FC2ブログ

1/350戦艦『霧島』製作中 その15

艦船模型製作代行のご依頼を受け、アオシマのアイアンクラッドシリーズの1/350戦艦『霧島』を製作中です。

本日は対空兵装の砲座の製作の様子を御紹介します。


nakaisama164.jpg
これは両舷中央部にある高角砲座のパーツです。このパーツはブルワーク内側の三角補強板のモールドが少々分厚く、テーパーも強めに付いていたので一旦削り取り、プラ板で自作した補強板に置き換えました。(写真右が加工前、右が加工後です) また、裏側の補強板もエッチングを使用して軽目穴が開いたタイプを再現しました。

nakaisama165.jpg
弾薬箱はGenuine modelのレジンパーツを使用し、ホワイトエンサインのエッチング手すりを取り付けました。

nakaisama166.jpg
マスト基部の高角砲座もおよそ同じ内容のディティールアップを行いました。この部分は水密扉もあるので、プラパーツに施されたモールドを削り取って角穴を開け、エッチングの扉を開けた状態にして取り付けました。 艦橋基部も含め、今回の霧島では合計6か所の水密扉を開放した状態で再現しています。

nakaisama167.jpg
右上は増設機銃のパーツです。今回の製作記事は比較的地味なディティールアップ紹介となりました。

nakaisama168.jpg
その他、甲板小物の製作も進めているので、その中から本日はホーサーリールを御紹介します。このホーサーリールはレインボーモデルのパーツを組み立てたものでして、少々高額なのが難点ですがクランクハンドルやドラム部分も再現されていて大変シャープな仕上がりです。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤードが主催する
艦船模型と飛行機模型の完成品販売webショップ『CHERRY&ANCHOR』
↓↓↓
crbana.jpg

1/350戦艦『霧島』製作中 その14

艦船模型製作代行のご依頼を受け、アオシマのアイアンクラッドシリーズの1/350戦艦『霧島』を製作中です。

本日はいよいよ甲板製作に入り、航空作業甲板が完成しましたので、ご紹介します。

nakaisama159.jpg
アオシマの戦艦『霧島』の航空作業甲板は、『金剛』との作り分けのために飛行機運搬軌条の前後で分割されて別パーツとなっています。そのため、本来なら継ぎ目の処理が必要になるのですが、今回使用する『新撰組 http://www.sinsengumi.jp/』製の木製甲板は、この継ぎ目の処理も考えて船首楼甲板と一体化されているので、今回は継ぎ目処理なしのバラの状態で作業を進めました。

nakaisama160.jpg
ホワイトエンサイン製のエッチングには霧島用の航空作業甲板も含まれているのですが、反りが酷い上に強度と厚みが足りず、後ほど剥がれるトラブルが心配されたので、キットのプラパーツをベースに加工することにしました。まず、飛行機運搬軌条と旋回盤、リノリウム押さえのモールドを全て削り取って表面に板張りのサンドパーパーをむらなくかけて下地とします。

nakaisama161.jpg
続いて、削り取ったリノリウム押さえ金具のモールドを、フライホークのエッチングパーツで再生しました。(同時に砲座の補強リベットも追加しています)

nakaisama162.jpg
運搬軌条および旋回盤はアライアンスモデルのエッチングパーツを使用し、甲板部の塗り分けが完了してから取り付けました。(右手前の軌条は木製甲板貼り付け後に取り付ける予定です) リノリウム押さえは艦橋床面と同じように、塗装後に色を剥がして地金を露出させると実感的です。

nakaisama163.jpg
船体の方も上下の塗り分けが完了しました。 あとは最上甲板を仕上げれば残す作業も少ないのですが、アオシマのリテイクパーツの入荷が予想していたより遅く、工期に若干の影響が出ております。 今月は以前納品した作品の修復依頼と艦船模型スペシャル次号の作例製作などの予定が詰まっているのですが、いずれも手を抜かずに完成度最優先で仕上げて参りたいと思います。



当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤードが主催する
艦船模型と飛行機模型の完成品販売webショップ『CHERRY&ANCHOR』
↓↓↓
crbana.jpg

