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1/24『クレマー ポルシェ962CK6』完成

本日は、プライベートで製作していた、1/24『ポルシェ962CK/6』の完成写真をご紹介します。

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1/24『ポルシェ962CK6』、右側前方からの全景。キットはハセガワ製で、『ケンウッド クレマー ポルシェ 962C』の商品名で2019年に再販されたものです。

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ワークス&プライベーター併せて合計150台ほどが製造された『ポルシェ962シリーズ』には様々なバリエーションが作られましたが、ポルシェチューナーとしても名高いクレマーレーシングの車両は、カウル形状やモノコック構造が大胆にモディファイされていることから、『962CK6』の名称で呼び分けられます。

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今回製作した『962CK6』は、1989年のWSPC(世界スポーツプロトタイプカー選手権)に参戦した車両で、シャシーナンバー88の個体になります。ドライバーは共にF1経験者のブルーノ・ジャコメリと、ジョバンニ・ラバッジが起用され、ル・マン24時間レースでは、3人目のドライバーとして高橋国光が参戦しました。しかし、信頼性に難があったのか? シーズンを通して目立った活躍をすることができず、マニュファクチャラーズランキング16位(最下位)という散々な結果に終わりました。 

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WSPC仕様の『クレマー962CK』と言えば、リアカウルから独立した、『ハの字型ステー』のウイングが特徴です。ハセガワキットには、このウイングが単体ランナーとして付属していたので、リアカウルに一体成型されたエンドプレートを取り除いて取り付けました。

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別体ウイングを取り付けたことで、派生モデルらしさとショートテール感が出てくれたのは良かったのですが、実は製作途中で、インテークの処理を一カ所、間違ってしまいました。 プライベートポルシェに詳しい方が見れば、どこが間違っているかバレてしまう可能性が高いですが、気付いた時には遅かったので、諦めてそのまま完成させました。

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製作面においては基本的には素組みですが、室内には社外品のシートベルトのみ追加しておきました。ボディは赤成形だったため、シルバーサフで立ち上げ、本塗装はフィニッシャーズのリッチレッドと、ガイアノーツのピュアブラックのツートンで仕上げ、EXクリアーでコーティングしました。

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エンジンレスキットなので、シャシーは最低限のパーツ構成ですが、下面にはグランドエフェクトカー特有のスロープが表現されています。

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画像右奥は、『ポルシェ962C』の先代グループCカーとなる、『ポルシェ956 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-172.html 』で、1984年のル・マン仕様です。この2車種はとても良く似ていますが、(『962CK6』の特徴である、別体リアウイングの他に)フロントの車軸の位置に違いがあります。

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一方、こちらは今回の『962CK』と同シーズンの1989年にWSPCマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した、『ザウバーメルセデスC9 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-170.html 』とのツーショットです。

1989年は、ポルシェチームはワークスとしての参戦はありませんでしたが、チームヨーストのバックアップに力を入れた結果、第2戦ディジョンで貴重な1勝を挙げる活躍を果たしました。プライベートチームからの参戦台数も非常に多いシーズンでしたので、今後も機会があれば、他チーム仕様の『ポルシェ962C』の製作にも挑戦してみたいと思います。


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1/24『クレマー ポルシェ962CK6』製作 その2

昨日に引き続き、本日もプライベート作品の1/24『クレマーポルシェ 962CK6』の製作記をご紹介します。

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ハセガワキットはエンジン周りを省略した【モナカキット】的な構成で、パーツ数は最小限となっています。そのため、パーツ単位でのゲート処理と塗装は比較的、簡単に済みました。

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ちなみに、こちらは以前に製作した、タミヤ1/24『クレマーポルシェ956 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-172.html 』の組み立て前の画像です。同じポルシェのグループCカーでも、エンジン周りの表現の有無によって、パーツ数にかなりの差があることを実感させられます。

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ホイールは、リムとスポーク、センターロックナットの塗り分けが必要となるので、マスキングテープをサークルカッターで切り抜き、エアブラシで3色を塗り重ねました。ちなみにこのホイールデザインは市販車用にも採用され、『ボルクレーシング グループC』として、車好きの間でも人気を博しました。

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このタイヤ&ホイールは、ほぼ『一枚板』になっているシャシーから突き出したシャフトに取り付けます。ホイール側にはポリキャップを仕込むこともできるのですが、それだけだと強度に不安があったので(ブレーキディスクと一緒に)接着固定しました。

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いましがた『一枚板』と書いたシャシーですが、リアサスペンションのロアアームとリアグリル、更に牽引フック&リアフォグランプなどは別パーツ構成となっています。

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ガラスのクリアーパーツは透明度が低かったので、フロントガラスはコンパウンドで磨き込み、サイドウインドウとヘッドライトカバーはクリアーコーティングで透明感を向上させました。(フロントガラスは、上部のデカール部のみ処理しています)

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インテリアもシンプルな構成です。キットにはシートベルトが付属していなかったので、(少々オーバースケールではあるのですが)タミヤの別売りパーツを追加しておきました。

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インテリアパーツはシャシー側ではなく、ボディ側に取り付けます。まずダッシュボードを取り付け、続いてコクピットを被せる順序で、車内表現は完了です。

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その他、給油口やフロント牽引フック、ヘッド&テールライトやガラス――、サイドミラーなどの小物の取り付けを終えたボディ全景。次回は、完成画像をご紹介します。


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1/24『クレマー ポルシェ962CK6』製作 その1

現在、作例と原稿の追い込み中のため、今週いっぱいは別の模型ネタをご紹介します。

本日からは、1/24『クレマーレーシング ポルシェ962CK6』の製作記をご紹介します。

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1/24の『ポルシェ962C』は、有名どころではタミヤのタムテックボディ兼用キットと、ハセガワのキットが発売されていますが、今回製作したのは、昨年、ハセガワから再販されたばかりの新しい製品です。

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プライベーター仕様の『ポルシェ962C』には、数多くのバリエーションが存在しますが、クレマーレーシングが製作した『962CK6』は、ウイングがリアカウルから独立していることが特徴です。ハセガワキットには、この個性的なウイングを別ランナーで再現しており、1989年のWSPC仕様を再現することができます。

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ですが、肝心のボディ側は、別体ウイング用に専用設計されてはおらず、リアカウルにはウイングステーが一体成型されていたため、まずはこのステーを切り離す必要がありました。

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続いてボディ裏側に取り付け穴を開け、カウル後端のフラップの一部を削り取って、ようやくウイングの取り付けが可能になりました。

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続いて、フロントにはカナードを装着しました。クレマーレーシングは、『ポルシェ962C』に、チーム独自のモディファイを多数盛り込んでおり、モノコックを(純正のアルミ製から)カーボン製に切り替えるなどの、大規模な改修が施されている点が魅力です。

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続いては、ボディ塗装のご紹介です。このキットはボディが赤成形であることから、成形色の染み出しを防ぐため、まずはシルバーフェイサーで下地を整えました。

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次に、黒で隠蔽してから明るいグレーを吹き、下地の明度を順番に上げていきます――。

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更に白→ピンク→赤の順番で薄吹きを重ね、ウイングの基本色が出来上がりました。

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ボディ塗装も同様の順番で仕上げました。レッドは、フィニッシャーズの『リッチレッド』で、黒はガイアノーツの『ピュアブラック』を使用しています。

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デカールはカルトグラフが付属しており、黒塗装の上からでも充分な発色が得られました。

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クリアーコーティングは、ガイアノーツの『EXクリアー』を塗り重ね、1週間乾燥させたのちにバフレックスで中研ぎ&デカールの段差消しを行い、再びクリアー、そして半月後に研ぎ出しという順番で仕上げています。

次回は、シャシーの製作の様子をご紹介いたします。


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

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