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1/350客船『タイタニック』完成 

艦船模型製作代行のご依頼を受け、今年の一作目として製作していた、ミニクラフトの1/350客船『タイタニック』が完成しました。

本日は、完成画像を御紹介します。

(余談ですが、この機に当ブログの新カテゴリーに『客船模型』を追加しました。2012年後半以降の過去作品などもそちらにまとめておりますので、客船模型に興味のある方はご覧くださいませ)

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1/350客船『タイタニック』、右舷上方からの全景。構造物は同時代の客船としては比較的無骨な形状をしていますが、細長い船体と4本の煙突がスピード感を感じさせて優美な船容を造り上げています。

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1/350客船『タイタニック』、右舷後部からの全景。キットはタイタニック沈没100周年の記念にミニクラフトから発売されたもので、中身は以前グンゼ産業から発売されていたものと同じです。

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1/350客船『タイタニック』。吃水線上のみをトリミングし、右舷前方から見上げたアングルです。今回の製作では、再販間もないキットを使用したため、船名デカールも非常にコンディションのいいものを使用する事が出来ました。

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同じく吃水線上のみをトリミングした後部からの全景です。269mもある船体の長さを実感する事ができます。山下公園に係留保存されている氷川丸が全長163mですから、あの船よりも100m以上も長い事に驚かされます。

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タイタニックの特徴といえば4本煙突ですが、メインで使われていたのは3本で、一番後ろの煙突はダミーだそうです。良く見ると、出口も半分程度塞がれていることが分かります。

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開放式の長いプロムナードはデッキを吹きぬけて配置されたレストランの両舷を挟むように配置されています。デッキの船首側と船尾側には救命ボートが並んでいる様子が見えますが、乗客、乗員数に対して数が足りなかったことは今日では大変良く知られています。

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非常に凝った造型の船尾部の様子。この部分は一等客の居住区なども良く見えるので、大変模型映えがします。映画『タイタニック』では、生き残りをかけた最後のシーンが展開されたことで、印象に残っている方も多いと思われます。

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そしてこちらは映画でも印象的なシーンに加えて氷山との衝突の場面が描かれた船首部の様子。前部マストにはトムスモデルのエッチングパーツを使い、籠型の見張所も取り付けました。

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第一~第三煙突にかけてのデッキの様子。救命ボートはダビットとロープに単品のエッチングパーツを使用しました。窓枠にもエッチングを多用し、各部のディティールが充実しています。

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第四煙突付近。デッキの色調は、お客様よりご希望いただき、明るめに調整しました。

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船尾付近の様子。エッチングパーツで組み立てたベンチやマストにかかるシュラウドなどが実感的です。

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電飾はトミーテックの鉄道模型用の製品を流用し、このような夜景が楽しめます。

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オマケ画像。戦艦『大和』と客船『タイタニック』で、『不沈艦&不沈船のツーショット』です。 ジャンルも時代も異なる2隻ですが、同じ1/350スケールでこのような比較ができるのも、模型ならではの楽しみですね。

なお、写真では大和が手前にあるため、大きく見えがちですが、全長ではタイタニックの方が大和に対して6mほど長いようで、逆に重さの面ではタイタニックに対して大和が26,000トン程重くなります。 

いずれにせよ、100年前、70年前にこれほど巨大な船が造られ、運用されていたことには本当に驚かされます。



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1/350客船『タイタニック』製作中 その8

艦船模型製作代行のご依頼品として、今年の第一作目の1/350客船『タイタニック』を製作中です。

本日は手すり等の細かい部品の取り付けと船名のロゴデカール貼り付け、そして一部の張り線などが終わりましたので、ご紹介します。

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昨日の写真とあまり変わりないように見えますが、重に船体後部付近の手すりの取り付けやマストと煙突周りの張り線が追加されて、更に密度が増しました。デッキ周りのパーツの取り付けは本日の時点で完了しましたので、本日は完成したデッキ周りを船首から順番にご紹介します。

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まずはお馴染みの船首周り。マスト中腹の見張り所はキットでは無垢のパーツを付けるように指定されていますが、トムスモデルのエッチングの見張り所を取り付けることで立体感のある仕上がりとなりました。また、貨物のクレーンもトムスのエッチングを使用し、金属テグスでケーブルを追加しました。

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船橋から第一~第三煙突にかけての様子。煙突にはラッタルも取り付けました。この辺りの見所は、エッチングを使用したボートダビットと滑車、吸気口のグリル等です。天涯中央部に空いている丸穴には、のちほど大階段の天蓋を取り付ける予定です。

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第三、第四煙突付近にはベンチやデッキチェアーが並びます。タイタニックの映画では、この付近にデッキを等級別に隔てているゲートと手すりが確認できましたので、追加しておきました。

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船尾楼は劇中では三等客の憩いの場として描かれていました。物語の序盤でジャックが乗客の女の子の絵をスケッチしていたのがこの船尾楼甲板で、間にある谷(ウェルデッキ)を挟んで一段上の(後部マストが生えている)一等客専用デッキに出てきたローズを最初に見つけるところからストーリーは展開していきました。

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残す作業は残った張り線と旗、そしてスクリュープロペラのみです。予定通り明日には完成できそうですので、この段階でもう一度、電飾の試験を行いました。これは薄明かりの中で電飾を点灯した状態です。

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そして、こちらが完全に照明を落とした状態。客船モデルの電飾は華やかでいいですね。



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1/350客船『タイタニック』製作中 その7

艦船模型製作代行のご依頼品として、今年の第一作目の1/350客船『タイタニック』を製作中です。

前回の予告通り、本日はボートダビットの組立と取り付け、蒸気配管の取り付け加えて手すりの取り付け開始まで進むことができましたので、ご紹介します。

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まずはボートダビットの製作です。キットのプラパーツのダビットはこのような感じで少々太めなので、今回はトムスモデルのエッチングパーツへの取替を行いました。

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タイタニックのボートダビットは構造が少々複雑なため、ゴールドメダル、トムスモデルともにエッチングは主要パーツとは別の単品商品として販売されています。今回使用したトムスのパーツは、ダビットを固定する台枠だけでも8パーツのエッチングを組み合わせるもので、ボート一艘あたりに必要な二つの台枠とダビット本体を組み上げるのに必要なパーツ数は合計18枚もあり、かなり細かい作業となりました。

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ダビット本体は全部で32枚必要となるため、すべてのエッチングを一定の角度に曲げ加工して使用しました。角度が揃っていないと見苦しくなるので慎重に合わせることが肝心です。

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左がプラパーツのままのダビット、右がエッチングに取り替えたダビットです。エッチングのダビットは滑車も再現されていて細く、精密感のある仕上がりとなりました。(ダビットのエッチング化は前回製作品では行っていなかったので、今回が初めての使用となりました)

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ダビットを設置し、先日完成したボートを取り付けました。ボートサイドのロープの表現も相まって、デッキ周りは賑やかな仕上がりです。

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続いて、煙突周りの蒸気配管も組み込みました。ベンチやデッキチェアーもトムスモデルのエッチングパーツを使用して必要な箇所に配置しています。

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デッキチェアーのアップ。組み立てるのに神経を使いますが、客船模型には大変効果が高いパーツです。

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本日の全体像。あとは手すりの残りの部分の取り付けとデカールの貼り付け、そして張り線の追加とクリアー処理を残すのみですので、作品自体はあさって木曜日には完成の見込みです。 最後まで気を緩めず、心を込めて仕上げていきたいと思います。


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1/350客船『タイタニック』製作中 その6 & その他諸々

艦船模型製作代行のご依頼品として、今年の第一作目の1/350客船『タイタニック』を製作中です。

本日は艦船模型スペシャル次号の原稿を急ぎで書いてました関係で、タイタニックの方の進展は若干少なめとなりました。

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とはいえ、本日は前後のマストが付いたので見た目的には随分バランスが取れたという印象です。

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前部マストには、『氷があれば匂いで分かる』でお馴染みの見張り台も設置されています。こうして見ると、見張り台はマストの高さに対して意外と低いところにあることを実感します。

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後部の様子。マストがつくと、一気に船らしさが増しますね。この角度で見ると、ハウス内部に見えるレストランの扉も非常にいいアクセントになりますね。

来週月曜日はユーザー車検に行ってくるので、引き続きタイタニックの進展はまた少なめになりそうですが、少しでも時間を見つけてボートやダビットなどを中心に作業を進めておこうと思います。

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本日は写真が少なめなので、客船つながりでプライベートで製作中の1/700クイーンメリー2もご紹介します。毎日夜に少しずつ時間をとって進めているのですが、前回紹介時にはまだ途中だった船体の塗装も完了し、徐々に船体の完成イメージが見えてきました。タイタニックの時代から100年以上が経ちますが、現在でも巨大で豪華な客船クルーズの魅力は健在です。

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こちらも以前にご紹介したマルイの1/24フェラーリ308GTS。スタジオ27のデカールを貼り付けて1982年のタルガフローリオの仕様となりました。308シリーズはモータースポーツの印象があまり強くはないですが、こうして見ると意外にラリー仕様が似合いますね。タイタニックにクイーンメリー2、そしてフェラーリ308の製作が続いている関係で、最近、当工房では白塗料の消費が激しい毎日が続いています。


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1/350客船『タイタニック』製作中 その5

艦船模型製作代行のご依頼品として、今年の第一作目の1/350客船『タイタニック』を製作中です。

本日は、これまでに完成させた各パートの組み立てと電飾の配線組み込みの様子を御紹介します。

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ミニクラフトの1/350タイタニックはデッキを下から三層順番に貼り付ける構成になっています。これは最も下側のデッキを貼り付けたところなのですが、残念ながら写真のファイルが破損して下半分が消えてしまいました(苦笑) 最も下側のデッキの裏側にはLEDを合計6個貼り付け、シルバーに塗装した船体内部に光がまんべんなく拡散するように手を入れています。

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続いて、二番目のデッキ貼り付けの様子。ここはプロムナードデッキにあたるので、船橋付近と後部に関しては完成後も目立つ部分です。デッキパーツはほぼどれもが一体成型で厚みも均等ではないため、少しでもズレがあると上の層の高さが変わったり、デッキが水平にならなかったりするために慎重な合わせが必要でした。

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次は、プロムナードの外壁と内壁の取り付けです。ミニクラフトの1/350タイタニックでは、驚くべきことにこの長い壁面パーツをほぼ一体成型で抜いているので反りが激しく、内壁などはデッキの取り付けモールドに合わせて曲げ直して取り付けました。外壁の方は、船体舷側に合わせてなるべく垂直に接着するのが美しく仕上げるコツです。(しかし、最上甲板パーツの精度が良くないため、外壁を垂直に立てるとデッキとの合わせ目に隙間ができてしまうので、瞬間接着剤などで強固に固定し、パテなどで埋める必要があります)

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最上甲板のデッキを乗せた様子。ここは操舵室のあるフロアにもなります。こうして見ると、映画にも出てくるレストランとカフェは下のフロアから最上甲板を吹きぬけて天井が高いことも分かります。

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電飾は最下段のデッキの裏側の他、各構造物の天蓋裏側にも追加で6個を仕込みました。これは、実際に点灯するかをテストしている状態です。フロアに開けた穴は光の拡散と配線の取り回しを考えたもので、構造物も含めて内部は全て反射色のシルバーを塗装しました。

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これまで製作した各構造物を取り付けた様子。棟上げのように一気に進んだため、一見、完成にかなり近づいたように見えますが、実際にはマストやボート、クレーン本体や手すり、ラッタル、空中線など、まだ多くの作業を残しています。

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とはいえ、ここまでくれば電飾のチェックも可能です。ほとんどムラなく光が広がり、大変満足のいく仕上がりになりました



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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で『月刊モデルアート』、『艦船模型スペシャル』等の模型雑誌の作例記事や考証記事を書かせていただいております。

このところ、無記名のコメント(名無し、通りすがり)などが増えております。HN記載のない投稿は全て削除しますので、ご注意ください

インターネット上とはいえ、人間同士の交流の場としてコメント欄を公開しておりますので、マナーをお守りいただき、フェアなお付き合いをよろしくお願いいたします。

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