1/350戦艦『霧島』製作中 その13

艦船模型製作代行のご依頼を受け、アオシマのアイアンクラッドシリーズの1/350戦艦『霧島』を製作中です。

本日は船体の加工の様子を御紹介します。

nakaisama153.jpg
アオシマのアイアンクラッドシリーズの『霧島』は、船体は金剛用と共用となっているため、1944年設定の金剛に合わせて舷窓の閉鎖跡が多数モールドされています。今回はこれらを開放状態の舷窓に修正した他、錨鎖孔の開口やモンキーラッタルおよびジャッキステーのエッチングへの切り替えを行いました。

nakaisama154.jpg
後部は副錨が船体に一体にモールドされているので、こちらも切削した上でエッチングの錨に切り替えています。舷側の外板継ぎ目のモールドはそのままでもかなりメリハリが効いた仕上がりですので、『老朽艦』のイメージに合わせて(お客様とご相談のうえ)今回はモールドをそのまま利用する事にしました。

nakaisama155.jpg
主錨および副錨は、レインボーモデルのエッチングパーツを使用しています。このパーツの1/700版は艦船模型スペシャル誌の作例などで良く使用しているのですが、1/350は1/700より若干凝った構成でして、錨本体の部分的な厚みの違いをパーツの貼り重ねで再現してくれています。(←1/700版は厚みが一定) 副錨も同じで、板状パーツの限界に挑んだような立体感のある素晴らしい仕上がりのパーツでした。。

nakaisama156.jpg
錨鎖孔は3ミリのドリルで開口し、エッチング錨のシャンクを内側に差し込みました。これでプラ製の錨と比べて断然奥行き感のある錨のメカニズムが楽しめます。モンキーラッタルもキットのモールドを削り取って、レインボーモデルのエッチングパーツに交換しました。

nakaisama157.jpg
モンキーラッタルだけでなく、ジャッキステーもアライアンスモデルのエッチングに切り替えています。模型だとどうしても若干オーバースケールになってしまう点は避けられませんが、こういうちょっとした部分に立体感を持たせることで、艦船が『人間が操作する巨大な機械である』ことに説得力を持たせることができます。

nakaisama158.jpg
後部の副錨も、主錨と同じようにディティールアップされました。塗装後、船尾には艦名標示板も貼り付ける予定です。



当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤードが主催する
艦船模型と飛行機模型の完成品販売webショップ『CHERRY&ANCHOR』
↓↓↓
crbana.jpg

1/350戦艦『霧島』製作中 その12

艦船模型製作代行のご依頼を受け、アオシマのアイアンクラッドシリーズの1/350戦艦『霧島』を製作中です。

本日で艦橋製作の記事は最後になります。

nakaisama147.jpg
昨日の記事では戦闘艦橋の取り付けまでが終わりましたので、今回はそのワンフロア上の主および副砲測的所&照射指揮所の取り付けからご紹介します。照射指揮所はその名の通り、探照灯照射の指揮を執るところで、フロア後部には探照灯用の管制機が両舷に3基(合計6基)備わります。

nakaisama148.jpg
その上は上部見張所になります。金剛型戦艦が竣工した当時は見張所と言えば吹きさらしと相場が決まっていたので、この時期の見張所は風除けも付いて居住性が随分と改善されていたと思われます。

nakaisama149.jpg
そして最後はお馴染の主砲射撃指揮所兼防空指揮所です。この時期の霧島の防空指揮所は、その後の金剛や榛名の様な拡張工事が行われていないこともあって、比較的すっきりした仕上がりです。前面が丸く仕上げられているのも、ある程度美観に拘った仕上げで、戦争後期の急造感とは対照的です。

nakaisama150.jpg
その後、ヤードにアンテナ、風速計、手摺、速力標などを取り付けて無事に艦橋が完成しました。写真ではほとんど見えませんが、信号旗掲揚ロープも滑車につき2本ずつ取り付けています。(ロープの色はお客様のご希望で黒のメタルラインを使用しました)

nakaisama151.jpg
戦艦『霧島』艦橋の見下ろしアングルです。リノリウムの押さえ金具や双眼鏡、伝声管などの小物を充実させた事で、艦橋が巨大な構造物であるというイメージを再現することができました。

nakaisama152.jpg
戦艦『霧島』艦橋の見上げアングル。汎用パーツを組み合わせて仕上げた艦橋の裏側も、なかなか良い雰囲気に仕上がってくれました。

(明日は当工房は臨時休業になりますが、霧島製作記事は更新予定ですので是非ご覧ください)


