奈良模型愛好会 春展2018レポート その9(最終回)

『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートは、今回が最終回となります。

18061901.jpg
まずは、裏表さんが製作された『スバル360』です。『てんとう虫』の愛称で親しまれたこの車種は、今回のテーマ『いきもの』にもぴったりな素材です。スバル360といえば、1/24ではハセガワキットがおなじみですが、このご作品はアリイ(現マイクロエース)の1/32『オーナーズクラブ』シリーズのキットを製作されたもので、1958年の仕様となっています。

18061902.jpg
続いても1/32の『スズキ ハスラー』で、じゅあさんのご作品です。キットはアオシマ製のもので、同社が得意とするプリペイントモデルで(難易度の高いキャンディピンクメタリックの)塗装もいらず、さらにはスナップキットとして手軽に組み立てられるように工夫されています。また、ピラーやウインドウ回り、ホイールの細部などは付属のシールを貼ることで、更にシャープな仕上がりが楽しめます。

18061903.jpg
続いては、ハスラーとは逆に、玄人向けのコンバージョンキットの完成品です。この1/24『アバルト A124スパイダー』は、SMCとクアトロポルテさんのプロジェクト第一弾として製品化されたもので、タミヤの1/24『マツダ ロードスター MX-5』のシャシーに、レジン成形の内外装やホイールなどをトレードしてA124スパイダーに仕上げるという、(ほぼ実車に即した)組み合わせで、A124の美しいフォルムを忠実に再現することが可能です。(アバルトのロゴは、『サソリ』でもありますので、今回の展示会テーマにもちょうどよい車種選択でした)

18061904.jpg
そしてこちらは、実車でも模型でも『アバルト A124スパイダー』のベースとなっている『マツダ ロードスター MX5』です。ロードスターの4代目のND型をタミヤがモデル化したもので、JOKERさんが製作されたこのご作品は、美しいソウルレッドクリスタルメタリックのカラーリングが再現されていました。なお、このキットには珍しい女性ドライバーのフィギュアが付属し、シャシー裏側にはロードスターの伝統である パワー・プラント・フレーム も再現されるなど、とても魅力的な構成になっています。

18061905.jpg
今回の展示会テーマは『いきもの』ということで、もちろん『跳ね馬』のロゴマークを誇るフェラーリも忘れることはできません。1/24の『フェラーリF40』は、国内ではタミヤやフジミ、海外ではイタレリやプロターなどから多くのバリエーションが発売されており、この車種の人気ぶりを実感することができます。このJOKERさんのご作品は、タミヤのストラダーレのキットを製作されたもので、エンジンやフレーム類の塗装も細かく行われ、リアフードの開閉ギミックや内部構造に凝った同キットの魅力を十二分に引き出されていました。

18061906.jpg
こちらは、今回、私の唯一のカーモデル作品となった、タミヤ1/24『ポルシェ956 ケンウッド』(クレーマーポルシェ1984LEMANS) です。ちなみに意外な気もしますが、ポルシェのロゴマークにはシュトゥットガルト市の紋章である『馬』が含まれているので、今回のテーマにはちゃんと適合しています。実は私はグループCカーを製作したのは初めてなのですが、今回の製作でタミヤのCカーキットの魅力を知ったので、次は『ザウバーメルセデスC9』に挑戦しようかと考え、ただいまキットを探索中です。

18061907.jpg
最後は、今回唯一のバイクモデルとなった、まっぴーさんのタミヤ1/12『テレフォニカ RC211V』です。私はバイクモデルは製作したことがないのですが、複雑な曲面にムラなくメタリックカラーが塗装され、デカールも一切破綻することなく仕上げられているところに技術の高さを実感させられました。バイクはカーモデルと違って、(ほぼ実車に則した構成であることから)完成後もあらゆるところが見えてしまうので、ごまかしの効かない難しさがありそうですね。今回の展示会では、奈良模型愛好会会員のモデラーの技術と工夫と情熱をたくさん拝見させていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして、その『奈良模型愛好会 展示会』ですが、この秋開催の『第11回展示会』のスケジュールが確定しましたので、以下にご紹介します。



■奈良模型愛好会 第11回展示会のご案内
┣ 日時:10月7日(日)11:00~20:00、10月8日(祝)10:00~16:30
┣ 開催場所 :奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル
┣ 交通 :近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分
┗ お問い合わせ先:奈良模型愛好会 村井 skyjamjp@ezweb.ne.jp




次回も模型を愛する皆さまとのご交流を、心より楽しみにしております。

長い展示会レポートをご覧いただき、まことにありがとうございました。


**業務連絡**

現在、製作の問い合わせのメールを非常に多くいただいておりますことから、返信の方が少々遅れております。
お待ちいただいているお客様には即答できず、まことに恐れ入りますが、明日20日中には全てのお問い合わせやお見積もりへの返信を完了しますので、もうしばしお待ちくださいませ。



当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

■奈良模型愛好会 第11回展示会のご案内
┣ 日時:10月7日(日)11:00~20:00、10月8日(祝)10:00~16:30
┣ 開催場所 :奈良県奈良市右京1丁目3-4 サンタウンプラザ すずらん館1階 すずらんサークル
┣ 交通 :近鉄京都線・『高の原駅』駅下車 徒歩5分
┗ お問い合わせ先:奈良模型愛好会 村井 skyjamjp@ezweb.ne.jp

スポンサーサイト

奈良模型愛好会 春展2018レポート その8

既に全国ニュースでも報じられてますように、本日は朝から近畿地方で強い地震がありました。

私はちょうど、朝、歯を磨いていたときだったのですが、高校時代に経験した阪神淡路の震災を思い出すような縦揺れが徐々に激しさを増していったのでかなり驚かされました。

結果、棚のものが落ちたりして、一時は工房も相当荒れ果ててしまったのですが、幸いにして、完成品の在庫商品や製作中のご依頼品、そして追い込み中の模型誌作例などがダメージを負うことはありませんでした。(←とはいえ、以前にプライベートで作ったガンプラのみが棚から落ちて、計3作品が全半壊してしまいました【苦笑】)

なお、本日は多くの皆さまに安否確認のご連絡をいただき、まことにありがとうございました。今後もまだ揺れが続く可能性があるので、引き続き気を引き締めて参りたいと思います。


前置きが長くなりましたが、本日も『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの続きをご紹介します。

18061800.jpg
『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの最後は、カーモデルとバイクモデルのご紹介です。

18061801.jpg
今回は展示会のテーマが『いきもの』ということで、動物のロゴなどをアイデンティティにしているメーカーの車が多数揃いました。このご作品は、ファイティングブルがトレードマークのスーパーカーメーカー、『ランボルギーニ』の『アヴェンタドール』です。1/24の『アヴェンタドール』は、アオシマとフジミから発売されていますが、こちらはフジミのキットをJOKERさんが製作されたものです。

18061802.jpg
こちらは裏表さんのご作品で、同じくランボルギーニの『ランボルギーニ ムルシエラゴ LP670-4 スーパーヴェローチェ』。ちなみに、『ムルシエラゴ』とは『コウモリ』の意味をもつ車名でもあります。キットはバージョン違いでフジミからも発売されていますが、このご作品はアオシマのキットによるもので、『LP670』のグレード名の通り、670馬力を発揮する限定モデルを再現したものです。

18061803.jpg
そしてこちらは、とみたけさんが製作された、ランボルギーニ『レヴェントン』です。『ムルシエラゴ』をベースに20台限定で販売されたモデルで、スタイリング的には『ムルシエラゴ』から『アヴェンタドール』に移行していくためのデザインスタディモデル的なコンセプトの車両でもあります。キットはフジミの製品で、(独特のメタリックカラーの効果もあって)見る角度によって色合いが異なって見える、たいへん魅力的な仕上げがなされていました。

18061804.jpg
フルオープン状態で出展されていた、このランボルギーニ『ディアブロGTR』は、JOKERさんが製作されたもので、かつてサーキットで名をはせた『レイトンハウス』を思わせるパステルブルーに塗装されていました。固定式のヘッドライトにGTウイングというコンペティティブなスタイリングを持ちつつも、こういうポップなカラーリングが似合ってしまうあたり、この車のデザインセンスの高さを実感させられます。(キットは、アオシマのものです)

18061805.jpg
ランボルギーニのキットと言えば、近年はアオシマとフジミの競作というイメージがありますが、このランボルギーニ『シルエット』は、すでに倒産したオオタキの製品を製作したものです。LSやクラウンモデルなどと同様に、古くからのカーモデルファンにはお馴染みのメーカーですが、現在のカーモデルとそん色のない完成度を実現するには、相当な苦労が予想されるキットでもあります。なお、製作はとみたけさんによるもので、実車への愛情が伝わるような丁寧かつ丹念な仕上げがなされていました。

18061806.jpg
続いては、タミヤの『ジャガー XJ220』で、JOKERさんのご作品です。『イタリアスーパーカーGT選手権』や、『ル・マン24時間レース』にも参戦した車両で、私のような第二次スーパーカーブームを経験した世代には、たまらなく魅力的な存在です。当時のスーパーカーは運動性能に加えて、内外装のゴージャスさをウリにしつつありましたが、(このXJ220も同様に)タンの内装にワインレッドという色選択が、いかにもラグジュアリーな魅力を引き立てていました。

