公式ブログの移転と、新サイト開設の案内
以前から幾度かお知らせしておりましたが、公式ブログとして2011年から更新を続けていた「HIGH-GEARedの模型と趣味の日常」は、本日で平日毎日更新を終了し、新サイト内に併設しました新ブログの方に移行いたします。

こちらが新サイトのトップページ。
これからは事業案内や作品紹介、ブログなどを一本化したかたちで公開していく予定ですので、この機会に、ぜひお気に入り(ブックマーク)への登録をよろしくお願いいたします。
●モデルファクトリーハイギヤード 新公式サイト
┗ https://high-geared.com/
そして肝心の公式ブログですが、ここへは、トップページの上段メニューの中央付近のボタンから入れます。
↓↓↓

公式ブログのフロントページの様子。
「主にブログの方を見たい!」という方は、こちらをお気に入り(ブックマーク)にご登録ください。
●モデルファクトリーハイギヤード公式ブログ
┗ https://high-geared.com/blog/
現在、当該ブログは過去作例の掲載記事の移行を並行して行っている関係で、模型誌掲載情報を中心に更新を進めておりますが、今後は製作代行ご依頼品の記事も、こちらの方に掲載していきます。
いっぽう、こちらは事業案内のページの一部です。
↓↓↓

「よくある質問」や、当工房の沿革などを加えて、より多くのお客さまにご理解をいただけるよう心がけました。

これも、当工房の沿革の一部ですが、このページをご覧になったことがある方は、かなりの「ハイギヤード通」だと思います。(笑)
これは「モデルファクトリーハイギヤード」という屋号が付く前、2003年頃に運営していた艦船模型製作代行サイトで(艦船模型製作代行という形での営業形態は)今年で20年目を迎えました。
事業案内のページには、私個人の経歴も含めて色々と新しい情報なども載せておりますので、もし興味があるという方がおられましたら、覗いていただけましたら幸いです。

話題をブログの方に戻しますと、現在公開中の過去作例の記事には未公開の工程写真や解説文を加え、全体的な焼き直しを図りました。

また、「今だからこそ話せる、当時のこぼれ話」なども追加しておりますので、作例記事をご覧になった方には、併せてお楽しみいただけましたらと思います。
思えば「HIGH-GEARedの模型と趣味の日常」を開設し、平日毎日更新を始めて12年間、投稿記事は約2800件にのぼり、製作代行のお客さまやモデラーの皆さまをはじめ、多くの方にご愛顧いただけたことを心より感謝しております。
今後の更新は、主に新ブログの方を中心として参りますが、「HIGH-GEARedの模型と趣味」の日常の方も、完成写真とメディア掲載については今後も更新を続けて参りますので、これまでの受注作品や模型誌作例のデータベースとして、これからもご活用いただけましたらと思います。
これまで12年のご愛顧、まことにありがとうございました。
●新ブログのアドレスはこちら!
┗ https://high-geared.com/blog/
(新ブログの方も「人気ブログランキング」に登録しておりますので、引き続き応援いただけましたら幸いです)
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■メディア掲載情報
┣ 「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」モデルアート社より発売中
┣ モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo89」に、1/350駆逐艦「島風」作例掲載中
┗ モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo90」に、1/350作例記事掲載予定11月発売
艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ
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(2022年5月2日更新。取引例に新作25点、模型誌掲載作例に4点の計29作品を追加!)
モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(最終更新日2023年8月10日 1/350駆逐艦「綾波」完成品入荷)
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1/35タミヤ「陸上自衛隊 74式戦車」完成品を、奈良地本に貸与
ご縁がございまして、このたび小生製作のタミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」の完成品を、自衛隊奈良地方協力隊本部のある奈良第2地方合同庁舎の玄関ロビーに展示いただきました。
■1/35タミヤ「陸上自衛隊 74式戦車」完成品を、奈良地本に貸与

作品の貸与にあたり、自衛隊奈良地方協力本部長の黒壁 義紀 防衛事務官との記念撮影に応じていただきました。
■作品の詳細を改めてご紹介

今回、自衛隊奈良地方協力本部に貸与した作品は、タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」の完成品です。今年の9月の「奈良模型愛好会」の展示会に向けて製作したもので、ライオンロア、モデルカステン、アドラーズネスト等のディテールアップパーツを組み込んだほか、アンテナガードや砲身カバーなどを自作し、駐屯地記念行事の観閲行進準備の情景にて製作しました。

タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」、右後方からの全景。モデルカステンの連結可動履帯が、自然なたるみを演出してくれました。観閲行進時の姿ということで、汚し塗装などは軽めとしています。

コマンダー&ガンナーは、タミヤ1/35「陸上自衛隊 90式戦車」用に付属のフィギュアを使用しました。その際、奈良模型愛好会のメンバーからヘルメットの形状が異なる点を教えていただいたため、プラ材やパテなどで修正しています。
作品の詳細は、旧ブログに掲載しておりますので、ご興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
●タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」製作記(旧ブログ)
┗ https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-270.html
■74式戦車の元搭乗員の方が、作品を鑑賞(車番が完全一致という偶然)

このタミヤ1/35「陸上自衛隊」 74式戦車」は、別売りデカールを使用して、かつて「今津駐屯地」に所在していた第3戦車大隊のマーキング&車番を再現していたのですが、奈良地方協力本部には過去にこの部隊で74式戦車のドライバー&ガンナーを務めておられた隊員さんがおられたため、直接、作品をご覧いただく機会に恵まれました。(写真右側)

そして私も大変驚いた偶然なのですが、この隊員さんが乗車しておられた車番が「95-1009」ということで、今回の作品と完全一致していました。870両以上生産されたといわれる74式戦車の中で、ピンポイントに一致するのですから、これは全く驚きと言わざるを得ません!

これは、以前に大久保駐屯地で撮影した【95-1009】です。実車は「赤外線投光器なし」の仕様ですが、元乗組員の方曰く「付いてる方がカッコ良い!」とのことです(笑)

元搭乗員の方の感想でもっとも嬉しかったのは「汚れ方がかなり正確!」というお言葉をいただいたことです。例えばマフラー後方のフェンダー側面にかなりの砂が付いている様子は、実車を見て分かっていましたが、その理由が「エンジンが2ストなので、マフラーから噴き出したオイルが砂をこびりつかせる」というお話や、観閲行進時のドライバーの頭の位置(同時に行う砲身のセッティング)、戦車帽の取り扱いなど、模型製作にも役立つ情報満載でした。
■玄関ロビーでの展示と、その他の模型作品

作品は、奈良地方協力本部がある「奈良第2地方合同庁舎」の玄関ロビーに展示いただきました。正面入り口を入ってすぐのところですので、地本に御用がある方は、ぜひご覧ください。

また、ショーケースには、隊員やご家族の方が製作されたプラモデル完成品や、自衛隊の内部組織で資料用に製作された模型など、たくさんの完成品が展示されています。

最後に、再び本部長とのツーショットですが、実は本部長もお若い頃にタミヤの1/35「74式戦車」を作られたことがあるとのこと。陸自の一佐と同等の等級の防衛事務官と聞いて、私も緊張してしまいましたが、当時を思い出すのか? 作品を興味深くご覧いただき、たいへん光栄な機会となりました。
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■1/35タミヤ「陸上自衛隊 74式戦車」完成品を、奈良地本に貸与

作品の貸与にあたり、自衛隊奈良地方協力本部長の黒壁 義紀 防衛事務官との記念撮影に応じていただきました。
■作品の詳細を改めてご紹介

今回、自衛隊奈良地方協力本部に貸与した作品は、タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」の完成品です。今年の9月の「奈良模型愛好会」の展示会に向けて製作したもので、ライオンロア、モデルカステン、アドラーズネスト等のディテールアップパーツを組み込んだほか、アンテナガードや砲身カバーなどを自作し、駐屯地記念行事の観閲行進準備の情景にて製作しました。

タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」、右後方からの全景。モデルカステンの連結可動履帯が、自然なたるみを演出してくれました。観閲行進時の姿ということで、汚し塗装などは軽めとしています。

