九州旅行記 その3 博多編中編

前回日記からの続きです。 本日は九州旅行記の3回目になります。

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リッチモンドホテルにチェックインを済ませたあとは、博多観光第二弾です。博多駅でもらった地図には所要時間ごとのウォーキング観光コースが記載されていたため、今回は違うコースをとってみることにしました。今回の目的地は、『博多町家ふるさと館』と、『はかた伝統工芸館』です。

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今回は先ほど訪れた聖福寺よりも、更に奥地へ入り込みつつ、歩道を進む、片道徒歩20分程度のコースになります。

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ここは、目的地の『ふるさと館』『伝統工芸館』に近い、『櫛田神社 http://members3.jcom.home.ne.jp/romantic-hakata/kushidajinja.htm』に到着しました。残念ながら社殿は工事中のため、美しい建築美を見ることはできませんでした。

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こちらが、『博多町家ふるさと館 http://www.hakatamachiya.com/』です。古い町家を改装した展示施設が3軒並び、博物館となった『展示棟』、町家の構造をそのまま残した『町家棟』、そしてお土産物店となる『みやげ処』と、それぞれ違った施設に仕上げられています。

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展示棟では、貿易港として発展してきた博多の歴史が年表で紹介され、音声案内や模型なども活用した、「見て、聞いて学べる展示」が行われていました。

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レトロな昔の電話機は、唯の展示品ではありません。受話器から博多の歴史の解説を聞くことができます。しかも、音声は当時の電話の音質をそのまま再現したかのような雑音入りの聞き取りにくいもので、この音質だと、きっと送話器に対して相当大声で叫ばないと聞き取れないだろうな、と想像させられました。(実際、映画でも「もしもし!?もしもしっ!?えぇー!?聞こえないんだけど!!」ってシーンがありますしね)

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博多祇園山笠の様子を再現した模型。いったいフィギュアが何体いるのでしょう??見る方も大変ですが、作る方はもっと大変だったと思います。ひとりひとり表情が違っていて、祭りの興奮が伝わってくるような楽しい情景でした。

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こちらは、明治~大正期の街並を再現した模型です。古い博多の紹介コーナーは、模型だけでなく、明治期と今の博多の景色を同じ地点で撮影した写真が並べて展示されるなど、新旧の博多の魅力を見比べる楽しみもありました。

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こちらは、お祭りの余興として人気のあった「のぞきからくり」です。望遠鏡のレンズのような小さい穴を覗くと、内部はまるで舞台演劇のような動きのある情景が展開されています。

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二階は展示品の陳列コーナーがメインです。ここは、企画展の展示コーナーです。ほかには明治期の民家の台所を再現したコーナーなどもあり、絵付けなどの伝統工芸の実演も行われていました。

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こちらは町家棟の様子。私たちが入ったときは、ちょうど博多織の実演が終わったところで、伝統工芸職人のお姉さんもリラックスしていました。

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ボランティアガイドのご婦人も間もなく帰宅されるところでしたが、「奈良から来ました」というと、「それはボランティア魂が揺さぶられますね!」と、素敵なリアクションをいただき(恐らく、他の観光地から来たというところでライバル心を煽ったのかと)、NHK大河ドラマにも登場する品が博物館で公開されていることなど、色々な情報をいただくことができました。

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町家棟は、展示施設ではあるのですが、基本的には町家の作りをそのまま残しているため、昔の博多の生活をそのまま体験することができます。館内には昔からのおもちゃとして、けん玉やお手玉、メンコなどが置かれ、自由に遊べるようになっていました。ちなみに妻はけん玉の達人で、色々な技を披露してくれました。 博多の町家は、京都の町家よりも裏庭が広く、天井が高い印象でした。

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三軒目の「みやげ処」は、その名のとおり、お土産屋さんです。ここで妻は絹100%の博多織の献上柄ポーチを購入し、私は櫛田神社をモチーフにした切り絵柄のポストカードを購入しました。

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次に訪れたのは、『はかた伝統工芸館 http://hakata-dentou-kougeikan.jp/』です。『ふるさと館』から徒歩1~2分程度の距離にあり、ハシゴするのが基本の施設のようです。 残念ながら、館内は写真撮影禁止ということで、一切の写真は撮影できませんでしたが、展示内容は博多織り、博多人形をはじめ、博多張子、マルティグラスなど、驚く程の技術と想いのこもった美しい作品をお腹いっぱい堪能させていただきました。館内は作品展示の他に、実際に製作している様子を動画で紹介したり、普段、物作りに接することの少ない人にもわかりやすい解説がなされています。

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こちらは唯一撮影OKだった、博多人形の福の神。見ているだけで幸せになれるような力を持った素晴らしい作品です。今回の旅行において、ここで味わった感動は本当に言葉にできないくらいなので、博多に訪れた方は、ぜひ伝統工芸館に足をお運びください。 私はここで、技術があるとかないとか、上手いとか下手とかいう次元を超越したものを見せられました。長い年月をかけ、多くの創意工夫によって生まれてきた技術を、「作品を作り、伝統を守るために生まれた来た人たち」が受け継ぎ、現代に伝えてくれるーー文章力のないため、それ以上の表現は思いつきませんでした。「この、伝統工芸館がもっと近かったら、仕事で行き詰まった時にインスピレーションをもらいに来るのにな!」と、思いつつ、館をあとにしました。

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この日はこのあと、妻の小説仲間とのオフ会が待っているので、一旦ホテルに帰りました。この時点ではまだ外は明るいですが、待ち合わせの夕方七時半にはもうあたりは暗くなっているはずです。

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ここで、妻は化粧直しをし、私は昼寝(夕寝?)をしました。今回お会いしたのは、妻と同じく、小説投稿サイトの「小説家になろう http://syosetu.com/」で活動されている、『つるけいこ http://mypage.syosetu.com/169545/』さんです。

つるけいこさんの代表作は、心躍る冒険活劇『aiolos (アイオロス) http://ncode.syosetu.com/n9070v/ 』です。 この作品は実は原作は本人による漫画作品で、オフ会ではまさかの手書き漫画も見せていただくことができました。ですので、小説版は、本人によるノベライズ版ということになりますね。

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七時半に博多駅で待ち合わせということで、10分ほど前に駅に行き、つるけいこさんを待ちます。つるけいこさんは熊本在住の学生さんで、実習中の忙しい時期にも関わらず、わざわざ博多まで駆けつけてくださいました。20代女子同士のオフ会に私のようなオッサンが紛れてもいいものかな?と、若干不安になりつつも、無事に合流を果たすことができました。 つるけいこさんに夕食を予約していただいていたお店の時間までにはまだ余裕があるので、まずは地下街のマクドナルドでお茶をしばき飲み、お店に移動します。

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夕食は、つるけいこさんのオススメで、博多名物、水だきの名店『華味鳥 http://www.hanamidori.net/』でいただきました。

初めての料理に初めての対面ということで、何かと緊張しがちだったのですが、こういうときに一番年上の頼もしさを見せることができず、(特につるけいこさんには)大変申し訳なかったです。つるけいこさんは、あらかじめ私のサイトを見たり、実名検索をかけるなど、詳細な情報を入手されていたそうで、むしろ私のほうが気を使われてしまい、恐縮してしまいました(笑)

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つるけいこさんは終電を予約しておられたため、時間いっぱいまで、妻と小説の話題などをゆっくりお話することができました。趣味の合う仲間同士の会話ははたから聞いているだけでも楽しいものですね。私も趣味仲間の存在のありがたさが客観的に見れて、実りのあるオフ会となりました。

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ホテルに戻ったのは、夜11時半頃でしょうか?この日は朝も早かったのでそれなりにハードでしたが、それだけに見るのも話すのもボリュームたっぷりで充実した一日でした。翌日は博多観光の後編となり、その後はいよいよ別府に移動になります。(続く)

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九州旅行記 その2 博多編前編

前回日記からの続きです。 本日は九州旅行記の2回目になります。

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夜行フェリーの旅は、朝起きると別の場所にいる事が大きな楽しみです。別府港到着は、時刻表通りのスケジュールだと、午前6時55分ということで、目覚まし時計は午前5時45分にセットしました。写真は午前6時頃の前方展望です。(左上の方に、少し九州の街並みが見えていますね)

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妻が身支度をしている間、急いでデッキに上がってみました。天気は薄曇りですが、心配された雨もなく、これからの旅もまずは一安心です。

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そして、いよいよ別府港に着岸。海を越えての旅のロマンは格別ですね。朝から随分テンションが上がってしまいました。

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船室の窓から見える歓迎の文字も、思わず眩しく見えます。

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別府港の桟橋は、車両甲板に繋がるため、行きのATC港よりワンフロア降りての下船となりました。桟橋の内壁は竹垣をイメージした仕上げで、早くも温泉郷の情緒を楽しませてくれます。

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しかし今回は別府より先に博多を観光予定なので、まずはバスで別府駅まで移動し、特急で博多まで移動するルートをとりました。写真左は路線バスの車内の様子。右側は、別府滞在時に宿泊予定の「ホテル清風 http://beppu-seifu.jp/」です。この時点で後の宿泊予定地が分かっていると、安心感がありますね。

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路線バスに揺られること、15分程度で別府駅に到着。まだお店などは空いてないので、とりあえずロッテリアでミントのシェーキを飲みつつ、一息つきました。