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤードが主催する
艦船模型と飛行機模型の完成品販売webショップ『CHERRY&ANCHOR』
↓↓↓
crbana.jpg

1/350戦艦『霧島』製作中 その11

艦船模型製作代行のご依頼を受け、アオシマのアイアンクラッドシリーズの1/350戦艦『霧島』を製作中です。

本日は艦橋製作の第二回目です。

nakaisama138.jpg
塗装は基本的にワンフロアごとに行いました。まず全体にオキサイドレッドサーフェーサーで下地作りをしたのちに床面のリノリウム色を塗装し、床面をマスキングしたのちに外舷色を吹きつけます。水密扉の裏側や舷灯、救命浮標などは色的に良いアクセントとなり、模型映えがする部分です。

なお、木甲板部は今回は新撰組(http://www.sinsengumi.jp/)木製甲板を使用するので基本的に木甲板色の塗装は必要ないのですが、同社のパーツは大変薄く造られているため、透け防止のためにタン塗装を行っています。

nakaisama139.jpg
塗り分けを終えた各フロアの様子。内壁の一部は白塗装とし、グレーチング部分はタンで塗り分けました。リノリウムの押さえ金具はエッチングを使用しているので、塗装後に彫刻刀や平ノミなどで色を剥がすと真鍮の地が露出して実感的に仕上がります。

nakaisama140.jpg
双眼望遠鏡や探照灯管制機、伝声管などはバラで塗装したものを取り付けましたが、写真下側のスポンソンに付くものは一体で塗装しているので、のちほどラッパ部分を筆でゴールドに塗り分けました。

nakaisama141.jpg
取り付け後の様子。伝声管はとても小さなパーツですが、金属色がメカニカルなイメージを演出してくれます。今回はベテランモデル製の伝声管を艦橋全体で7~80本程取り付けました。

nakaisama142.jpg
羅針艦橋も双眼望遠鏡や伝声管が多数並ぶポイントです。実際に艦橋内で乗組員が活動している様子をイメージしながらパーツを取り付けて行きました。

nakaisama143.jpg
ここまで作業を済ませての後部からの様子です。最近の私の作品では艦橋の窓枠には透明プラ板でガラスを再現する事が多いのですが、今回はお客様のご希望でガラスなしの仕上げとしました。

nakaisama144.jpg
羅針艦橋天蓋と下部見張所&作戦室を取り付けた様子。この部分はリノリウム張りになっているので、押さえ金具のエッチング追加がワンポイントになります。手摺はアオシマの(金剛用と共通の)純正パーツには合う部分がなさそうでしたので、エデュアルドの汎用パーツを切りつめて使用しました。(後部および側面の各手摺も同じくエデュアルド製を使用しています)

nakaisama145.jpg
今回の艦橋製作記事は、更にワンフロア上の戦闘艦橋を取り付けたところで一旦締めます。続きは明日、艦橋製作記の第三回目にてご紹介しますので、霧島製作に興味のある方はぜひご覧くださいませ。

nakaisama146.jpg
ちなみに艦橋の組み立て自体は完了しているので、一足先に全貌を御紹介します。一見、完成の様にも見えますが、まだ細かなディティールの取り付けが残っておりますので、それらの作業の様子も併せて、明日ご紹介します。


当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。
↓↓↓


艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ
(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
↓↓↓
mfhbana.jpg

モデルファクトリーハイギヤードが主催する
艦船模型と飛行機模型の完成品販売webショップ『CHERRY&ANCHOR』
↓↓↓
crbana.jpg
プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

このところ、無記名のコメント(名無し、通りすがり)などが増えております。HN記載のない投稿は全て削除しますので、ご注意ください

インターネット上とはいえ、人間同士の交流の場としてコメント欄を公開しておりますので、マナーをお守りいただき、フェアなお付き合いをよろしくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR