていることが特徴で、クリア外装に組み替えることで、完成後も内部メカがを楽しむことをできます。(私がこれを組むとしたら、のび太の部屋の机や本棚などをスクラッチして、ドラマ仕立てのジオラマにして楽しみたい気がします)

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キャラクターモデルの最後を飾るのは、おのちゃんさんの製作品で、なんとスケール1/1の『キツツキ』です。キットはもともとはエアフィックスの製品で、GSIクレオスから『野鳥シリーズ』と銘打って販売されていました。(キツツキのほかには『アオガラ』や『ヨーロッパウソ』、『コマドリ』や『フクロウ』なども発売されています) 1/1だけあって、この手のキットは実物に即したイメージ(ディフォルメゼロ?!)で塗装しないと不自然になりがちですが、実際に家で小鳥を買っている私が見ても唸るしかないほどに自然な仕上げがなされていました。私も動物のプラモデルを作ってみたい願望は昔からあるので、(ジュラシックワールド公開後にでも)タミヤの恐竜シリーズに挑戦したいと思っています。


**業務連絡**

戦艦『ニュージャージー』とイージス巡洋艦『タイコンデロガ』、空母『ルーズベルト』ご依頼の京都のTさま、仕様書の方が無事に届きました。お見積もりが完了しだいご連絡いたしますので、お待たせしまして恐れ入りますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。



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奈良模型愛好会 春展2018レポート その6

本日も、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。

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今回と次回は、キャラクターモデルのご紹介となります。最初にご紹介するのは、今回のテーマでもある『いきもの』にもマッチする、ガメラ……と、思いきや、製作者のグリマーマンさん特有のアレンジが加えられたオリジナル作品『怨念怪獣ゼンメン』です。ガメラの胴体前面に線路とトンネルが埋め込まれ、背中の甲羅にはNゲージ車両の前頭部が浮き出ています。廃車になった鉄道車両の怨念が伝わってくるような、前衛芸術的感性を感じさせる作品でした。

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続いては、ガンダムシリーズのモビルスーツですが、ガンプラではなく、どちらも『んどぱら屋』のレジンキットの完成品です。@kokushi_0625さんの製作によるもので、左側が1/144『高機動型ガルバルディβ』、右側が1/144『ガンダム TR-1 ハイゼンスレイ・ラー機』です。私はロボットもののレジンキットを製作したことはまだないのですが、装備が増えれば増えるほどに重量バランスも崩れがちで、自立させるの(と、運送中の破損を防ぐのが)が難しそうです。

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そして、こちらの写真の右側も@kokushi_0625さんによる1/144『ガンダム TR-1 ヘイズル・ラーⅡ』ですが、このご作品はレジンキットではなく、バンダイのプラキットを製作されたものです。一方、左側はJOKERさんの製作による、バンダイの1/144『Zガンダム』です。Zガンダムといえばトリコロールカラーがおなじみですが、このご作品はホワイトとパープルの2色からなる3号機(ホワイトユニコーンカラー)のマーキングを再現したもので、(昭和のアニメメカとは思えないほどに)近代的かつハイセンスな魅力を放っていました。

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近代的センスを感じさせてくれるメカの次は、クラシカルなロボットということで、こちらもJOKERさんのご作品となる、バンダイの『マジンガーZ』(写真左)と、『グレートマジンガー(写真右)』です。古いキャラクターロボをリメイクする際には、ディテールやプロポーションを今風に改めるのは定番ですが、逆にあまり近代的にしすぎると原作のニュアンスを崩してしまう難しさがあり、設計者の方も苦心されるのではないか? と思います。そういう意味では、この2体のリメイクのバランスは素晴らしく、原作ファンにも安心のスタイリングを実現していました。

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こちらは、前回のレポートでもご紹介した、じゅりあさんのご作品で、今回の展示会のテーマ『いきもの』にも合致する、ニモとドリーです。キットはバンダイの『キャラクラフト』というシリーズのもので、色分けされたプラパーツをランナーから切り出し、組み立てるだけで手軽にニモの世界観を再現できる魅力的な製品です。また、ヒレや身体に稼働箇所が多く、表情も差し替えることができるので、製作者の思い思いの情景を再現できる楽しさもあります。

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こちらはコトブキヤのフレームアームズガールの『フレズヴェルク=アーテル』です。制作者のまっぴーさんは、普段はパーツ数の膨大なレジンキットを長時間かけて丁寧に仕上げることが多い方ですが、このキットは完全にプラモデルの形態で製品化されているものです。(←とはいえ、パーツ数が膨大なことには違いありません) タンポ印刷済みの顔や手などは差し替え可能でポーズも自由自在。そして装備品のバリエーションの多さやパーツ精度の高さなど、近年のプラモデルの進化のすさまじさを実感せずにはいられません。

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奈良模型愛好会 春展2018レポート その5

本日も引き続き、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。


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今回は、AFVモデルのご紹介です。この写真は、帝国模型技廠さんが製作された、旧西ドイツ陸軍の『ゲパルト自走対空砲』(ゲパルド対空戦車)です。キットはタミヤのものですが、車体の縦横比や細部のディテールに至るまで徹底的に手を入れて製作され、右奥に並んでいる素組の作品と比べると、どこがどのように加工されているかが、とてもよく理解できます。

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そしてこちらは、ZZニコニコさんが製作された、タミヤの1/48『キングタイガー』です。装甲表面のツィンメリットコーティングは、表面にパテを盛ったうえで、ローラー状のツールを押し付けて再現されたそうです。その際、そのままではツール側にパテが付着してしまうため、あらかじめメンタムなどでコーティングして行えば良いとのことでした。

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続いては、このところ、安定してAFVモデルの新作を連続して出展されている、Xネブラさんの、タミヤ1/35『パンター中戦車A型』です。強敵、ソビエトのT34戦車に対抗して生まれた傾斜面で構成される車体や複雑な配置の足まわりに加え、長砲身の75mm方がスタイリッシュな魅力を放ちます。(ドイツの車両は動物の名前が付くものが多いので、今回の展示会テーマ『いきもの』にはピッタリでした)

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こちらもXネブラさんのご作品となる、ドラゴンの1/35『Ⅳ号戦車J型』です。IV号戦車シリーズの最終型ではありますが、性能アップというよりは機構を簡略化したもので、、砲塔旋回用の補助エンジンを廃止している一方で、燃料タンクを増設することで長大な航続距離の確保を実現することができました。外観的には、砲塔を取り囲むように取り付けられた増加装甲板シュルツェンをはじめとした武骨なスタイリングが特徴で、洗練されたパンターとはまた異なる魅力を楽しめる作品に仕上げられていました。

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そしてこちらもXネブラさんのご作品となる、タミヤ1/35『ドイツ将校 乗馬セット』です。塗装はクレオスの薄茶色を肌に塗った以外は、主にタミヤアクリルによるもので、軍馬の手綱はキットの指定のプラ板ではなく、1mm幅に切り出したマスキングテープを塗装したものを両面貼り合わせて製作されたそうです。また、ベースは100円ショップで購入した草シート(?)とMDF板を合わせて作られたということでした。ちなみに今回の展示会では、動物そのものの作品としては、この『馬』のほかに『キツツキ』も出展されていました。

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こちらは、ガルパン関連のあんこうチームの作品群で、左側の『Ⅳ号戦車』はJOKERさんが、そして右側のフィギュア群は、帝国模型技廠さんの娘さんのじゅりあさんが製作されました。Ⅳ号戦車はタミヤの1/35で、フィギュアはバンダイの『ぷちゅあらいずシリーズ』のものです。一見、完成品のようにも見えるフィギュアですが、色分けされたランナーで構成されていて組み立てやすいだけでなく、表情も数種類から選べるという驚きのキットです。

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こちらも、じゅりあさんのご作品で、フジミの『ちび丸ミリタリーシリーズ』の『ティーガーⅠ』です。フジミのちび丸シリーズは艦船もどうですが、ディフォルメしつつもリアリティを失わない省略のセンスの良さを楽しませてくれます。ちなみに『ティーガーⅠ』は私も特に思い入れのある戦車ですので、腕を鍛えていつか納得のいく作品を一輌、作ってみたいと思っています。(今年のじゅりあさんの作品群は、父の英才教育(?)の影響が窺い知れるラインナップとなりました)


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!
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http://nabeck.web.fc2.com/

模型製作ご依頼はこちら(お気軽にお問い合わせください)
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http://nabeck.web.fc2.com/hg-mdf.htm

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