コマンダー&ガンナーは、タミヤ1/35「陸上自衛隊 90式戦車」用に付属のフィギュアを使用しました。その際、奈良模型愛好会のメンバーからヘルメットの形状が異なる点を教えていただいたため、プラ材やパテなどで修正しています。
作品の詳細は、旧ブログに掲載しておりますので、ご興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
●タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」製作記(旧ブログ)
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■74式戦車の元搭乗員の方が、作品を鑑賞(車番が完全一致という偶然)

このタミヤ1/35「陸上自衛隊」 74式戦車」は、別売りデカールを使用して、かつて「今津駐屯地」に所在していた第3戦車大隊のマーキング&車番を再現していたのですが、奈良地方協力本部には過去にこの部隊で74式戦車のドライバー&ガンナーを務めておられた隊員さんがおられたため、直接、作品をご覧いただく機会に恵まれました。(写真右側)

そして私も大変驚いた偶然なのですが、この隊員さんが乗車しておられた車番が「95-1009」ということで、今回の作品と完全一致していました。870両以上生産されたといわれる74式戦車の中で、ピンポイントに一致するのですから、これは全く驚きと言わざるを得ません!

これは、以前に大久保駐屯地で撮影した【95-1009】です。実車は「赤外線投光器なし」の仕様ですが、元乗組員の方曰く「付いてる方がカッコ良い!」とのことです(笑)

元搭乗員の方の感想でもっとも嬉しかったのは「汚れ方がかなり正確!」というお言葉をいただいたことです。例えばマフラー後方のフェンダー側面にかなりの砂が付いている様子は、実車を見て分かっていましたが、その理由が「エンジンが2ストなので、マフラーから噴き出したオイルが砂をこびりつかせる」というお話や、観閲行進時のドライバーの頭の位置(同時に行う砲身のセッティング)、戦車帽の取り扱いなど、模型製作にも役立つ情報満載でした。
■玄関ロビーでの展示と、その他の模型作品

作品は、奈良地方協力本部がある「奈良第2地方合同庁舎」の玄関ロビーに展示いただきました。正面入り口を入ってすぐのところですので、地本に御用がある方は、ぜひご覧ください。

また、ショーケースには、隊員やご家族の方が製作されたプラモデル完成品や、自衛隊の内部組織で資料用に製作された模型など、たくさんの完成品が展示されています。

最後に、再び本部長とのツーショットですが、実は本部長もお若い頃にタミヤの1/35「74式戦車」を作られたことがあるとのこと。陸自の一佐と同等の等級の防衛事務官と聞いて、私も緊張してしまいましたが、当時を思い出すのか? 作品を興味深くご覧いただき、たいへん光栄な機会となりました。
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1/350防空巡洋艦「五十鈴」完成写真
艦船模型製作代行のご依頼をいただいて製作していた、アオシマの1/350防空巡洋艦「五十鈴」が無事に完成しました。
本日は、完成写真をご紹介します。

1/350防空巡洋艦「五十鈴」、右舷艦首側からの見下ろしアングル。「五十鈴(いすず)」は所謂5,500トン型軽巡洋艦に分類される艦で、長良型軽巡洋艦の2番艦にあたります。

1/350防空巡洋艦「五十鈴」、左舷艦尾側からの全景。5,500t型軽巡洋艦は、戦前~戦中にかけて個性的な改装が実施された有名艦が存在しますが、「五十鈴」もそのひとつで、対空兵装を非常に充実させた「防空巡洋艦」と多くの海戦に参加しました。

艦首、右舷側からのクローズアップ。キットはアオシマ製で、ディテールアップにはアオシマ純正エッチングパーツ×2種と、フライホークのスーパーディテールセット、更に汎用の甲板装備品や機銃身などを使用しました。

左舷からの見下ろしアングル。高角砲はフライホークのディテールアップパーツに交換し、25mm機銃はファインモールド製のナノ・ドレッドシリーズのパーツをベースに、機銃身をポントスモデルの真鍮挽物パーツに切り替えました。また、艦橋内部や防空指揮所の双眼鏡や伝声管には、ベテランモデルのレジンパーツを使用し、整流装置やグレーチング、21号電探&ループアンテナなどにもフライホークのディテールアップのエッチングパーツを使用しました。

艦橋後部から煙突にかけての様子。艦載艇は主にアオシマのキットパーツにフライホークのエッチングを組み合わせてますが、ボートクラッチにはアオシマ純正エッチングパーツを使用し、9mカッターはタミヤの別売り品に切り替えました。

また、舷窓やモンキーラッタルといった小物類も汎用エッチングパーツに切り替え、甲板上のリノリウム押さえ金具もモールドをすべて撤去したうえで、汎用パーツを現物合わせで切り詰めつつ貼っていきました。

機銃座やブルワーク、探照灯架台などはフライホークのエッチングによるもので、スケールに応じた壁の薄さを再現することができました。後部マストのクレーンブームは真鍮挽物パーツに切り替え、22号電探には3Dプリントパーツを使用しています。

左舷艦尾付近のクローズアップ。ボラードにはアドラーズネスト、通風筒にはGenuine modelのパーツを使用し、副錨や甲板うえのハッチ類もエッチングに切り替えました。フライホークのパーツは、アオシマキットとは部分的に異なる考証を採り入れていることから、後部甲板の平面形や、中央部の機銃座&探照灯架台、クレーンなどの形状も変更しています。

アドラーズネストの飾り脚を取り付け、タミヤの「ディスプレイケースN」に固定し、完成となりました。
フライホークのエッチングは、これまで説明書の番号間違いに悩まされることが多かったのですが、「五十鈴」用に関してはそうした間違いも比較的少なく、割と組みやすい印象でした。
いっぽう、アオシマキットの方は、パーツのフィッティングなどは良好でしたが、ランナーの番号に重複が多く(例えばIランナーが3種、C、D、Eランナーがそれぞれ2種ずつあるなど)、バリエーションキットならではの組みづらさもありました。
ただ、完成した姿は本当に美しく、玄人向けの艦容も相まって魅力的なキットですので、多くのモデラーの方にオススメです。
次回は少々重要な内容となりまして、ブログの移転に向けたご案内を掲載しますので、ぜひご覧ください。
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1/350防空巡洋艦「五十鈴」、左舷艦尾側からの全景。5,500t型軽巡洋艦は、戦前~戦中にかけて個性的な改装が実施された有名艦が存在しますが、「五十鈴」もそのひとつで、対空兵装を非常に充実させた「防空巡洋艦」と多くの海戦に参加しました。

艦首、右舷側からのクローズアップ。キットはアオシマ製で、ディテールアップにはアオシマ純正エッチングパーツ×2種と、フライホークのスーパーディテールセット、更に汎用の甲板装備品や機銃身などを使用しました。

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艦橋後部から煙突にかけての様子。艦載艇は主にアオシマのキットパーツにフライホークのエッチングを組み合わせてますが、ボートクラッチにはアオシマ純正エッチングパーツを使用し、9mカッターはタミヤの別売り品に切り替えました。

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左舷艦尾付近のクローズアップ。ボラードにはアドラーズネスト、通風筒にはGenuine modelのパーツを使用し、副錨や甲板うえのハッチ類もエッチングに切り替えました。フライホークのパーツは、アオシマキットとは部分的に異なる考証を採り入れていることから、後部甲板の平面形や、中央部の機銃座&探照灯架台、クレーンなどの形状も変更しています。

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1/350防空巡洋艦「五十鈴」製作 その21 【小物の取り付けと仕上げ】
艦船模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマの1/350防空巡洋艦「五十鈴」を製作中です。

今回は、製作記の最終回です。前回までに主要構造物は全て揃いましたので、今回は対空兵装などの小物類と、空中線などの取り付けを行います。

これは、艦尾の救命浮標の取付状況。艦名表示はアライアンスモデルの汎用エッチングによるもので、時期的に船体と同色仕上げとしました。

応急舵については、キットには特に取り付け指示はなかったのですが、(これも時期的に)付けておいた方が自然と考え、左舷艦尾付近に配置しました。

続いて、序盤に製作を終えた25mm機銃の接着も完了。「五十鈴」を見ていていつも思うのですが、前部艦橋と第一煙突の間のスペースには、もう一基、砲座を付けられそうな気がします。(←強度や射角などの問題はあるのかもしれませんが)

空中線には、モデルカステンの「メタルリギング 0.3号」を使用しました。これは1/700用よりは少し太めのリギングで接着強度も高く、そこそこの存在感もあるので、1/350以上の艦船模型に愛用しています。
また、信号ヤードに取り付けた速力標は、レインボーモデルのエッチングを使用しました。

後部マストには、軍艦旗と舵柄信号標を取り付けました。クロスツリーに取り付けた22号電探は、ファイブスターモデルの3Dプリントパーツです。

この段階で、船体全体に軽くウォッシングを施し、UVカット艶消しクリアーでコーティングしました。汎用エッチングによるリノリウム押さえ金具も、綺麗に発色しています。

艶消しクリアーでのコートが終わった段階で、クリアーパーツの探照灯とスクリュープロペラの取り付けも完了しました。

さいごに菊花紋章を取り付け、アクリルケース用の台座に固定すれば、1/350防空巡洋艦「五十鈴」は無事完成です。
次回は、完成写真をご紹介します。
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今回は、製作記の最終回です。前回までに主要構造物は全て揃いましたので、今回は対空兵装などの小物類と、空中線などの取り付けを行います。

これは、艦尾の救命浮標の取付状況。艦名表示はアライアンスモデルの汎用エッチングによるもので、時期的に船体と同色仕上げとしました。

応急舵については、キットには特に取り付け指示はなかったのですが、(これも時期的に)付けておいた方が自然と考え、左舷艦尾付近に配置しました。

続いて、序盤に製作を終えた25mm機銃の接着も完了。「五十鈴」を見ていていつも思うのですが、前部艦橋と第一煙突の間のスペースには、もう一基、砲座を付けられそうな気がします。(←強度や射角などの問題はあるのかもしれませんが)

空中線には、モデルカステンの「メタルリギング 0.3号」を使用しました。これは1/700用よりは少し太めのリギングで接着強度も高く、そこそこの存在感もあるので、1/350以上の艦船模型に愛用しています。
また、信号ヤードに取り付けた速力標は、レインボーモデルのエッチングを使用しました。
リンク
リンク

後部マストには、軍艦旗と舵柄信号標を取り付けました。クロスツリーに取り付けた22号電探は、ファイブスターモデルの3Dプリントパーツです。

この段階で、船体全体に軽くウォッシングを施し、UVカット艶消しクリアーでコーティングしました。汎用エッチングによるリノリウム押さえ金具も、綺麗に発色しています。

艶消しクリアーでのコートが終わった段階で、クリアーパーツの探照灯とスクリュープロペラの取り付けも完了しました。

さいごに菊花紋章を取り付け、アクリルケース用の台座に固定すれば、1/350防空巡洋艦「五十鈴」は無事完成です。
次回は、完成写真をご紹介します。
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■メディア掲載情報
┣ 「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」モデルアート社より発売中
┣ モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo89」に、1/350駆逐艦「島風」作例掲載中
┗ モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo90」に、1/350作例記事掲載予定11月発売
艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ
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(2022年5月2日更新。取引例に新作25点、模型誌掲載作例に4点の計29作品を追加!)
モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(最終更新日2023年8月10日 1/350駆逐艦「島風」完成品入荷)
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新ブログの試験運用を開始。10月上旬に完全移行の予定です。
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1/350防空巡洋艦「五十鈴」製作 その20 【艦橋製作 後編】
艦船模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマの1/350防空巡洋艦「五十鈴」を製作中です。

今回は艦橋製作記の後編です。まずは(前編で製作した基部に)フロアを重ねつつ、個別に組み立てたエッチングを取り付けました。これは、機銃座と各スポンソン、整流装置と羅針艦橋のグレーチングなどを取り付けた様子です。

その後、ウイング周りに手すりとラッタルを取り付け、防空指揮所と電探&アンテナを取り付けました。フライホークの「五十鈴」用パーツは、上部構造物のブルワークのエッチング化が徹底されていますが、前部艦橋でもそうしたコンセプトが大きなディテールアップ効果を生み出してくれています。

前部マストを取り付けた艦橋を左舷後部から見下ろした様子。真鍮挽物パーツのマストトップとエッチングによる信号ヤードも、精度と機能感の向上に大きな役割を果たしてくれました。

船体へのフィッティングも自然に決まりました。フライホークのディテールアップセットはアオシマ版と解釈が異なる箇所が多く、そのままでは上手くつかない部分も多いのですが「作品としての最終的なまとまり」という点では、当初の予想を遥かに上回る完成度に仕上がったと思います。

艦橋の塗り分けは、羅針艦橋以下の部分と防空指揮所に分割して行いました。これは防空指揮所の塗装後の様子で、双眼鏡と伝声管にはベテランモデルのレジンパーツを使用しました。

こちらは羅針艦橋以下のクローズアップ。艦橋内には双眼鏡&伝声管のほか、羅針盤やエッチングの操舵輪も取り付けています。

防空指揮所を取り付け、前部艦橋もようやく完成となりました。エッチングとプラパーツの親和性も良く「悪い意味での後付け感」のない仕上がりに満足しています。

別角度。救命浮標にはKAモデルの汎用エッチングを使用し、機銃座の弾薬箱はGenuine modelのレジンパーツを配しました。

艦橋を甲板上に設置したことで、いよいよ全ての構造物が揃いました。5,500t型軽巡らしいシンプルな面構成に、観測機器や対空兵装を無数に装備した姿は、日本海軍艦艇の中でも異彩を放ちます。

製作記もラストスパートとなりました。次回は製作記の最終回として、小物類の取り付けと仕上げの作業をご紹介します。
●CHERRY&ANCHOR入荷情報
モデルファクトリーハイギヤード公式webショップ「CHERRY&ANCHOR https://www.cherry-anchor.com/ 」に、1/350艦船模型完成品が入荷しました。

●1/350駆逐艦「綾波」スーパーディテールアップ完成品
┗ https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000484/
前回入荷の1/350駆逐艦「島風」に引き続き、当工房代表、渡辺真郎製作の1/350艦船模型完成品です。
「島風」と同様に、当店取り扱いの艦船模型作品の中でも最高レベルのディテールアップ作品としておりますので、この機会にぜひご検討ください。
当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

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今回は艦橋製作記の後編です。まずは(前編で製作した基部に)フロアを重ねつつ、個別に組み立てたエッチングを取り付けました。これは、機銃座と各スポンソン、整流装置と羅針艦橋のグレーチングなどを取り付けた様子です。

その後、ウイング周りに手すりとラッタルを取り付け、防空指揮所と電探&アンテナを取り付けました。フライホークの「五十鈴」用パーツは、上部構造物のブルワークのエッチング化が徹底されていますが、前部艦橋でもそうしたコンセプトが大きなディテールアップ効果を生み出してくれています。

前部マストを取り付けた艦橋を左舷後部から見下ろした様子。真鍮挽物パーツのマストトップとエッチングによる信号ヤードも、精度と機能感の向上に大きな役割を果たしてくれました。

船体へのフィッティングも自然に決まりました。フライホークのディテールアップセットはアオシマ版と解釈が異なる箇所が多く、そのままでは上手くつかない部分も多いのですが「作品としての最終的なまとまり」という点では、当初の予想を遥かに上回る完成度に仕上がったと思います。

艦橋の塗り分けは、羅針艦橋以下の部分と防空指揮所に分割して行いました。これは防空指揮所の塗装後の様子で、双眼鏡と伝声管にはベテランモデルのレジンパーツを使用しました。
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こちらは羅針艦橋以下のクローズアップ。艦橋内には双眼鏡&伝声管のほか、羅針盤やエッチングの操舵輪も取り付けています。

防空指揮所を取り付け、前部艦橋もようやく完成となりました。エッチングとプラパーツの親和性も良く「悪い意味での後付け感」のない仕上がりに満足しています。

別角度。救命浮標にはKAモデルの汎用エッチングを使用し、機銃座の弾薬箱はGenuine modelのレジンパーツを配しました。

艦橋を甲板上に設置したことで、いよいよ全ての構造物が揃いました。5,500t型軽巡らしいシンプルな面構成に、観測機器や対空兵装を無数に装備した姿は、日本海軍艦艇の中でも異彩を放ちます。

製作記もラストスパートとなりました。次回は製作記の最終回として、小物類の取り付けと仕上げの作業をご紹介します。
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