1/700戦艦『武蔵』製作 その2
私のブログを、スマートフォンからご覧になっている方もおられると思いますが、今週から画像の表示が適正化されているのに気づかれましたでしょうか?
当ブログは、諸々の事情でスマホからのアクセスもPC表示としていることから、(レイアウトと画像サイズの都合で)これまでは画像の右端が切れてしまう問題が生じていたのですが、妻の鍋弓わた( https://www.aksd.net/ )が、修正用のスタイルシートを書いてくれたので、それをヘッダー内にペーストすることで解決しました。
私もサイト製作は20年来、HTMLのタグ打ち一本でやってきておりますが、妻はそれに輪をかけたサイト構築マニアですので、こういう(もともとあるテンプレートに手を入れたい)ときには、とても頼りになります。
……と、少々話題が逸れてしまいましたが、ここからは『武蔵』製作記の続きです。
艦船模型製作代行のご依頼をいただき、フジミの1/700戦艦『武蔵』を製作中です。
前回までに、船体と中央構造物の主要部の仮組みまでが終わりました。フジミの『武蔵』は、中央構造物と増設機銃(高角砲)甲板が独立しているため、まずは煙突と前後部の艦橋などの中央部からディテールアップを開始しました。
最終時の『武蔵』は、姉妹艦『大和』とは異なり、竣工時から搭載されていた25mm三連装機銃のシールドが取り外されず、そのまま残っていますので、これらをファインモールド製のナノドレッドシリーズの「大和・武蔵用シールドタイプ」に全て切り替えました。
シールド付き機銃をナノドレッドに切り替えた中央構造物。エッチング化に備えるため、この時点で後部マストの13号電探の切削や前部艦橋の窓枠の切り取り、前部主砲射撃指揮所の(プラパーツ用)取り付け穴の閉塞など、ディテールアップ前に必要な処置は全て済ませておきました。
フジミの純正エッチングの中でも、煙突は特にパーツが充実していてディテールアップ効果の高い部分です。これは、内部の仕切りを組み立てた状態で、複数の板パーツを「井の字」状に組むことで、実感的な内部構造を再現することができます。(ただし、煙突本体の内径が足りないため、このパーツを組むには内部を大幅に削り込む必要があります)
また、ジャッキステーや外部通路なども充実した仕上がりです。出口は内部仕切りにファンネルキャップを被せる構成になっているので、パーツに丸みを表現してから取り付けました。
後部艦橋と傾斜マストの様子。この部分のパーツ構成はシンプルですが、13号電探は左右で合計14枚のエッチングを組み合わせて仕上げる構成となっており、精度の高い仕上げとなりました。
前部艦橋は21号電探と背面ラッタル、吸気口のルーバーなどが見どころです。前部艦橋、後部艦橋、煙突ともに左右分割構成となっているのですが、合いはかなり悪いので、ひとつひとつ、入念にすり合わせと合わせ目処理を行いました。
これで、およそ中央付近のディテールアップは完了しました。ナノドレッド機銃を除くと、純正エッチングしか使用していませんが、純正パーツのみの仕様としては、かなり細かい部分まで手を入れられたと思います。
次回更新は連休明けになりますが、機銃(高角砲)増設甲板と主武装の製作とディテールアップの様子をご紹介します。
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■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo73』に、1/700戦艦『金剛』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『いずも型護衛艦モデリングガイド』に、1/700護衛艦『かが』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ イカロス出版『あさひ型モデリングガイド』に1/700護衛艦『しらぬい』作例記事掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 11月号』に「パテの小技 裏技 豆知識」を掲載。全国書店にて発売中!
┣ モデルアート社出版『月刊MODEL Art 2019年12月号』の技術紹介記事に参加予定。10月26日発売予定!
┗ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo74』に、1/350作例記事掲載予定。11月15日発売予定!
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(2019年10月9日更新! 取引例と模型誌作例の計20作品を一挙公開!)
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(2019年10月5日、飛行機模型完成品4点入荷!)
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シールド付き機銃をナノドレッドに切り替えた中央構造物。エッチング化に備えるため、この時点で後部マストの13号電探の切削や前部艦橋の窓枠の切り取り、前部主砲射撃指揮所の(プラパーツ用)取り付け穴の閉塞など、ディテールアップ前に必要な処置は全て済ませておきました。
フジミの純正エッチングの中でも、煙突は特にパーツが充実していてディテールアップ効果の高い部分です。これは、内部の仕切りを組み立てた状態で、複数の板パーツを「井の字」状に組むことで、実感的な内部構造を再現することができます。(ただし、煙突本体の内径が足りないため、このパーツを組むには内部を大幅に削り込む必要があります)
また、ジャッキステーや外部通路なども充実した仕上がりです。出口は内部仕切りにファンネルキャップを被せる構成になっているので、パーツに丸みを表現してから取り付けました。
後部艦橋と傾斜マストの様子。この部分のパーツ構成はシンプルですが、13号電探は左右で合計14枚のエッチングを組み合わせて仕上げる構成となっており、精度の高い仕上げとなりました。
前部艦橋は21号電探と背面ラッタル、吸気口のルーバーなどが見どころです。前部艦橋、後部艦橋、煙突ともに左右分割構成となっているのですが、合いはかなり悪いので、ひとつひとつ、入念にすり合わせと合わせ目処理を行いました。
これで、およそ中央付近のディテールアップは完了しました。ナノドレッド機銃を除くと、純正エッチングしか使用していませんが、純正パーツのみの仕様としては、かなり細かい部分まで手を入れられたと思います。
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