1/350戦艦『ビスマルク』完成
艦船模型製作代行のご依頼を受けて、ドイツレベルの1/350戦艦『ビスマルク』を製作しました。
本日は完成写真をご紹介します。
なお、今回も大きいサイズの写真を掲載したページへのリンクを最後に貼っておりますので、ご興味のございます方は是非ご覧ください。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』。左舷前部からの全景です。ディティールアップはポントスモデルのディティールアップパーツセットから、主砲、副砲、高角砲、機銃などの各砲身とマストなどの真鍮挽き物パーツを使用し、エッチングも大半はポントスモデルパーツを使用しました(木製甲板もポントスのパーツセットに付属物のです)。その他、補助的にライオンロアのレジン&エッチングパーツも併用し、双眼望遠鏡等の観測機器や、クレーン、シャッターの一部に使用しました。

少し見下ろしたアングルから、ズームで撮影しました。大戦時のドイツ戦艦特有の、綺麗な山なりのシルエットが美しく映えます。

右舷後部からの全景。船体や甲板、構造物などはほぼすべて艶消し仕上げとしていますが、スクリューなどの金属地の露出した部分は曇り防止のため、敢えて艶を残した仕上げとしています。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷前部の様子。実艦のビスマルクは竣工してからライン演習に出撃するまでの短い期間に何度も塗装変更がなされましたが、今回の塗装はお客様のご希望でバルト海での演習時の塗り分けを再現させていただきました。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷中央部の様子。構造物左右の垂直面は独特の直線ラインで塗り分けられた『バルチックスキーム』という迷彩パターンが採用されています。船体舷側から各構造物に繋がる塗り分けを自然に仕上げるには、かなりの手間がかかりました。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷後部の様子。真鍮挽き物パーツとエッチングのフル金属仕上げとなった後部マストと、エッチング使用により各ブルワークを薄く実感的に仕上げる事ができた露天の後部艦橋が見どころです。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、船首錨鎖甲板の様子。スワスチカ(ハーケンクロイツ)の角度はこれまで、船尾方向から見て『◆』であるのが正しいと思っていたのですが、ヒトラーがビスマルクを視察した時の写真を確認したところ『■』の角度が正しいと思われたので、今回はそのように仕上げました。

前部主砲塔付近の様子。主砲塔のパーツはキットのままでは防水キャンパスが含まれていなかったので、ポントスモデルのレジンパーツを使用して補填しました。(もちろん、砲身も真鍮製に取り替えています)

艦橋付近の様子。艦橋前面の塗装は資料によってグレーであったり、ブラックであったりと今一つ正しい塗り分けがはっきりしませんが、今回は全体的にドイツレベルキットの塗り分け指示に従った仕上げとしています。

副砲塔の天蓋の塗り分けも同じく、はっきりしたことは判明しなかったため、お客様と相談させて頂いた上で主砲塔と同じカーマインレッドへの塗り分けを行いました。

背景の黒に溶け込んではっきり見えませんが、空中線もお客様のご要望でかなり多めに張りました。ヨーロッパの艦船特有の琴型空中線も、メタルラインと金属線を併用して再現しています。

見上げアングルで見ると、艦橋や煙突周りのスポンソンなどの裏側の補強の様子も良くわかります。これらはすべてプラモールドを削り取った上で、エッチングの補強トラス材を張り付けて再現しました。