次回は、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートの最終回となります。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

奈良模型愛好会 春展2018レポート その7

引き続き、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。

今回は、キャラクターモデルの2回目(最終回)になります。

18061501.jpg
今回はSF艦船は比較的少なめでしたが、JOKERさんが、こちらの2作を出展されていました。写真左側は、ウルトラマンの『ウルトラホーク1号』で、バンダイのメカコレキットを製作したものです。一方の写真右側は、繊細なディテール表現で定評の、バンダイEXモデル1/1700『ホワイトベース』です。なお、このホワイトベースには、同一縮尺のガンダム、ガンキャノン、ガンタンクなども付属しており、格納庫内部も再現されるなど、ギミックに優れた内容が魅力です。

18061507.jpg
写真左側は、グリマーマンさんによるバンダイ1/144『ズゴック改』です。河童をイメージした仕上げがなされており、左手のドリルのパーツは、トミーの『アイゼンⅠ号』のものを流用されていました。そして右奥のガンタンクはXネブラさんが製作された、バンダイの1/144キットで、黄色をメインとした塗装に加え、両肩の後ろから伸びた二本のクレーンが本格的な建設機械のイメージを演出していました。(クレーンは100円ショップで見つけたミニカーから流用したもので、頭部のモノアイは可動できるように仕上げているそうです)

18061502.jpg
こちらは、1/24の『スコープドッグ』二体で、左側は『スコープドッグ・ターボカスタム(野望のルーツ版)』、そして右側は、とみたけさんの製作による、ウェーブ1/24『スコープドッグ レッドショルダー リーマン司令官機』です。どちらも製作者のこだわりがたっぷり詰まっていることが透けて見えるような存在感を放っており、台座に置かれた犬のフィギュアが物語るように、『スコープ【ドッグ】』というチョイスは今回の展示会のテーマにピッタリのものでした。

18061503.jpg
この2体は、どちらも(今回、大量出展)のじゅりあさんのご作品で、バンダイの『フィギュアライズバスト(胸像プラモ)』シリーズの『ホシノ・フミナ』と、HGPGの1/144『プチッガイ (ミルクホワイト)』 です。無塗装にも関わらず、人物の健康的なイメージと、プチッガイのTOY的な温かい質感がばっちり表現されていることに驚かされます。

18061504.jpg
こちらは、同じく帝国模型技廠さんの息子さんの、りゅうのすけさんが製作された、バンダイのスターウォーズシリーズで、1/144『Xウイング・ファイター(レジスタンスブルー中隊)』と、1/350『ミレニアム・ファルコン』、そして1/12『ストームトルーパー』です。どのキットも小粒ながらもリアリティと躍動感を感じさせる造形で、お子様でもリアルな作品を組み上げる楽しさを手軽に味わえます。また、スターウォーズメカの特徴でもある「込み入ったディテール」を忠実に再現した、繊細なモールドも非常に魅力的です。

18061505.jpg
この2体は、バンダイのフィギュアライズコレクションの『ドラえもん』と『ドラミ』で、『ドラえもん』はJOKERさん、『ドラミ』はじゅりあさんが製作されました。猫型ロボットというだけあって、このキットはなんと内部メカ(「ペタリハンド」や「ウルトラ・スーパー・デラックス・コンピュータ」、更には噂の「原子ろ」まで!?)が再現されていることが特徴で、クリア外装に組み替えることで、完成後も内部メカがを楽しむことをできます。(私がこれを組むとしたら、のび太の部屋の机や本棚などをスクラッチして、ドラマ仕立てのジオラマにして楽しみたい気がします)

18061506.jpg
キャラクターモデルの最後を飾るのは、おのちゃんさんの製作品で、なんとスケール1/1の『キツツキ』です。キットはもともとはエアフィックスの製品で、GSIクレオスから『野鳥シリーズ』と銘打って販売されていました。(キツツキのほかには『アオガラ』や『ヨーロッパウソ』、『コマドリ』や『フクロウ』なども発売されています) 1/1だけあって、この手のキットは実物に即したイメージ(ディフォルメゼロ?!)で塗装しないと不自然になりがちですが、実際に家で小鳥を買っている私が見ても唸るしかないほどに自然な仕上げがなされていました。私も動物のプラモデルを作ってみたい願望は昔からあるので、(ジュラシックワールド公開後にでも)タミヤの恐竜シリーズに挑戦したいと思っています。


**業務連絡**

戦艦『ニュージャージー』とイージス巡洋艦『タイコンデロガ』、空母『ルーズベルト』ご依頼の京都のTさま、仕様書の方が無事に届きました。お見積もりが完了しだいご連絡いたしますので、お待たせしまして恐れ入りますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。



当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

奈良模型愛好会 春展2018レポート その6

本日も、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。

18061401.jpg
今回と次回は、キャラクターモデルのご紹介となります。最初にご紹介するのは、今回のテーマでもある『いきもの』にもマッチする、ガメラ……と、思いきや、製作者のグリマーマンさん特有のアレンジが加えられたオリジナル作品『怨念怪獣ゼンメン』です。ガメラの胴体前面に線路とトンネルが埋め込まれ、背中の甲羅にはNゲージ車両の前頭部が浮き出ています。廃車になった鉄道車両の怨念が伝わってくるような、前衛芸術的感性を感じさせる作品でした。

18061402.jpg
続いては、ガンダムシリーズのモビルスーツですが、ガンプラではなく、どちらも『んどぱら屋』のレジンキットの完成品です。@kokushi_0625さんの製作によるもので、左側が1/144『高機動型ガルバルディβ』、右側が1/144『ガンダム TR-1 ハイゼンスレイ・ラー機』です。私はロボットもののレジンキットを製作したことはまだないのですが、装備が増えれば増えるほどに重量バランスも崩れがちで、自立させるの(と、運送中の破損を防ぐのが)が難しそうです。

18061403.jpg
そして、こちらの写真の右側も@kokushi_0625さんによる1/144『ガンダム TR-1 ヘイズル・ラーⅡ』ですが、このご作品はレジンキットではなく、バンダイのプラキットを製作されたものです。一方、左側はJOKERさんの製作による、バンダイの1/144『Zガンダム』です。Zガンダムといえばトリコロールカラーがおなじみですが、このご作品はホワイトとパープルの2色からなる3号機(ホワイトユニコーンカラー)のマーキングを再現したもので、(昭和のアニメメカとは思えないほどに)近代的かつハイセンスな魅力を放っていました。

18061404.jpg
近代的センスを感じさせてくれるメカの次は、クラシカルなロボットということで、こちらもJOKERさんのご作品となる、バンダイの『マジンガーZ』(写真左)と、『グレートマジンガー(写真右)』です。古いキャラクターロボをリメイクする際には、ディテールやプロポーションを今風に改めるのは定番ですが、逆にあまり近代的にしすぎると原作のニュアンスを崩してしまう難しさがあり、設計者の方も苦心されるのではないか? と思います。そういう意味では、この2体のリメイクのバランスは素晴らしく、原作ファンにも安心のスタイリングを実現していました。

18061405.jpg
こちらは、前回のレポートでもご紹介した、じゅりあさんのご作品で、今回の展示会のテーマ『いきもの』にも合致する、ニモとドリーです。キットはバンダイの『キャラクラフト』というシリーズのもので、色分けされたプラパーツをランナーから切り出し、組み立てるだけで手軽にニモの世界観を再現できる魅力的な製品です。また、ヒレや身体に稼働箇所が多く、表情も差し替えることができるので、製作者の思い思いの情景を再現できる楽しさもあります。

18061406.jpg
こちらはコトブキヤのフレームアームズガールの『フレズヴェルク=アーテル』です。制作者のまっぴーさんは、普段はパーツ数の膨大なレジンキットを長時間かけて丁寧に仕上げることが多い方ですが、このキットは完全にプラモデルの形態で製品化されているものです。(←とはいえ、パーツ数が膨大なことには違いありません) タンポ印刷済みの顔や手などは差し替え可能でポーズも自由自在。そして装備品のバリエーションの多さやパーツ精度の高さなど、近年のプラモデルの進化のすさまじさを実感せずにはいられません。

当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

奈良模型愛好会 春展2018レポート その5

本日も引き続き、『奈良模型愛好会 春展2018』のレポートをご紹介します。


18061301.jpg
今回は、AFVモデルのご紹介です。この写真は、帝国模型技廠さんが製作された、旧西ドイツ陸軍の『ゲパルト自走対空砲』(ゲパルド対空戦車)です。キットはタミヤのものですが、車体の縦横比や細部のディテールに至るまで徹底的に手を入れて製作され、右奥に並んでいる素組の作品と比べると、どこがどのように加工されているかが、とてもよく理解できます。

18061302.jpg
そしてこちらは、ZZニコニコさんが製作された、タミヤの1/48『キングタイガー』です。装甲表面のツィンメリットコーティングは、表面にパテを盛ったうえで、ローラー状のツールを押し付けて再現されたそうです。その際、そのままではツール側にパテが付着してしまうため、あらかじめメンタムなどでコーティングして行えば良いとのことでした。

18061303.jpg
続いては、このところ、安定してAFVモデルの新作を連続して出展されている、Xネブラさんの、タミヤ1/35『パンター中戦車A型』です。強敵、ソビエトのT34戦車に対抗して生まれた傾斜面で構成される車体や複雑な配置の足まわりに加え、長砲身の75mm方がスタイリッシュな魅力を放ちます。(ドイツの車両は動物の名前が付くものが多いので、今回の展示会テーマ『いきもの』にはピッタリでした)

18061304.jpg
こちらもXネブラさんのご作品となる、ドラゴンの1/35『Ⅳ号戦車J型』です。IV号戦車シリーズの最終型ではありますが、性能アップというよりは機構を簡略化したもので、、砲塔旋回用の補助エンジンを廃止している一方で、燃料タンクを増設することで長大な航続距離の確保を実現することができました。外観的には、砲塔を取り囲むように取り付けられた増加装甲板シュルツェンをはじめとした武骨なスタイリングが特徴で、洗練されたパンターとはまた異なる魅力を楽しめる作品に仕上げられていました。

18061305.jpg
そしてこちらもXネブラさんのご作品となる、タミヤ1/35『ドイツ将校 乗馬セット』です。塗装はクレオスの薄茶色を肌に塗った以外は、主にタミヤアクリルによるもので、軍馬の手綱はキットの指定のプラ板ではなく、1mm幅に切り出したマスキングテープを塗装したものを両面貼り合わせて製作されたそうです。また、ベースは100円ショップで購入した草シート(?)とMDF板を合わせて作られたということでした。ちなみに今回の展示会では、動物そのものの作品としては、この『馬』のほかに『キツツキ』も出展されていました。

18061306.jpg
こちらは、ガルパン関連のあんこうチームの作品群で、左側の『Ⅳ号戦車』はJOKERさんが、そして右側のフィギュア群は、帝国模型技廠さんの娘さんのじゅりあさんが製作されました。Ⅳ号戦車はタミヤの1/35で、フィギュアはバンダイの『ぷちゅあらいずシリーズ』のものです。一見、完成品のようにも見えるフィギュアですが、色分けされたランナーで構成されていて組み立てやすいだけでなく、表情も数種類から選べるという驚きのキットです。

18061307.jpg
こちらも、じゅりあさんのご作品で、フジミの『ちび丸ミリタリーシリーズ』の『ティーガーⅠ』です。フジミのちび丸シリーズは艦船もどうですが、ディフォルメしつつもリアリティを失わない省略のセンスの良さを楽しませてくれます。ちなみに『ティーガーⅠ』は私も特に思い入れのある戦車ですので、腕を鍛えていつか納得のいく作品を一輌、作ってみたいと思っています。(今年のじゅりあさんの作品群は、父の英才教育(?)の影響が窺い知れるラインナップとなりました)


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

奈良模型愛好会 春展2018レポート その4

本日も前回に引き続き、『奈良模型愛好会 春展2018』の作品レポートをご紹介します。

18061201.jpg
今回も、艦船メインで、主に私の作品紹介がメインになります。最初はタミヤの1/700駆逐艦『島風』で、昨年、リニューアルがなされたばかりの非常に新しいキットです。繊細なディテール表現と、工夫の行き届いた分割構造を持つこのキットをベースに、汎用のエッチング手すりや空中線の追加などを行いました。ちなみに、この作品は展示会までに海面ベースを追加する予定だったのですが、(残念ながら間に合わず)黒のプラ製ベース上での展示となりました。

18061202.jpg
こちらも『島風』同様に海面ベース追加が間に合わなかった作品で、ハセガワの1/700戦艦『三笠』です。製作にあたっては、ハセガワの純正ディテールアップエッチングパーツを使用したほか、AFVモデルなどで多用されているカラーモジュレーション塗装を行いました。下地色の明暗で本塗装の発色に変化を付けたほか、外舷色に3色、デッキ色に2色を使い分けて立体感を強調した仕上げとし、艶の度合いも部分的に変えるなど、塗装にひと手間をかけて立体感を強調した仕上げを行いました。

18061203k.jpg
こちらは張り線の追加以外は完全に素組の作品で、シールズモデルズ(フォーサイト)の1/500一等巡洋艦(装甲巡洋艦)『吾妻(あづま)』です。キットは、記念艦三笠に展示されている1/500のオフィシャルモデルのベースになっているもので、「日露戦争参戦艦シリーズ」の製品名で市販されています。レジン無垢のフルハル船体と上部構造物に、メタル製の武装や艦載艇などのパーツを組み合わせる構成となっており、明治艦特有の艦容や兵装の魅力を、私たちに伝えてくれる魅力的なキットです。

18061204.jpg
こちらは今回の展示会の中でも最大の作品となった、1/350原子力航空母艦『CVN-68 ニミッツ』です。1975年時を再現しているトランぺッターモデルのキットを改修し、「2007年以降の艤装で仕上げてほしい」というご依頼で製作していたものですが、展示会には完成が間に合わず、未完成の状態での展示になりました。その後、完成した際に撮影した写真は http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1463.html のページに掲載していますが、この時とはトップマストの形状や艦首の作業員待機所、兵装や追加スポンソン、レーダーの装備状況などがかなり異なります。

18061205.jpg
こちらも、私としては非常に時間をかけた作品、1/700港湾ジオラマ『Port of Yokohama1930s』です。タイトル通り、1930年代の横浜港を再現したもので、企画から完成までおよそ1年の製作期間を要しました。ハセガワとピットロードのキットを改造した二隻の客船に加え、海外製品を中心に構成した鉄道車両、そしてフルスクラッチによる建物&岸壁なども見どころですが、当日はなんと言っても【数の暴力】と言わんばかりに大量に配置したエッチングフィギュアが話題になりました。(ちなみに、このジオラマは、まだ2~3点ほどやり残した作業がありますので、今年中にも手を加えて再アップしたいと思っています)

18061206.jpg
最後は艦船ではないのですが、海モノのご作品ということで、艦船と一緒に展示されていた、1/72『グラマンJ2F ダック』をご紹介します。キットはエアフィックスの1/72スケールのもので、おのちゃんさんの製作品です。製作者の実直な性格を裏付けるような手堅い作風に加えて、アクリルボードと波板プレートを組み合わせた涼しげな展示センスが多くの来場者の注目を集めていました。(今回のテーマ『生き物』に準えて置かれたアヒル【ラバーダック】も、なんとも言えない良い味わいを見せてくれます)

当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

奈良模型愛好会 春展2018レポート その3

前回のレポート掲載( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1452.html )から少し間が空いてしまいましたが、本日からは『奈良模型愛好会 春展2018』の作品紹介の続きをご紹介します。

18061101.jpg
飛行機の続きは、艦船になります。まずは、JOKERさんの製作された1/700航空母艦『赤城』で、ハセガワのキットの完成品です。JOKERさんといえば、カーモデルやバイクモデル、飛行機やキャラクターに至るまで、どのジャンルにおいても抜群に丁寧な仕上がりを実現される方ですが、艦船については、実は今回が初挑戦ということでした。赤城は見応えがある反面、難しい部分も多い船ではあるのですが、(22機にもなる艦載機も含めて)とても初めてとは思えないほどに繊細な仕上げをなされていました。

18061102.jpg
そして、こちらもJOKERさんの製作された『赤城』ですが、ディフォルメの効いたフジミの『ちび丸艦隊』シリーズの完成品です。ディフォルメキットではありますが、省略のセンスが良いのに加え、ディテール表現が確かであることから、本格的な艦船ファンのお客さまからもたいへんご好評をいただきました。また、フルスケールとディフォルメ版で同じ船が並ぶというのもなかなか珍しいことですので、展示映えという意味でも2隻のそろい踏みは非常に見応えがありました。

18061103.jpg
続いては、およそ10年ぶりに艦船を製作された、Xネブラさんのご作品で、フジミの1/700航空母艦『海鷹』です。純正エッチングパーツはいろいろと問題が多かったそうですが、一見、それを感じさせない自然な仕上がりを実現させていて「さすが!」と唸らされました。また、飛行甲板の白線標示などは塗装による再現で美しく発色しており、後期型の艦載機も非常に丁寧に仕上げられています。ちなみに、この『海鷹』の実艦は、大阪商船『あるぜんちな丸』を改装して建造されたものですので、私も以前に製作した完成品( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1047.html )を並べて展示すれば良かった……と、後程、気が付きました。

18061104.jpg
こちらは、帝国模型技廠さんの製作された、1/700護衛艦『DE-231 おおよど』です。キットは、ハセガワの『あぶくま型護衛艦』の派生キットで、『DE-232 せんだい』と2隻セットで販売されているものです。キット自体は非常に古く、ディテール面も少々大味なものですが、帝国模型技廠さんの思い入れと作りこみの甲斐あって、どの方向から見てもスキがない、高密度な仕上げがなされていました。また、海面ベースも躍動感と透明感のあるもので、小型の護衛艦ながら大海原に挑む、乗組員たちの心意気が伝わってくるような魅力が伝わってまいりました。

18061105.jpg
続いては、私の作品群です。これは、1/700イギリス海軍航空母艦『アークロイヤル(91)』で、アオシマのキットに純正のエッチングパーツとナノドレッドシリーズの8連装ポンポン砲、そしてフライホークの艦載機や艦載艇、その他の兵装パーツを組み込んだものです。アオシマのキットは基本設計が良くて組み立てやすく、精密パーツを多数投入するディテールアップにもストレスなく集中することができました。

18061106.jpg
そして、こちらも私の作品で、シールズモデルズ(フォーサイト)の1/700日本郵船『信濃丸』です。非常に質の高いレジンキットで、合いの悪さや気泡などに悩まされることは全くなかったのですが、レジンでは抜けないプロムナードデッキ開口部の支柱を真鍮線で自作したほか、汎用の手すりやラッタルなどを取り付けてディテールアップを施しました。高い煙突と細長い船体── そして解放式のブリッジが明治期の商船らしい魅力を伝えてくれます。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

1/350航空母艦『赤城』製作 その8

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/350航空母艦『赤城』を製作中です。

今回が、艦載機製作の最終回です。

18060801.jpg
機体番号デカールを貼り終えた零式艦上戦闘機21型は、(97式艦上攻撃機と同様に)丸二日間乾燥させたうえで、つや消しクリアーをコーティングしました。

18060802.jpg
ブレードにはハセガワの赤城専用エッチングパーツ『ベーシックC』に付属物を使用し、プラのスピナーと合わせました。

18060803.jpg
風防とカウリングのマスキングを剥がし、プロペラを取り付けた様子。プロペラ先端の警戒線はデカールにて再現したもので、各ブレードには、(プロペラの回転方向に合わせた)ピッチを付けています。

18060804.jpg
また、プロペラの艶の度合いは前面を半艶、後面を艶消しとすることで、メリハリのある質感を演出しました。下面からみると、筆で塗り分けた主脚収納部やタイヤなどもいい見どころとなってくれています。

18060805.jpg
側面から見ると、苦労して再現した各機の機体番号もはっきり読み取れます。97式艦上攻撃機では、(ベースが暗緑色であるために)文字がそれほど目立たなかったのに対し、明灰白色地の零戦では、赤い文字が一層引き立つ仕上がりとなりました。

18060806.jpg
最後は、例によってアンテナに見立てた真鍮線を立て――

18060807.jpg
メタルラインを張って空中線を再現しました。

18060808.jpg
これで、9機の制空隊が全機そろい踏みしました。落ち着いた暗緑色が特徴的な艦攻と異なり、明灰白色の零戦隊は非常に華があります。

18060809.jpg
また、入念な下地塗装の甲斐あって、胴体内部や機体内側に塗りこんだ機内色が(風防の中で)美しく発色してくれました。

なお、来週はモデルアート誌の作例製作に掛かりきりになりますので、赤城の製作記はこれにて一旦中断し、次回からは別の話題をご紹介いたします。

平日毎日更新はこれからも続けて参りますので、これからも当ブログをよろしくお願い申し上げます。



当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

1/350航空母艦『赤城』製作 その7

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/350航空母艦『赤城』を製作中です。

今回も、零式艦上戦闘機21型(零戦21型)の製作の様子をご紹介します。

18060701.jpg
前回までに、機体番号のデカール以外は全て貼り終わりました。残すは垂直尾翼の機体番号表示のみです。

18060702.jpg
ハセガワのデカールには6機分の番号が一枚モノのマークとして再現されていますが、この中で、真珠湾第一次攻撃隊の制空隊に適合する番号は、第2中隊第3小隊三番機の高須賀満美一飛兵の『AI-156』のみですので、その他の番号は、例によってデカールの切り分け&結合によって自作を行う必要があります。

18060703.jpg
例として、飛行隊長の板谷茂少佐機の『AI-155+黄帯3本』のマーキングを再現するとなると、④の『AI-156』の機番の150番台より左側の文字のみを切り出し、下二桁はバラで用意されている数字の5を繋げて『AI-155』とします。更に、分隊長の黄帯2本を『AI-102』から切り出して機番上下に貼り足し、飛行隊長機の3本目の帯も同様に『AI-102』 から切り出したものを垂直尾翼の一番上に貼り足して再現完了となります。

18060704.jpg
なお、バラの数字デカールは余白が一体となっているので、使用する前にはデザインナイフなどで細かく切り分けておく必要があります。この写真ではざっくりと切り分けているだけですが、余白が何枚も重なると見栄えが悪くなるので、必要に応じて余白の幅は調整を行いました。

18060705.jpg
機体番号表現の完了した、板谷茂少佐機。垂直尾翼一枚あたり、片側で5枚、合計10枚のデカールを貼り重ねての再現となりました。

18060706.jpg
なお、水平爆撃隊や雷撃隊とは異なり、真珠湾第一次攻撃隊の制空隊の機体番号は全機分が判明しているので、今回は制空隊全機に資料に従った番号表現を行いました。この写真の機体はいずれも第2中隊の零戦で、左から――

第1小隊一番機「板谷 茂少佐」、第1小隊二番機「平野 崟一飛曹」、第1小隊三番機「岩間 品次一飛曹」
第2小隊一番機「指宿 正信大尉」、第2小隊二番機「岩城 芳雄一飛曹」、第2小隊三番機「羽生 十一郎一飛兵」
第3小隊一番機「小山内 末吉飛曹長」、第3小隊二番機「谷口 正史二飛曹」、第3小隊三番機「高須賀 満美一飛兵」

の各機です。

次回は、これらの零戦の仕上げの作業の様子をご紹介します。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg

1/350航空母艦『赤城』製作 その6

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/350航空母艦『赤城』を製作中です。

今回からは、もう一機種の艦載機である零式艦上戦闘機21型の製作の様子をご紹介します。

18060601.jpg
製作の手順は、7式艦上攻撃機のときと良く似ていますが、増槽は機体と同色ですので、艦攻の爆弾&魚雷のような個別塗装は行わず、最初の組み立て段階で接着してしまいました。

18060602.jpg
左右分割の胴体内側と風防の下面には、機内色(クレオスのコクピット色三菱系)を筆塗りしてから組み立てます。

18060603.jpg
『赤城』の真珠湾攻撃第一次攻撃隊の制空隊は合計9機ですが、今回は予備機としてプラス3機を製作しました。なお、(97式艦上攻撃機の製作時もそうでしたが)デカールを貼り付ける段階に進むまでに破損などが生じず、”予備機の必要がなくなった場合”には、機体の仕上がり順序を付け、低いものから順に編成から外し、なるべく仕上がりの良い機体のみで整えるようにしています。

18060604.jpg
風防は透明のまま仕上げるので、ゾルできっちりとマスキングし、塗装に移ります。

18060605.jpg
塗装順序は機内色、シルバー、艶消し黒、シルバー、明灰白色の順です。2層のシルバーはそれぞれ、機内色と機体色の下地の役目を果たし、中間の黒は透け止めのために吹きました。最後のクリアーも含めると、合計6層もの塗膜を生成することになるので、(モールドをダルくしてしまわないように)各色は最低限の薄吹きを心がけました。

18060606.jpg
なお、中間色の黒はカウリング色も兼ねているので、黒を吹き終わった段階でカウリングもゾルでマスキングを行いました。機体色を塗り終えたら、タイヤには黒を、脚収納部には青竹色を筆塗りして基本塗装は終了です。

18060607.jpg
日の丸や警戒線、そして赤城所属機を示す赤帯などのデカールは割とシンプルですが、白い期待に赤いマーキングが引き立ちます。

次回は機体番号再現などの詳細について、ご紹介します。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo68』に、
┃                 1/700航空母艦『大鳳』、戦艦『大和』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『艦船プラモカタログ2018』に、1/700駆逐艦『島風』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo69』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。8月15日発売!
┗ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2018年9月号』に、1/700艦船模型作例記事掲載予定。7月26日発売!

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(2018年5月15日更新! ページレイアウトと文字コードを変更し、スマホでも見やすいページに改修しました
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2018年5月16日、艦船模型甲板塗装用マスキングシート、全86種入荷!)
↓↓↓
crbana.jpg
プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事も書かせていただいております。

「プロモデラーの人ってどんな生活をしているの?」という疑問に少しでもお答えできるよう、業務日記と日常日記を織り交ぜた内容でお届けしております。

当ブログの作品紹介はホームページの補助的な役割で活用しており、ホームページの方をメインとして、模型作例を多数掲載しております。 ぜひご覧ください。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!
↓↓↓
http://nabeck.web.fc2.com/

模型製作ご依頼はこちら(お気軽にお問い合わせください)
↓↓↓
http://nabeck.web.fc2.com/hg-mdf.htm

コメントの投稿は必ず記名をお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR