FC2ブログ

1/43『フェラーリ550マラネロ Prodrive LEMANS2003』完成

『奈良模型愛好会 第7回春展』に向けて製作していた1/43『フェラーリ550マラネロ Prodriove』が無事に完成しました。

本日は、完成画像をご紹介します。

b550pro01.jpg
キットはフランスのプロバンスムラージュ製で、奈良模型愛好会のとみたけさんから譲って頂いたものです。実車はデビット・リチャーズが率いる英国のコンストラクタ―『プロドライブ』が製作したもので、2003年のル・マン24時間レースにおいてGTSクラス優勝を成し遂げました。(なお、この『プロドライブ製マラネロ』は日本国内においても『一ツ山レーシング』がJGTC及びJLMCに参戦させて話題となり、フェラーリGTカーの代名詞的存在として一時代を築きました)

b550pro02.jpg
ボディとシャシーはレジン成形され、ウイング本体やホイールのスポーク、ロールケージなどはホワイトメタルで抜かれています。ボディ主要部分の塗装はガイアノーツ「マルチプライマー」→「サーフェイサーエヴォ ブラック」→「サーフェイサーエヴォ グレー」→「サーフェイサーエヴォ ホワイト」→フィニッシャーズ「ファンデーションピンク」→「ピュアレッド」→FOK「アクセルS クリアー」の順で行いました。

b550pro03.jpg
台座はWAVEのTケースの底面に800番のサンドペーパーを貼り付け、エアブラシでグリッドを書きこんだものです。単純ながらもなかなか展示映えのする仕上がりとなりました。

b550pro04.jpg
側面からの様子。フェラーリならではの流麗なフォルムが魅力的です。マラネロのGTカーと言えば、プロドライブが製作したもの以外にフェラーリ主導で製作された『575GTC』が存在しますが、そちらの方は更にワイドでマッシブなスタイリングでした。

b550pro05.jpg
真正面からと真後ろからの様子。ウイングのステーはステンレスのエッチングでパーツ化されており、接着には気を使いました。また、ドアミラーは強度を出すために内部に真鍮線を入れるなどの補強を行っています。

b550pro06_201602042034573d3.jpg
2003年のル・マン24時間レースでGTSクラス優勝を争った『コルベット C5R』(アメリカレベル 1/25)とのツーショットです。今回製作したマラネロは1/43ということで、一般的なサイズのカーモデルと並べると非常に小さい模型である事が分かります。

明日からは、1/200戦艦『ビスマルク』製作記の掲載を開始します。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつも投票いただきありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(現在受注が集中しているため、製作開始およびお届けにお時間を頂いております)
↓↓↓
mfhbana.jpg
スポンサーサイト



1/43『フェラーリ550マラネロ Prodrive LEMANS2003』製作記

本日は久しぶりにプライベートで製作したカーモデルをご紹介します。

私の場合、カーモデルは普段は1/24スケールをメインに製作しているのですが、今回は今年3月に予定されている『奈良模型愛好会 第七回春展』のメインテーマである『ミニスケール』に合わせ、1/43レジンミニカーキットの製作に挑戦しました。

1602031.jpg
1/43スケールのカーモデルに挑戦するのは、およそ15年ぶりになります。当時製作したのは、プロバンスムラージュ製とBBR製の『フェラーリF40LM』だったのですが、完成させるまでには随分苦労した記憶があるので、今回は特に気を引き締めてかかりました。ちなみに実車のプロドライブ『フェラーリ550マラネロ』は、2003年のル・マン24時間レースでGTSクラス優勝を飾ったマシンで、ル・マンの地上波放送末期に活躍していることから、個人的にもお気に入りの一台です。(キットはプロバンスムラージュの製品になります)

1602032.jpg
気を引き締めてかかりました……などと書いたばかりですが、実は製作を開始したばかりの時点で、このマラネロは大きな事故に見舞われました。塗装に備え、両面テープを貼った割り箸にレジン製のボディを貼り付けようしたところ(材質が非常に薄いレジンであることを忘れて)うっかりルーフを押してしまったが為に、ピラーが破損――飛び散ったパーツを必死に集めたのですが、結局Cピラーの左側が見つからなかったので、プラ板自作にて補填しました。

1602033.jpg
ボディ塗装はまず、ガイアノーツの『マルチプライマー』から始めて『サーフェーサーエヴォブラック』→『サーフェーサーエヴォグレー』という具合に順番に明度を上げていきました。

1602034.jpg
続いて、『サーフェーサーエヴォホワイト』を吹き終わると、続いてはフィニッシャーズカラーにスイッチして、『ファンデーションピンク』→『ピュアレッド』という順番に重ね塗りを行います。デカールを貼った後のコーティングには、FOK(藤倉応用化工)の『アクセルS クリアー』を使用しました。

1602035.jpg
室内とシャシーはダッシュボードも含めてレジンパーツで一体抜きされており、そこにレジン成形のバケットシートとプラ成形のステアリング、ホワイトメタル製のロールケージ等を組み合わせる構成です。ロールケージのパーツは専用というよりは汎用に近い物でしたので、マラネロのルーフのラインに合わせるために各部を切り貼りして形状を整えました。

1602036.jpg
ホイールはリム用にアルミ挽き物パーツが用意され、ホワイトメタルのスポークを組み合わせる構成です。ブレーキに関してはディスクとキャリパーがエッチングで再現され、ホイール内部に収める仕組みとなっています。実車のメカニズムとは程遠い構成ですが、スケールが小さいことも手伝ってか?このような簡素な仕組みでも案外『それらしく仕上がってしまう』ところが興味深いです。

1602037.jpg
デカールは比較的使いやすい物がセットされていたのですが、ここでまたしてもルーフの陥没事故が発生!!実車ならドライバーの安否が気遣われる程のダメージですが、幸い破片などは全て無事に回収する事が出来たので、最初の事故のときよりは比較的ラクにリカバリーする事が出来ました。

1602038.jpg
1/43のレジンキットはプラモデルとは勝手が違って戸惑う事も多いのですが、クリアーパーツについては特に悩まされました。写真左上は薄いプラ板に印刷されたウインドウのパーツで、ハサミで切り取ってエポキシ接着剤で固定する構成になっています。窓は本来は曲面なのに、それを平面パーツで再現しろというのですから無理難題というほかはありません。(通称『無理窓』方式と呼ばれる理由も良くわかります【笑】) 一方、ライトのカバー(右上)は多少、配慮してもらっているのか?バキュームフォームのパーツが2台分セットされていました。 写真下側のヘッドライトとテールライトのクリアーレジンパーツはかなり黄ばんでいましたが、ライトはどのみち着色するので、さほどは影響ありませんでした。

1602039.jpg
ルーフのリカバリーも終わり、ボディとの仮付けを行った様子。製作は苦難の連続となりましたが、それらを乗り越え、キットが少しずつ実車のイメージに近づいていく様子は非常に面白かったです。

明日は1/43『フェラーリ550マラネロ Prodrive』の完成写真をご紹介します。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつも投票いただきありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
(現在受注が集中しているため、製作開始およびお届けにお時間を頂いております)
↓↓↓
mfhbana.jpg
プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

このところ、無記名のコメント(名無し、通りすがり)などが増えております。HN記載のない投稿は全て削除しますので、ご注意ください

インターネット上とはいえ、人間同士の交流の場としてコメント欄を公開しておりますので、マナーをお守りいただき、フェアなお付き合いをよろしくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR