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1/350戦艦『武蔵』製作 その12

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦『大和』リニューアルキットをベースに、戦艦『武蔵』を製作中です。

本日は、後部マストの製作をご紹介します。

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後部マストにはキットパーツはいっさい使わず、全てポントスモデルのディテールアップパーツで組み上げました。ポントスモデルのパーツセットには多くの真鍮挽物パーツが用意されていますが、その中でも機銃身の切り替え( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1726.html )と並んで特にディテールアップ効果の高い箇所が、この後部マストです。

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パーツ構成は主に真鍮挽物とエッチングとレジンパーツのハイブリッド構成となっています。この画像は基部の三脚部分を組み立てるのに必要なパーツで、左側に写っているレジンパーツの上下にエッチングを貼って穴あけガイドとし、ドリルで掘り込んでから真鍮パーツを差し込みます。

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中央構造物に仮組みした後部マストの基部。このマストは左右対称に組み上げる必要があることはもちろん、側面から見たときの傾斜角も非常に重要になってきますので、組み立てはこの状態で進めました。

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ヤードは全て真鍮挽物パーツで組み立てます。精度は抜群なのですが、パーツ同士の接触面は極めて小さいので、各パーツは事前にしっかりと脱脂を行ったうえで接着部には軽くサンドペーパーで足付けし、充分な接着強度を確保しました。

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メインマストとヤードを繋ぐ支柱は、基部に開けられた穴にエッチングのガイドを差し込んで強度を保つ仕組みになっています。このガイドは二つ折りにして厚みを稼ぐ設計になっているのですが、このパーツを折り曲げる際にズレが生じると、挽物の支柱がうまくはまってくれないので、慎重に作業しました。(画像下側は、支柱を接着したメインマスト)

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メインマストにヤードを接着すれば、大和型戦艦らしい傾斜マストの基本が出来上がります。プラパーツと比較して細く、真円度の高い真鍮マストならでは精度が実現できました。

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メインマストとヤードを繋ぐ支柱は全部で6本あるので、残りの4本を順番に取り付けました。真鍮パーツは重量があるため、輸送時の振動などに耐えられるよう、接着強度を充分に持たせました。

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13号電探はポントスモデルパーツよりもタミヤのステンレスエッチングの方がカッチリと組めたので、ポントスの真鍮挽物パーツとのハイブリッド仕様で仕上げました。なお、電探の取り付けブラケットはそのままでは後方に傾斜した角度になってしまうので、パーツを曲げなおして垂直になるよう、調整しました。

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最後に、エッチングで一体で抜かれた支柱とラッタル、空中線支柱などを取り付け、完成となります。ポントスモデルのマストは組み立てや調整にかなりの手間がかかりますが、完成度の高さは、努力に見合った素晴らしいものです。


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1/350戦艦『武蔵』製作 その11

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦『大和』リニューアルキットをベースに、戦艦『武蔵』を製作中です。

本日は、後部艦橋の製作をご紹介します。

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これは、後部艦橋上の測距儀の主要パーツを並べた様子です。リニューアル前のキットでは前部と後部の2パーツのみで構成されていましたが、リニューアル後のキットは、複雑な面構成を再現するために分割も多めになっています。

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更には、純正のステンレスエッチングでラッタルも立体的に表現可能です。これらの純正エッチングは、プラパーツの取り付けガイドに従い、0.3mm径のドリルで取付穴を掘り込んでから瞬間接着剤で固定しました。

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組み上がった後部艦橋の測距儀。純正エッチングには測距儀レンズのメンテナンスに使われる足場も含まれています。(合わせ目は目立たない位置に設定されていますが、見る角度によっては目立つので丁寧に処理しました)

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測距儀上の射撃指揮所は、エッチングのラッタルも含めて10パーツで構成されており、一体成型だったリニューアル前のキットより格段の進歩を遂げています。ですが分割が多いぶん、曲面部に目立つ合わせ目が多数発生するので、板張りのサンドペーパーで軽く処理したのち、カービングナイフで仕上げました。

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後部艦橋本体はというと、これまた複雑な分割構成となっているのですが、合わせ目処理が必要な箇所は、中心円筒の外側のみで、他はそのまま接着するだけで美しく組み上がってくれました。

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純正パーツのみで組み上げた後部艦橋の様子。測距儀内部にはポリキャップを仕込んでいるため、完成後も回転が可能です。

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ディテールアップにはポントスモデルのスーパーディテールセットのエッチングを使用しました。手すりのみのシンプルな構成ですが、吸気ルーバーなどはキットのままでも繊細にモールドされているので、充分な仕上がりです。

次回は、後部マストの製作をご紹介します。


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1/350戦艦『武蔵』製作 その10

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦『大和』リニューアルキットをベースに、戦艦『武蔵』を製作中です。

本日は、艦載艇の製作をご紹介します。

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タミヤの1/350戦艦『大和』には、艦載艇として12m内火ランチが付属しているのですが、今回の製作においては11m内火艇と、15m長官艇を各一艘ずつ搭載してほしいというご要望をいただいたため、別売りのタミヤ1/350『日本艦 艦載艇セット』をひと箱導入しました。

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ランナーパーツ全景、内訳は17m内火艇と15m長官艇、11m内火艇、7.5m内火艇、12m内火ランチ、8m内火ラン、9mカッター、7mカッター、、8m通船、6m、13m特型運貨船と、非常に豊富なラインナップになっており、ダビット3種類、オール1種類までが付属しています。

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短艇架台(ボートクラッチ)や錨はエッチングで用意されており、他社製品と比較して架台の切り替えなどもやりやすい構成になっています。

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左が15m長官艇、右が11m内火艇の主要パーツです。内火艇のキャンパスが別パーツ化されている点はもちろんですが、長官艇のキャビンが上下分割構造になっており、塗り分けに配慮されている点が嬉しいところです。

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エッチングのボートクラッチを取り付け、甲板上の各パーツを仮乗せした様子。操縦席周りもタミヤらしく、シャープな成形に仕上げられています。

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甲板と艇体の塗り分けには、モデルファクトリーハイギヤードの『1/350日本海軍艦載艇 甲板塗装用マスキング』を使用しました。この製品はカット済みのマスキングシートで、先に塗装した甲板に貼り付けるだけで簡単にマスキングができるスグレモノです。

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下地処理を終えた艇体にサーフェイサーを吹いたのち、まずは甲板色を塗装し――。

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カット済みのマスキングシートを貼り付けます。

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続いて外舷色を全体に塗装してシートを剥がし、防舷物や操縦席の窓は筆塗りしました。長官艇のキャビンは上下に分割された状態で個別にエアブラシ塗装し、紅白の救命浮標は筆で塗り分けています。(錨は純正エッチングを個別に塗装し、最後に取り付けました

次回も、1/350戦艦『武蔵』の製作の様子をご紹介します。


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1/350戦艦『武蔵』製作 その9

しばらく製作の方が中断しておりましたが、本日から1/350戦艦『武蔵』の製作記に戻ります。

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間に艦スぺ誌の作例と1/700の『翔鶴』の製作を挟んでおりましたので、『武蔵』の製作は1か月以上ぶりとなります。第二弾の製作は、艦載機からとなりました。ベースにしたのは『大和』キットに付属のタミヤパーツで、お客さまのご要望で今回は4機を製作しています。

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これは、零式三座水偵の主要パーツで、この他にスピナーと純正エッチングのプロペラが備わります。タミヤの1/350艦載機の特長は水平尾翼の左右が一体成型されている点で、(左右分割となっている他社製パーツと比べて)取り付け角度も自然に決まってくれます。

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一方、こちらは零式観測機の主要パーツで、フロート支柱は深く差し込める構造になっており、接着強度を保てる工夫が施されています。

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ディテールアップには、ポントスモデルのスーパーディテールセットに付属のエッチングパーツを使用しました。パーツの内訳は主にフロート支柱や翼間ワイヤーのみですが、必要にして充分な構成と言えます。

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主要部の組み立てを終えた、三座水上偵察機。主翼が非常に薄く、実感的である一方、風防のモールドもメリハリが効いており、多くのメーカーから発売されている1/350の同機種のなかでも特にシャープな仕上がりを実現しています。

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こちらは零式観測機の主要部の組み立てを終えた状態。翼間のワイヤーが目立つ分、ディテールアップのし甲斐がありますが、この時点で完全に組み上げてしまうと塗り分けが少々不便になってしまうので、上翼の取り付けのみ後回しとしました。

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胴体上下のパーティングラインをカービングナイフで落とし、下地を黒で隠蔽してから本塗装を行いました。

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暗緑色と明灰白色の塗り分けにはエアブラシを使用しますが、そのままでは上下の色の境目がボケたままになってしまうので、境界部分のみは筆塗りを併用してクッキリとしたラインに仕上げました。

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その後、キット付属のマーキングデカールを貼り付け、純正エッチングのプロペラを取り付れば、零式三座水上偵察機は完成となります。デカールはなるべく余白を切り取り、マークソフターで馴染ませたのち、艶消しクリアーでコーティングしました。

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零式水上観測機も同様の仕上げです。零観、水偵ともに翼間とフロート支柱のワイヤーは黒で着色しました。

来週も引き続き、1/350戦艦『武蔵』の製作記をご紹介します。


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1/24 トヨタMR2【AW11】 パトカー奈良県警 完成画像

本日は(昨日ご紹介した)1/700航空母艦『翔鶴』の梱包&出荷と、艦船模型スペシャル次号のページレイアウトの校正を同時に進めていた関係で、製作の方がストップしておりました。

そこで今回は、(およそ一年前の作品となるのですが)完成日記のアップの機会を逃していた『トヨタ MR2【AW11】パトカー 奈良県警』の完成写真をご紹介します。

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『トヨタ MR2【AW11】パトカー 奈良県警』、フロント右側からの全景。MR2のパトカーは現実には存在しませんので、これはあくまで架空の仕様ということになりますが、栃木県警には有名なNSXパトカーもありましたので、同じくミッドシップ2シーターのパトカーが存在してもおかしくないか? と思い、製作に至りました。

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リアからの見下ろしアングル。公用車のイメージを出すために車名デカールやエンブレムなどは使用せず、ホイールもスチールホイールとしました。塗装は、1/24『AE86 スプリンタートレノ【藤原拓海】 http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1738.html 』のパンダツートンと同時進行で行い、フィニッシャーズの『ファンデーションホワイト』と『ピュアブラック』で塗り分けました。

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使用したキットは、フジミの1/24峠シリーズの『トヨタ MR2』です。このキットは、箱絵では純正アルミホイールを装着していますが、実際にはワタナベのRSエイトしか入っていないので、ノーマルイメージで製作したい方は注意が必要です。

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パトカー仕様製作にあたっては、このキットにフジミの『パトカーパーツセット』を組み合わせました。このセットには、回転灯や旭日章などの基本パーツに加え、警察無線機やヘルメット、赤色灯などのアクセサリーパーツも付属しています。(デカールは、別売りの西日本版のパトカーデカールを使用しました)

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スチールホイールは、同じくフジミの『ハコスカ GT-R』用ランナーの別売りパーツを使用しました。サイズは14インチでタイヤ幅も抑えられているため、80年代の車にとても良く似合います。

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この4~5年、『関西オートモデラーの集い https://blogs.yahoo.co.jp/modeler_club_wednesday/16146884.html 』に参加するにあたって、フジミのMR2【AW11】の新作を完成させるという演出(?)を続けているのですが、今年8月の開催に向けての製作キットが決まりました。これは、『MR2』が市販化される前にモーターショー用モデルとして発表されていた『SV-3』で、現在では入手困難となっている貴重な製品です。 

この車両については、色々と資料も集めることができましたので、ぜひ納得のいく形で完成させたいと思います。

(次回は、1/350戦艦『武蔵』の製作記に戻ります)


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1/700航空母艦『翔鶴』完成

艦船模型製作代行のご依頼をいただいて製作していた、フジミの1/700航空母艦『翔鶴』が完成しました。

本日は、完成写真をご紹介します。(今回は画像15枚の拡大版になります)

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1/700航空母艦『翔鶴』、右舷艦首側からの全体像。1/700の『翔鶴』は、タミヤとフジミから発売されていますが、今回はフジミのキットをベースに製作しました。

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1/700航空母艦『翔鶴』、左舷艦尾側からの全体像。今回は、ディテールアップに必要な『翔鶴』の1941年時用の純正エッチングパーツの入手が叶わなかったため、姉妹艦『瑞鶴』の1944年時用のパーツを流用しました。また、木製甲板付属のエッチングも使えなかったことから(汎用パーツを多数投入して補填する必要があり)通常の製作と比較してかなり手間のかかる内容となりました。

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1/700航空母艦『翔鶴』、左舷側の全景。翔鶴型航空母艦は艦橋が右舷側に配置されており、そのシルエットからは現代型の空母にも繋がる特徴を垣間見ることができます。

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一方、右舷側には艦橋のほかに巨大な二本煙突も装備されています。比較的、洗練度の高い艦容を持ちつつも、複雑な造形美が融合しているところが、翔鶴型航空母艦の大きな魅力のひとつです。

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1/700航空母艦『翔鶴』、右舷艦首付近から艦橋にかけてのクローズアップ。遮風柵はお客様のご要望で立てた状態とし、シールドなしの12.7cm連装高角砲と25mm三連装機銃は、ファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツに切り替えました。また、船体舷側には塗膜の段差を利用した外板継ぎ目モールドの追加を行い、舷外電路も(プラモールドを切削して)汎用エッチングパーツに切り替えました。

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艦橋から煙突にかけての様子。ナノドレッドシリーズのパーツで他に使用したのは、この画像にも写っている9mカッターとパラベーン、探照灯などです。(写っていませんが、菊花紋章や錨、艦尾フェアリーダーも、同パーツに切り替えています)

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右舷後部のクローズアップ。シールドなしの対空兵装がファインモールド製であるのに対し、シールド付きのものはピットロードの新艦船装備セット(NE06)のパーツを使用し、高角砲射界制限枠や旗竿は、0.3mm径の真鍮線で自作しました。

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左舷艦首付近の様子。高角砲スポンソンのブルワークや射界制限枠には、弾片防御ロープを取り付け、舷梯や救命浮標には、各々対応する汎用パーツを使用しました。(船体舷側の舷梯は、フジミの純正エッチングに付属のものです)

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艦橋のディテールアップは、純正エッチングによるもののほかに、双眼望遠鏡とマントレット、弾片防御ロープなどを取り付け、探照灯はナノドレッドシリーズのパーツに切り替えました。また、メインマストには速力標と信号旗も取り付け、動きのある表現としています。

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メインマストと起倒式マストには、(純正パーツよりも繊細に表現されている)海魂のステンレス製エッチングパーツを組み込みました。各マストは立てた状態とし、メタルリギングによる張り線を追加しています。

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艦尾付近は側面から見ると、舷梯や舵柄信号標、艦尾信号灯などの機能性の高い装備品が目立ちます。また、艦尾の銘板は海魂のエッチングによる表現で、(お客さまのご指定で)白に塗装してから取り付けました。

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左舷艦首付近の見下ろしアングル。飛行甲板の飛行機繋止眼環は、0.3mmミリ径のドリルで再現したもので、飛行甲板全体で300カ所ほどを開口しました。また、飛行甲板上の白線標示は、モデルファクトリーハイギヤードの甲板塗装用マスキングシート( http://www.cherry-anchor.com/shopbrand/ct14/ )で塗り分けたもので、高角砲の警戒標識も塗装にて再現しました。
(キットで省略されている着艦制動策は、ファインモールドの汎用エッチングとメタルリギングを組み合わせたものです)

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艦載機は、ピットロードの『日本海軍機5』を使用して18機を製作しました。ディテールアップは風防上のアンテナを0.2mm径の真鍮線で追加し、メタルリギングによる張り線を施したのみですが、これだけでも充分にシルエットの美しさが引き立つ仕上げとなりました。なお、マーキングにはホビーエレメンツのデカールを使用し、翔鶴所属機を示す、胴体の白帯や垂直尾翼の機体番号などを再現しています。

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また、「九七式艦攻は迷彩塗装とし、2機のみ主翼を折り畳んだ状態で製作してほしい」とのご要望をいただきましたので、翔鶴機特有の迷彩塗装を入念に調べ、筆塗りで忠実に再現しました。

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一方、この艦載機群は、同じお客さまから同時にご依頼をいただいた、1/700の航空母艦『飛龍』所属機です。『翔鶴』機のマーキングとの異なる点は、胴体に青の2本線が引かれている点と、暗緑色と赤褐色を織り交ぜた97式艦攻の迷彩塗装です。(艦攻のうちの2機は通常塗装をご希望いただいたので、残る2機のみを迷彩仕上げとしました)


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1/700航空母艦『翔鶴』製作 その10

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本日も前回に引き続き、小物類の取り付けの様子をご紹介します。

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フジミの『翔鶴』の飛行甲板には、着艦制動策のモールドがありません。これを再現するには、専用の木製甲板に付属のパーツが必要なのですが、現在では入手困難になっているため、ファインモールドの汎用エッチングパーツ(AM15)から制動策の取り付けブラケットのみを使用し、策本体はメタルリギングを現物合わせで切り詰めて表現しました。(結果、専用エッチング以上にメリハリの効いた仕上がりになりました)

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また、静止策は支柱のみがモールド再現されています。策本体は(残念ながら汎用パーツの長さが足りなかったので)テトラモデルの手すりエッチングを流用しました。

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遮風柵は展開した状態とし、全面には固定策をメタルリギングにて再現しました。(右下に写っている緑の舷灯も、汎用エッチングによる仕上げです)

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真鍮線にて自作した箇所は、高角砲の射界制限枠(写真上側)と、艦首&艦尾の旗竿(写真下側)です。どちらも0.3mm径の真鍮線を使用しました。

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9mカッターはファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツを使用し、ダビットは純正エッチングによるものです。また、お客さまからのご指示でクライプバンドや固縛ロープも取り付け、躍動感のある仕上げとしました。

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艦橋にはマントレットや双眼望遠鏡、更には弾片防御ロープなどを取り付けました。マントレットと双眼鏡はgenuine modelのレジンパーツによるもので、離型剤を洗い落としたうえでプライマー&サーフェイサーで下処理してから塗装しています。

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続いては、艦尾銘板を取り付けます。このパーツは一文字のサイズが1mm程度で、文字の太さに至っては0.1mmほどしかないので、慎重な作業が求められました。

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この銘板は、開戦時には外舷色に塗りつぶされていたと伝えられていますが、今回はお客さまのご希望で白に塗装してから取り付けています。

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舷梯は、フジミの純正パーツによるもので、左右両舷の艦首と艦尾に合計4基を取り付けました。このパーツは取り付けてから塗り分けるのは少々難しいので、エッチング板から切り離す前に概ねの塗り分けを済ませてから組み込んでいます。

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マストや艦橋の取り付けも完了し、あとはクレーンと張り線と旗(と速力標)、そして機銃、菊花紋章などの取り付けを残すのみとなりました。

次回は完成写真をご紹介します。


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1/700航空母艦『翔鶴』製作 その9

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、フジミの1/700航空母艦『翔鶴』を製作中です。

本日は、飛行甲板の塗り分けの続きと船体への取り付け、更にはそれに伴う小物類の追加の様子をご紹介します。

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飛行甲板を仕上げるにあたり、まずは遮風柵と収納部の組み立てと塗装を行いました。(外舷色による塗装になりますが、遮風柵表面には、飛行甲板上の白線の塗り分けも行います)

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高角砲の警戒標示(紅白のライン)は、お客さまより専用のマスキングテンプレートもご用意いただいたのですが、塗装部には滑り止めモールドがあるために密着させることが難しく、残念ながら使用することはできませんでした。

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「テンプレートが使用できない場合はデカール表現でも良い」というご指示をいただいていたのですが、せっかく白線を塗装で表現していますので、警戒標示も細切りのマスキングテープによる塗り分けを行いました。

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これは、艦尾側の警戒標示の様子です。赤ラインを中心に白ラインが両側から挟み込むような表示ですので、0.4mm幅の細切りマスキングテープを使用して慎重に塗り分けています。

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飛行甲板裏側には、ビームやガーダーなどのディテールアップは施していませんが、ハンギングレールやクレーンフック、着艦標識などにはエッチングを使用しました。

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また、飛行甲板接着後には、着艦標識下部に舵柄信号標の取り付けを行いました。このパーツは純正エッチングには付属していないので、汎用パーツを使用しています。

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艦尾付近の機銃スポンソン両舷には着艦指導灯を取り付け、艦尾信号灯も装備させました。これらの取り付けを進めていくと、いよいよ空母らしいメカニズムが引き立ってきます。

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この『翔鶴』をご依頼のお客さまの作品は、普段は飛行機救助網と人員救助網にハセガワパーツを使用するのが常ですが、今回はパーツの入手が難しいということで、フジミの純正パーツを取り付けました。

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艦橋の方も製作を進めており、塗装を済ませた後には探照灯や双眼望遠鏡、弾片防御ロープやマントレットなどを取り付ける予定です。

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メインマストと起倒式マストには海魂のパーツを使うようにとのご指定がありましたので、純正パーツは使わずにステンレスのエッチングを組みました。このパーツは、純正の真鍮エッチングと比較して接着に苦労しますが、支柱が細くてより繊細な仕上がりとなります。


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1/700航空母艦『翔鶴』製作 その8

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、フジミの1/700航空母艦『翔鶴』を製作中です。

本日は、飛行甲板の下処理とディテールアップ、そして塗装の様子をご紹介します。

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キットの甲板パーツのクローズアップ。外周部の排水溝などがメリハリのある表現となっている一方で木甲板の板目モールドは抑え目となっており、フジミの空母キットの標準的な仕上がりです。

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このままだと甲板表面が少々、間延びしてしまいますので、今回は飛行機繋止眼環を追加することになりました0.3mm径のドリルを使い、画像のような専用テンプレートを使って地道にひとつひとつ、開けていきます。

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なお、この眼環は左右非対称にならないように注意が必要です。まずは甲板全体にサーフェイサーの下地処理を施したうえで中心線を描き込み、艦首側から順に仕上げていきました。

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作業途中の様子。甲板全体の穴あけ箇所は300カ所程度になりますでしょうか? 穴あけの際には、探照灯カバーや滑走静止策などを避ける必要があるので、慎重に進めていきました。

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飛行機繋止眼環のモールド追加を終えた飛行甲板全景です。これで、広い面積の間延びを効果的に防ぐことができました。この時点でもういちどサーフェイサーを軽く吹き、穴の浅い箇所や位置ズレなどの修正も行います。

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続いては、飛行甲板の塗装ですが、今回も『モデルファクトリーハイギヤード』の甲板塗装用マスキングシートを使用しました。

モデルファクトリーハイギヤード 1/700航空母艦『翔鶴』専用マスキングシートの通販サイトはこちら
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 http://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000308/

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このシートはフジミの1/700航空母艦『翔鶴』に合わせた木甲板用のマスキングシートと、白線用のシートがセットされているので、まずは甲板全体に木甲板色を塗装して木甲板用シートでマスキングののち、外舷色を塗り重ねました。

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これだけで、木甲板部と鉄甲板部の塗り分けが簡単に完了します。シート外周部からの塗料の吹き込みが心配な場合は、(マスキング後に)前に塗った塗色をもう一度塗り重ねておくか、軽くクリアーなどを吹いておくと安心です。

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続いて、付属の転写シートで白線用のマスキングシートを貼り付けて艶消しホワイトをムラなく塗り重ね、紅白の着艦表示も専用シートで塗り分けます。

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これで、飛行甲板の塗り分けが無事に完了しました。 モデルファクトリーハイギヤードのマスキングシートは、webショップ『CHERRY&ANCHOR』の専用ページに各種ラインナップしておりますので、ご興味のございます方は、ぜひご覧ください。

CHERRY&ANCHOR艦船模型用マスキングシート掲載ページ→ http://www.cherry-anchor.com/shopbrand/ct14/

来週も引き続き、1/700航空母艦『翔鶴』の製作記をご紹介します。


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1/700航空母艦『翔鶴』製作 その7

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、フジミの1/700航空母艦『翔鶴』を製作中です。

今回も引き続き、船体のエッチング取り付けの様子をご紹介します。

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前回は右舷の煙突付近までをご紹介しましたので、今回はそれより後方のシールド付き高角砲および機銃周りをご紹介します。エッチングは、フジミの『瑞鶴』用を使用していますが、この部分については(他パーツでの補填は要らず)ほぼ説明書どおりに使用することができました。

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機銃スポンソン艦尾付近のクレーン収納部分は、プラモールドを削り取ってエッチングに切り替えました。なお、シールド付き機銃と高角砲は、ピットロードの新艦船装備セットNE06のパーツに切り替えています。

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左舷艦首付近のクローズアップ。この部分については左右共にほぼ対象となっており、左舷側と同様に舷外通路をグレーチングのエッチングに切り替えました。

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左舷中央部にはシールドなしの機銃射撃指揮装置があり、飛行甲板の作業員ポケットを兼ねたスポンソンとラッタルが多数、備わります。

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左舷後部の様子。起倒式マストの取り付けブラケットは、下部のモールドを切り取り、エッチングの補強材に切り替えました。また、シールドなしの12.7cm連装高角砲は、全てファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツに交換しています。

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後部短艇甲板の様子。『瑞鶴』用のエッチングでは、上部の甲板後部は機銃スポンソンに繋がるため、後端部の手すりが用意されていません。足りない部分については、(補填用に用意していた同一パーツから)側面部の手すりを移植して対応しました。

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その後、船体主要部も塗り分けも済ませ、残すは艦橋構造物とマスト、飛行甲板などとなりました。次回は、飛行甲板の処理の様子をご紹介します。

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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事や考証記事を書かせていただいております。

このところ、無記名のコメント(名無し、通りすがり)などが増えております。HN記載のない投稿は全て削除しますので、ご注意ください

インターネット上とはいえ、人間同士の交流の場としてコメント欄を公開しておりますので、マナーをお守りいただき、フェアなお付き合いをよろしくお願いいたします。

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