後部艦橋およびマスト付近。短艇や搭載機も妥協なく仕上げております。

後部第三、第四主砲塔付近。ボラードやキャプスタンなども真鍮挽き物のパーツに交換し、挽き物とエッチングを組み合わせたホーサーリールもシャープな仕上がりを演出してくれました。ハッチの周りの手すりなどもワンポイントとして模型映えのするポイントです。
なお、今回は戦艦『霧島』、空母『赤城』の製作記のときと同じように大きな完成写真をアップロードしておりますので、ご興味のございます方は下記アドレスをクリックしてぜひともご覧くださいませ。
↓↓↓
http://nabeck.web.fc2.com/nakaisama27hd.htm
当工房では、このビスマルクと同スペックの1/350日本海軍戦艦モデルの製作ご依頼を大募集しております。 ご興味のございます方がおられましたら、下記メールフォームからお気軽にお問い合わせくださいませ。心をこめて対応してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
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長い製作記をご覧いただき、まことにありがとうございました。
明日は6月下旬以降、更新が途絶えていた神戸旅行記(http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-718.html)の続きを掲載し、続いては夏~秋にかけて参加した展示会のレポートをご紹介いたします。
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ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』。左舷前部からの全景です。ディティールアップはポントスモデルのディティールアップパーツセットから、主砲、副砲、高角砲、機銃などの各砲身とマストなどの真鍮挽き物パーツを使用し、エッチングも大半はポントスモデルパーツを使用しました(木製甲板もポントスのパーツセットに付属物のです)。その他、補助的にライオンロアのレジン&エッチングパーツも併用し、双眼望遠鏡等の観測機器や、クレーン、シャッターの一部に使用しました。

少し見下ろしたアングルから、ズームで撮影しました。大戦時のドイツ戦艦特有の、綺麗な山なりのシルエットが美しく映えます。

右舷後部からの全景。船体や甲板、構造物などはほぼすべて艶消し仕上げとしていますが、スクリューなどの金属地の露出した部分は曇り防止のため、敢えて艶を残した仕上げとしています。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷前部の様子。実艦のビスマルクは竣工してからライン演習に出撃するまでの短い期間に何度も塗装変更がなされましたが、今回の塗装はお客様のご希望でバルト海での演習時の塗り分けを再現させていただきました。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷中央部の様子。構造物左右の垂直面は独特の直線ラインで塗り分けられた『バルチックスキーム』という迷彩パターンが採用されています。船体舷側から各構造物に繋がる塗り分けを自然に仕上げるには、かなりの手間がかかりました。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、左舷後部の様子。真鍮挽き物パーツとエッチングのフル金属仕上げとなった後部マストと、エッチング使用により各ブルワークを薄く実感的に仕上げる事ができた露天の後部艦橋が見どころです。

ドイツレベル製1/350戦艦『ビスマルク』、船首錨鎖甲板の様子。スワスチカ(ハーケンクロイツ)の角度はこれまで、船尾方向から見て『◆』であるのが正しいと思っていたのですが、ヒトラーがビスマルクを視察した時の写真を確認したところ『■』の角度が正しいと思われたので、今回はそのように仕上げました。

前部主砲塔付近の様子。主砲塔のパーツはキットのままでは防水キャンパスが含まれていなかったので、ポントスモデルのレジンパーツを使用して補填しました。(もちろん、砲身も真鍮製に取り替えています)

艦橋付近の様子。艦橋前面の塗装は資料によってグレーであったり、ブラックであったりと今一つ正しい塗り分けがはっきりしませんが、今回は全体的にドイツレベルキットの塗り分け指示に従った仕上げとしています。

副砲塔の天蓋の塗り分けも同じく、はっきりしたことは判明しなかったため、お客様と相談させて頂いた上で主砲塔と同じカーマインレッドへの塗り分けを行いました。

背景の黒に溶け込んではっきり見えませんが、空中線もお客様のご要望でかなり多めに張りました。ヨーロッパの艦船特有の琴型空中線も、メタルラインと金属線を併用して再現しています。

見上げアングルで見ると、艦橋や煙突周りのスポンソンなどの裏側の補強の様子も良くわかります。これらはすべてプラモールドを削り取った上で、エッチングの補強トラス材を張り付けて再現しました。

後部艦橋およびマスト付近。短艇や搭載機も妥協なく仕上げております。

後部第三、第四主砲塔付近。ボラードやキャプスタンなども真鍮挽き物のパーツに交換し、挽き物とエッチングを組み合わせたホーサーリールもシャープな仕上がりを演出してくれました。ハッチの周りの手すりなどもワンポイントとして模型映えのするポイントです。
なお、今回は戦艦『霧島』、空母『赤城』の製作記のときと同じように大きな完成写真をアップロードしておりますので、ご興味のございます方は下記アドレスをクリックしてぜひともご覧くださいませ。
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長い製作記をご覧いただき、まことにありがとうございました。
明日は6月下旬以降、更新が途絶えていた神戸旅行記(http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-718.html)の続きを掲載し、続いては夏~秋にかけて参加した展示会のレポートをご紹介いたします。
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