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別府駅の構内の様子。観光地が多いため、バスの種類と本数は充実していますが、新幹線は来ていないため、比較的地方駅の雰囲気を残した、温かな雰囲気の駅です。

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駅前の様子。もうこれは完全に「昭和レトロ」という雰囲気で、古き良き温泉の旅に憧れる身としてはたまりません。

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当初は別府駅での朝食も検討していたのですが、別府観光は4日目がメインとなるため、早めに博多を見ようということになりました。売店で朝食を買い、7時22分の博多行きソニック10号に乗車し、一路、博多駅を目指します。

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車窓の様子と、売店で購入した朝食の『吉野鶏めし http://www.torimesi.jp/』。 吉野鶏めしは、もともと、行事の際に、各々の家庭などで収穫されたごぼうやお米、鶏をそれぞれが持ち寄ってその場で炊いて食べていたものが、家庭料理として普及したものだそうで、鶏の出汁が効いたご飯の美味しさを存分に味わうことができました。昨夜に引き続き、2食連続のおにぎりですが、それぞれ特色があるので飽きることはありませんでした。 特急「ソニック」の乗車時間は二時間半ほどとなり、ゆっくりとした移動の贅沢を楽しむことができました。

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特急『ソニック』の車内の様子。 「●ッキー」の耳のようなヘッドレストが何とも特徴的です。JR九州の車両はデザインも乗り心地もとても良く、大変気に入りました。西日本は私鉄特急が幅を利かせているので、JRの在来特急に長時間乗る機会は少なく、貴重な体験となりました。 『ソニック』の運行上の特徴としては、中間地点の小倉駅で進行方向が変わることで、その際には車掌さんの案内を受け、乗客同士が協力し合って座席の向きを変更します。 コミュ力の高い九州人ならではの取り組みですね。

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そして、博多駅に無事到着。博多駅は別府駅より数段都会で、観光地とオフィス街が併設された、おしゃれで賑やかな町並みでした。駅には東急ハンズをはじめ、大型の商業施設が複数併設されているので、何をするにしてもとりあえず退屈することはありません。

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ホテルのチェックインは早めの午後2時にて予約していたのですが、到着は10時頃ということで、とりあえず荷物をロッカーに預けて、徒歩で回れる範囲を観光してみることにしました。観光案内所で「所要時間内で観光できる場所にはどのようなところがあるか」と訪ねてみたところ、徒歩圏内の観光スポットの説明と、地図を渡してもらうことができました。 蒙古襲来の「文永の役」の戦場となった東公園がゴールでしたが、日差しが強くなっていたことと、体力の温存を考えて中間地点の『聖福寺』を目指して出発です。

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博多の街は駅前はかなりの都会ですが、ひとつ路地を逸れると、古き良き田舎の街並みにさしかかります。ラーメン店などが並ぶ細い路地を抜けると、博多観光のウェルカムゲートでもある、博多千年門(写真左)があり、更にもう少し進んだところに『聖福寺  http://www.shofukuji.or.jp/』があります。

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時間はそろそろ午後になろうとしており、日差しもかなり強くなっていましたが、境内はお寺独特の涼しさがあり、色鮮やかな紫陽花が長旅の疲れを癒してくれました。

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そして、やたらと人馴れした猫たち。私はあまり動物慣れしている方ではないのですが、撫でたり抱っこしたりしても嫌がるどころか、むしろ次々と仲間をよんでくるというような状況。特に、左側写真の左下の白猫のなんとも言えない悟りを開いたかのような表情にすっかり癒されました。

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お寺で花と猫に癒されたあとは、駅前に戻ってバスターミナル上8階のレストラン街にある『旬魚旬菜 夢花 http://www.hotpepper.jp/strJ000054398/』にて昼食をとりました。写真左側が妻の頼んだ「お刺身定食」、右側が私の頼んだ「焼き鯖定食」です。このレストラン街はお求めやすさとボリュームを両立しているため、お店選びには嬉しい悲鳴でした。結果的に選んだ夢花さんは大当たりで、今回の旅も幸先の良いものとなりました。

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食事が終わると、いよいよチェックインの時間が近いので、急ぎホテルに移動します。今回、博多で宿泊したのは、『リッチモンドホテル博多駅前 http://www.richmondhotel.jp/hakata/』です。 写真の右側に写っている窓は和食屋さんの「いねや」で、リッチモンドホテルの一部になります。 おしゃれなオフィス街のシティホテルという印象ですね。

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ロビーと洋室の様子。とても清潔感のあるホテルで、アメニティグッズも大変行き届いています。価格的にもお手頃ですので、今後の旅にもぜひリッチモンドホテルを活用したいと思いました。

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窓からは、オフィス街の展望が楽しめます。このあと、改めて博多観光第二弾を行うのですが、その様子と、夕方から夜にかけて行われたオフ会の様子は、次回の更新時にご紹介しますので、ぜひご覧くださいませ。(続く)



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九州旅行記 その1 大阪出発編

本日からはしばらく模型と関係のない日記が続きます。

平成26年6月、3年ぶりに九州を訪れたので、そのレポートを順を追ってご紹介しようと思います。

九州旅行や温泉、船旅にご興味をお持ちの方にご覧いただけましたら幸いです。

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事の発端は昨年の12月の「さんふらわあ クリスマスクルーズ」に参加した時のことです。参加者全員が参加できる抽選会で、まさかの一等賞を獲得し、大阪⇔別府航路のデラックスルーム乗船券(ペアチケット)を当てたことから、(使用期限内の)6月下旬に九州旅行を行おうという計画が持ち上がりました。 (その時のブログ記事です →http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-344.html

お客様には大変ご不便をおかけしまして申し訳ないのですが、今回はこの旅のために平日の臨時休業をいただきまして、夫婦で新婚旅行以来の4泊5日(現地滞在3日)の長旅に出発。別府~博多にかけて、観光と温泉を存分に楽しむ旅を行うことができました。 

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別府航路の「さんふらわあ」は、大阪南港ATC港からの出港となるため、奈良からのアクセスは、近鉄線(近畿日本鉄道)で生駒駅まで行き、地下鉄大阪市営地下鉄中央線でコスモスクエア駅を目指すコースになります。コスモスクエアからは新交通システム(「ゆりかもめ」のように専用軌条を自動運転するAGT)の「ニュートラム」で、トレードセンター前駅まで行き、ATC港に入ります。写真は、「ニュートラム」からの先頭展望で、自動運転のため、運転士がいない様子がわかります。

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同じく、ニュートラムからの展望。遠くに見える赤い鉄橋は、『港大橋』です。トラス橋としての中央径間は510mあり、日本で最長となります。大阪港には咲洲庁舎など、巨大な建築物が多いですが、この港大橋も大阪の港の景色を象徴する巨大建築物のひとつです。

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今回、別府まで乗船した船は、「さんふらわあ あいぼり」です。関西汽船の名船「あいぼり丸」の名を受けいだ長距離フェリーで、クリスマスクルーズで乗船した「さんふらわあ こばると」とは、姉妹船になります。ちなみにATCとは、大阪南港の巨大イベント・ショッピングモールのことで、「アジア太平洋トレードセンター http://www.atc-co.com/」の略称になります。大阪港の『さんふらわあ』乗り場は、「ATC乗り場」と「かもめフェリーターミナル」がありますが、今回の別府行きの航路は、このATCに隣接した乗り場になります。(フェリーさんふらわあ http://www.ferry-sunflower.co.jp/

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往復の乗船日は既に電話で予約を済ませてあったので、クリスマスクルーズの時に頂いた目録を渡して乗船券を発行してもらい、出港の30分ほど前に念願の別府航路便への乗船を果たしました。

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さんふらわあの桟橋には、『くれない丸 http://nabeck.web.fc2.com/jmkurenai.htm』『に志き丸 http://nabeck.web.fc2.com/nishikimaru.htm』をはじめとした、別府航路華やかなりし時代の名船の写真が所狭しと飾られていました。他にも、別府をはじめ、大分の観光名所写真や、往年の船旅の様子などの写真パネルが並べられ、旅への期待もより一層膨らみます。

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桟橋と舷側にあるわずかな隙間から船首方向を撮影。大阪の乗り場は受付のあるBデッキからのアクセスとなるため、かなり高い位置からの乗船となります。(ちなみに別府港からの乗船は、ワンフロア低い車両甲板からのアクセスとなります)

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「さんふらわあ あいぼり」 パブリックスペースの様子。姉妹船だけあって、内装はほぼ「さんふらわあ こばると」と同じで、目隠しされた状態で乗せられて、中で「さぁ!どっちだ!?」と聞かれたら、どちらか区別がつかないほどそっくりです。高級感はそれほどではありませんが、必要にして充分な広さを持つカジュアルなフェリーという印象がありますね。

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こちらは今回の乗船券で使用可能な「デラックスルーム」です。部屋番号は「001」で、右舷側最前部の角部屋となりました。ベッドはツインでバス、トイレ付き。清潔感があり、ホテルの一室がそのまま移動しているようなものですので、夜行バスなどと比べて移動の疲労感が少ないのが嬉しいです。

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デラックスルームの裏側は、船首側の密閉型プロムナードになっています。窓もあって船首側の展望も楽しめる場所ですが、ここには私が大好きなモデルアート社出版「日本の客船」シリーズの『に志き丸 http://www.modelart-shop.jp/?pid=21261531』の広告が貼られていました。客船関係の著作で大変著名な西村慶明様が書かれた本で、私が今、大変お世話になっている、艦船模型スペシャルのM編集長が編集された本でもあります。

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部屋を一旦出て、デッキに出たところで、いよいよ「さんふらわあ あいぼり」の出港となりました。左右両舷に一基ずつ設けられたファンネル(煙突)が煙を吹き出し、旅立ちへの期待感が高まります。

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晩御飯は、売店で買ったおにぎりです。翌日以降、九州では存分にグルメを楽しむ予定なのと、明日からの旅に備えて早めに就寝することから、この日の夜は小食に抑えました。


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デッキから船尾を見た様子。大阪がだんだん離れていきます。いよいよ九州へ向けての船出です!長距離フェリーの出港時はデッキにいると、ものすごい轟音と振動に襲われますが、この「巨大な船が持つハンパないエネルギー感」は一旦味わうと病みつきになってしまいます。

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徐々に日も傾き、船旅の情緒も最高潮に達しました。

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船内ロビーの様子。自販機やマッサージチェアなどが備わり、乗客たちの憩いの場となっています。ここは自由席なので、大部屋の方などがくつろぐのにも適した場所で、乗船中、どの時間帯にも大変賑わっていました。

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日が完全に暮れた頃、「さんふらわあ あいぼり」は、神戸港の前を通過しました。美しい夜景の中心に写っているのは「神戸ポートタワー http://www.kobe-meriken.or.jp/port-tower/」で、結婚式以来、いつも神戸港で利用しているレストランクルーズ船「ルミナス神戸2 http://www.luminouskobe.co.jp/」が停泊する「メリケンパークオリエンタルホテル」のシルエットも、その右側にはっきりと見ることができます。

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そして、神戸クルーズと同じく、『明石海峡大橋 http://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/bridge.html』の真下を通過。美しい夜景を眺めていたい気持ちに襲われましたが、はやる気持ちをぐっと抑え、この日は大浴場に入浴した後、夜10時頃には就寝となりました。

目が覚めれば、いよいよ別府港です。   (続く)


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復路の船上にて

本日は旅行最終日ということで、船上からの更新です。

本日は別府観光を予定していた日ですが、具体的に何をするかについては決めていなかったので、現地で温泉ガイド本を購入し、別府名物の砂湯と、別府よりすこし山手に入ったところにある、明礬温泉をはしごする一日となりました。



砂湯は文字通り、砂に埋もれて温泉の熱と成分を味わうもので、明礬温泉は高台にあるため、素晴らしい絶景も楽しめました。




帰りは別府観光港からフェリーに乗り、ただいま大阪へむけて航行中です。




明日は朝から通常業務開始なので、今夜は早めに休んで、月末月始の仕事に備えようと思います。
旅行の詳細日記は、明日夜に体力と精神力に余裕があれば、早速連載開始予定なので、九州旅行にご興味のございます方は、ご覧くださいませ。


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別府にて

本日も、旅先からの更新です。

本日は朝はホテルでゆっくりと過ごし、焼き魚の朝食をとって10時過ぎにチェックアウト。

昼食は以前から九州の屈指のレストランクルーズ船として大変興味を持っていた『マリエラ』で、コース料理を戴きました。




心配された天気は、博多湾クルージングの時点で最高で、美しい晴天の中、美しい九州の海を満喫することができました。

博多湾クルージングのあと、博多駅近隣でショッピングを楽しんだのち、JRの特急『ソニック』で別府へ戻り、温泉旅館にチェックインしました。




悪天候の中のチェックインでしたが、別府温泉と美味しい食事で九州旅最後の宿を満喫しております。




旅は、明日夜の船便で関西方面に帰り、無事終了となりますので、また帰宅のあとに、旅の様子を詳細なレポートでご紹介しようと思います。

しばらく模型と関係ない日記が続きますが、九州旅行にご興味のございます方は、ぜひご覧くださいませ。



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博多にて

今日は旅先からの更新です。

昨年末に、さんふらわあの抽選会で当てた乗船券で九州に来ました。





これまで、1/700キットを製作した、『に志き丸』『くれない丸』でお馴染みの別府航路に初めて乗船することができて、楽しい体験でした。




別府上陸後は、在来線の特急『ソニック』で博多駅へ移動し、徒歩県内を6時間ほど観光し、夕食は妻の小説仲間とのオフ会も兼ねて、水炊きディナーを楽しみました。







明日は博多湾観光の後、別府へ移動の予定です。

旅の様子はまた改めて記事にしますので、船旅や九州旅行にご興味のございます方は、ぜひご覧くださいませ。


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youtube動画に艦船模型作品と楽曲提供のお知らせ

本日の更新は、ちょっと変わり種の記事になります。

先日、アマチュア小説家の妻が動画ソフトを使って自分の小説のPVを作ったので、ご紹介します。

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動画内に数カット登場する艦船模型と軍港のジオラマに、私の作品を使ってもらった他、テーマ曲にも私が学生時代に作曲したオリジナル曲を採用してもらいました。



妻は初めて動画ソフトを使ったということですが、世界観と映像、音楽がとてもよくマッチしていて驚きました。 

小説本文は、アマチュア小説投稿サイトの『小説家になろう』に掲載されておりますので、ご興味のございます方は是非ご覧くださいませ。→ 掲載アドレス http://ncode.syosetu.com/n7404bs/ 

動画をきっかけに、多くの読者に恵まれればと思います。



なお、週明け23~25日は大変勝手で申し訳ございませんが、当工房は私用により臨時休業となります。

昨年12月に入手した乗船目録(http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-344.html)を使用して日曜の夜からフェリーで九州旅行に行ってくる予定なのですが、締め切りが近いタイミングでの平日休みを実現させるのは簡単ではなく、この土日は全力で仕事を進めております(笑)

旅のレポートも帰宅の後に掲載していく予定ですので、船旅にご興味のございます方はご覧くださいませ。


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平成26年 航空自衛隊奈良基地祭を見学


前回のクルージングレポートに引き続いて、本日もお出かけ関係の記事になります。

少々前のことなのですが、今月7日には航空自衛隊奈良基地(幹部候補生学校)において、恒例の『奈良基地祭』が開催されたので、行ってまいりました。

昨年は妻が女子会を招集(高校時代の友人を連れてきた)したため、朝早くに行われる観閲行進を見学するために早めに行ったのですが、今年は展示飛行をメインをメインに見学することにしていたので、ゆっくりめの出発となりました。

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航空自衛隊奈良基地は、私の実家から徒歩で15分くらいの距離にあるので、以前はとても身近な場所だったのですが、現在は近鉄電車でふた駅の距離に住んでいるため、鉄道を利用してアクセスしました。写真の車両は、近鉄100周年記念塗装が施された車両で、近鉄奈良線でたまに遭遇することがある珍しい車両です。

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今回も昨年同様、車関係の友人のムラシマムラさんと一緒の奈良基地訪問ということで、駅で合流し、タクシーで現地に向かいました。最寄駅の大和西大寺駅のタクシー乗り場は大変な混雑でしたが、目的地までの目安料金が記載されるなど、気の利いた配慮が施されているところに感心しました。

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現地に到着したところで、奈良模型愛好会のインパルスさんと合流ししました。 時間的には一回目の展示飛行が行われる時間帯でしたが、悪天候のため、敢え無く中止になってしまいました。しかし、この時点では午後からの展示飛行はまだ望みがあるだろうということで、露店巡りや昼食をとりつつ、様子を見ることにしました。

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しかしここでまた新たな悲劇が起きました。なんと、午後からの展示飛行も全て中止のアナウンスです。奈良市上空は晴れ間が広がっていましたが、飛行ルートに悪天候の場所があるということで、残念ながら今年は飛行中の自衛隊機の勇姿を見ることは叶いませんでした。 しかし、その代わりなのか?運動場では若い隊員さんが子供と一緒にゴム動力の飛行機で一緒に遊んであえげるなど、微笑ましい交流会が行われていました。

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展示飛行は残念ながら見られませんでしたが、基地内では講演会や演奏会など、いろいろなイベントが行われていた他、装備品の展示も積極的に行われていたので、普段、写真や映像でしかあまり見る機会のない貴重な装備品の数々を、間近に見ることができました。この車両は、軽装甲機動車で、航空自衛隊では基地警備等でも使用されているものです。

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写真上側は軽装甲機動車の車内です。エアコンも完備されていて戦闘車両としては比較的快適かもしれません。一度、運転してみたいものですね。(隊員さんに車両の価格を聞いてみたところ、2500万円程度と聞いているというお話でした) 画像下側は、いすゞの大型ボンネットトラックで、全国的に見ても極めて稼働時間の長い現役車両だそうです。

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基地内には、各時代を代表する名機が静態保存されています。保存状態はまちまちで、エンジンなども取り外されていますが、清掃などはきっちり行き届いているため、実機の迫力を間近で楽しむことが可能です。この写真の機体はロッキードF80シューティングスターを練習用にに改造した機体、T33です

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この細長い機体はロッキードF104スターファイターです。ロケットのような極端な円錐形がスピード感を感じさせてくれますね。左翼のあたりに、ムラシマムラさんがインパルスさん機体解説に熱心に聞き入っている様子も写っています。

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こちらはF-86Dセイバードッグ。後ろからの写真なのでわかりにくいですが、「ドッグ」というだけあって、犬のような可愛い顔をした機体です。

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こちらがその「犬の顔」側です。のほかにはレシプロ機のT- 34Aも展示されていました。以前に見たT-6テキサン練習機は残念ながら展示を終了してしまった模様です。

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こちらは奈良基地名物の三菱F-1。周りでは隊員さんが来場者との記念撮影に応じていましたので、私も夫婦で一枚撮影させてもらいました。 自衛隊員の方はみんなはつらつとしていて、お話するだけでも元気をいただけます。

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当日は陸上自衛隊と海上自衛隊の広報もブースを出していました。陸上自衛隊は高機動車の試乗(同乗)体験などを行い、海上自衛隊はも海上自衛官の制服試着会を催すほかに、「しらせ」が持ち帰った南極の氷を持参し、自由に触らせてくれました。 家庭でできるような氷とは違った密度の高さが印象的でした。 写真の右側は基地内を練り歩いていた「ミス奈良」、「せんと くん」、大阪地本の「まもるくん」です。

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行きはタクシーでしたが、帰りは徒歩で大和西大寺に向かいました。 片道30分程度のウォーキングは、美しい古都の景色も相まって、とても気持ちの良いものでした。(写真左は、道中でムラシマムラさんが見つけてとても気に入っていたレトロなトラックです)

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こちらは、結婚記念クルーズの時に、妻からルミナス神戸2のキーホルダーを頂いたお礼購入した、航空自衛隊のキーホルダーです。 作りもしっかりしていて主張しすぎず、センスのいいデザインですね!


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クルージングレポート 大阪水上バス『サンタマリア』

本日は久しぶりにクルージングレポートをご紹介します。

今回ご紹介するのは、少し前に大阪南港での海上自衛隊護衛艦『あたご』の一般公開時に乗船し、内外の様子を取材してきた大阪の帆船型観光船「サンタマリア」です。

なお、このブログ記事は、ホームページ掲載のクルージングレポートの下書きも兼ねているので、後ほどホームページ版として正式アップ予定です。

HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!  http://nabeck.web.fc2.com/

クルージングレポート(所謂『B級客船』から長距離カーフェリーまで約20隻の乗船レポートを掲載中)
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http://nabeck.web.fc2.com/cru00.htm


□■新大陸発見で有名な名船をなんと2/1スケールで再現■□

大阪南港天保山を発着する港内クルーズ船のサンタマリアは、コロンブスが新大陸発見の際に乗船していたと言われる船を2/1スケール(実船の約2倍)で再現した帆船型観光船です。

デッキ構成や樽型の船体など、外観面で往年のカラック船の特徴をうまく捉えつつも、高い居住性と乗り心地の良さを両立した、帆船型観光船としては極めて完成度の高い船でした。

>>>乗り場の様子
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乗船桟橋の様子。待合室は、全国屈指の水族館『海遊館』や、大型商業施設『天保山マーケットプレイス』などと直結しているため、乗船前後の時間つぶしにはまず困ることのない立地となっています。 しかし建物から桟橋までの間には屋根がないので、雨天の日には傘が必要になるところが少々ネックかもしれません。

>>>外観
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サンタマリア号、右舷よりの全景。船形もデッキ構成も、大航海時代を代表するカラック船の形状をとても忠実に再現しています。後部の角窓はレストランのものですが、赤く縁どりされた外板の飾り板が色的に主張するため、あまり目立たず、帆船の雰囲気を損ねないように配慮がなされています。

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帆船の大きな特長であるバウスプリットも妥協なく再現され、実際に船首に人が立てるようになっています。手すりも角材をイメージしたもので、カラフルな楯が装備されるなど、細かな装飾にも一切の妥協がありません。

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唯一、隠し様がない船橋ですが、クローネスト(見張り所)を偽装し、船体に合わせたデザインと塗装で少しでも存在感をなくそうという配慮の跡が見られます。

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天保山のサンタマリアはディーゼル機関で航行するため、帆は使用しませんが、停泊中のみ、ダミーの帆が掲げられます。この帆は出港直前に折りたたまれてしまうので、実際の帆船の出港手順とは逆の準備が執り行われることになります。

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後部からの様子。ここにも、流用と省略の上手さが際立ちます。スターンギャラリーは係留作業甲板になっており、内部機械の様子は外からほとんど見えません。煙突は自動車やバイクのマフラーのように後ろ向きに取り付けられており、これらも帆船イメージを損ねないように工夫された部分です。船尾には縦長の舵も見えますが、恐らく吃水線上のみのダミーと思われます。

>>>デッキの様子

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デッキはほぼ全てのフロアが木張りとなっています。これは観光遊覧船では極めて珍しいことで、維持に手間と予算がかかる木製甲板を敢えて採用しているあたりにも、帆船型遊覧船としてのこだわりを感じます。

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フォクスルデッキの様子。バウスプリットにはちゃんと帆が巻きつけられています。船首側に乗客が出入りできる遊覧船は大変珍しく、この船の価値を高めています。この位置から船首方向を眺めると、船橋などの近代設備が視界に入らないため、古い時代の航海の雰囲気をより一層楽しめるかもしれません。

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アッパーデッキの様子。大砲などの小物や、ベンチと一体化させたグレーチングにセンスを感じます。私は10年ほど前、火災によって焼失する前の帆船プリンス・ウィレム号に乗船したことがあるのですが、サンタマリア号は船の構造自体は違っていても、本格的な木製帆船にけして負けていない作りの良さを感じました。

>>>船内の様子

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レストランは、ほどよく近代的にシックに落ち着いた空間となっています。頼めるメニューは普段は軽食やドリンク類がメイン
になっていますが、クリスマスクルーズなどのイベントクルーズでは、フルコースディナーも楽しむことができ、人気を博しています。

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船首側の船内は、コロンブスと新大陸発見についての資料を陳列したミュージアムになっています。大航海時代の航海の様子や、この船のモデルとなった1400年代のサンタマリア号について詳しく紹介され、往時を偲ぶことができるようになっています。ちなみに、コロンブスの新大陸発見の航海はサンタマリア号一隻で行われたのではなく、ニーナ号とピンタ号という二隻のカラベル船を含む3隻の船団によって行われました。

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天保山のサンタマリア号は、港に注目の船が停泊しているときには、その近くをゆっくり航行してくれるサービスもあります。画像は海上自衛隊護衛艦『あたご』と、キュナードライン『クイーンメリー2』をサンタマリア船上から撮影したときの様子です。


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1/700特設巡洋艦『報国丸』完成

艦船模型製作代行のご依頼を頂いて製作していた、1/700特設巡洋艦『報国丸』が完成しました。

製作については、お客様からは特に細かいご指定はなく、具体的な指示は迷彩塗装を施すということだけでしたので、基本的にはキットの組み立て説明書に従って忠実に組み立て、手すりとラッタルを汎用のエッチングパーツで追加した他、空中線を再現するのみの製作となりました。

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キットはピットロードから発売されているプラキットです。もともとこのクラスの特設巡洋艦は、ピットロードではレジンキットとしてリリースされていたのですが、同社の高い技術によってプラキット化がなされ、比較的手軽に製作可能となりました。

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1/700特設巡洋艦『報国丸』、右舷前方よりの全景。キットのパーツの精度や合いは非常に高水準で、一体成型できるところはなるべく一体とし、甲板上のウインチなどの塗り分けが必要な部分は別パーツにされるなど、細かいところまで神経が行きとどいた素晴らしいキットです。

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1/700特設巡洋艦『報国丸』、左舷後部よりの全景。報国丸は特設巡洋艦の艦種が示す通り、民間の客船を徴用して巡洋艦に転用したもので、巡洋艦とはいっても強力な武装や装甲などを装備することができないことから、主に通商破壊の任務に使用されました。 

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1/700特設巡洋艦『報国丸』左右からの全景。独特の迷彩塗装は、キットにカラー図面が掲載されていたため、比較的簡単に行えました。もっとも暗いグレーはミスターカラー32『軍艦色2』に艶消し黒を足したもので、中間色のグレーは『軍艦色2』をそのまま使用し、もっとも明るいグレーは35『明灰白色』を使用しました。

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船首から艦橋にかけての様子。各部に装備されている15cm単装砲は、なんと戦艦三笠から下ろした超年代モノを流用しているということです。(のちに新型の14cm砲に換装されました)

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ハウス部分のパーツ構成はフロアごとに下から積み上げていく方式なので、各デッキの木甲板の塗り分けもやりやすくなっています。この分割方法は、キットによってはハウス側面に合わせ目が来ることがあるのですが、ピットロードの報国丸は、船体舷側からハウス側面部が綺麗に一体成型されて立ちあがっているので、客船独特のサイドビューが簡単にかつ美しく再現可能です。

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中央部から船尾にかけての様子。九四式水上偵察機はキットに付属のもので、プロペラまで繊細にプラで抜かれた美しい仕上がりとなりました。ピットロードからは、客船時代の報国丸も発売されているので、客船好きとの私としては、近いうちに自分用にぜひ製作に挑戦してみたいと思いました。

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前々回製作の鶴見と前回製作の明石、そして今回製作の報国丸のスリーショット。この3隻は同じお客様から製作をご依頼頂いたのですが、こうしてみるとなかなか特務艦好きの心を掴む、素晴らしい組み合わせだなと実感しました。 私自身、業務の製作では比較的、主力艦の製作がメインになりがちですので、今回のようなまとまった数の特務艦製作はとてもいい気晴らしとなり、楽しく製作をさせていただくことができました。 お客様には心より感謝を申し上げます。



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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

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