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『ルミナス神戸2』でのサンセットクルーズ その3

前回からの続きで、今回も『ルミナス神戸2』でのサンセットクルーズの様子をご紹介します。

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デッキで海風を楽しんだあと、『ル・アーブル』に戻って一息ついていると、『ルミナス神戸2』の催事の責任者の方から声をかけていただきました。

「渡辺さま、どうもお久しぶりです。よろしければ操舵室にご案内いたしましょう。」

なぜお久しぶりなのか? と言いますと、(付き合いの長い方はご存じなのですが)実は『ルミナス神戸2』は、私たち夫婦の結婚式と披露宴、2次会パーティの会場として利用させていただいた経緯があり、たいへんお世話になっていたからです。

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これが当日の様子。もう8年半前になりますが、今でもかわらぬお心遣いをいただいて、たいへん光栄でした。当日は、挙式を後部デッキで行い、披露宴はAデッキ(操舵室後ろの)『ノルマンディ』、2次会パーティはAデッキ船尾側の『サール・ド・メール』を利用させていただきました。(パレードに随伴した私のMR2は、当時は赤色塗装+GTウイング装備でかなり派手でした)

船での結婚式や披露宴は『船出』を意味するものとして縁起が良く、(料理の他にクルーズも楽しめて)列席者にも好評ですので、乗り物好きの方には特にお勧めです。

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Aデッキ中ほどの階段室には、『ルミナス神戸2』で挙式されたカップルの記念プレートも展示されています。ちゃんと(?)渡辺真郎の名前も刻まれていますので、当ブログをご覧の方で、今後、乗船される予定がある方はぜひ探してみてください。

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話が脱線しましたが、声をかけていただいた責任者の方にご案内を頂き、Aデッキ船首側レストランの『ノルマンディ』の右脇を通り抜けて、操舵室にアクセスしました。

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これが、操舵室からの眺めです。ちょうど、神戸空港の近くを通り過ぎる時間帯だったこともあって、双眼鏡で飛行機の離発着の様子も見ることができました。なお、航行中の操舵室内での指示は「おもかじ!」、「ようそろ!」ではなく、「スターボード!」、「ステディ!」という具合に英文でなされていました。

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操舵室の見学を終えてデッキに戻る頃には、辺りはすっかり夕暮れ時を迎えていました。

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『ル・アーブル』の室内も、すっかり夜のムードです。その後まもなく、神戸港中突堤に帰港となりました。

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サンセットクルーズから帰港直前の『ルミナス神戸2』。実は、この日の夜は神戸在住のお客さまと合流する一幕もあり、この写真はそのお客さまに撮影していただいたものです。(わざわざ写真を送っていただき、ありがとうございました)

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その後、モザイク( http://umie.jp/ )に移動してディナーをご一緒しつつ、お客さまとのご交流(とご商談)のお時間も楽しませていただきました。解散後は、私も神戸の夜景の撮影に挑戦し、モザイク前発着のレストランシップ『神戸コンチェルト https://kobeconcerto.com/ 』の帰港シーンを撮影することができました。

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これは、モザイク側から撮影した『神戸ポートタワー http://www.kobe-port-tower.com/ 』と、それを模した電飾オブジェの様子。

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この日は、つかの間の日帰り旅行でしたが、『移住ミュージアム』と『ルミナスクルーズ』、そしてお客さまも交えたディナーも併せて盛りだくさん半日を過ごすことができました。

楽しい思い出を胸に、これからも海と船のロマンを追い続け、良い作品をたくさん作り上げていきたいと思います。


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『ルミナス神戸2』でのサンセットクルーズ その2

昨日に引き続いて、今年10月に参加した『ルミナス神戸2 https://www.luminouskobe.co.jp/ 』のサンセットクルーズの様子をご紹介します。

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出港直後の様子(2014年6月、メリケンパークオリエンタルホテル客室より撮影)。左舷側を接岸している『ルミナス神戸2』は、そのまま右斜め後方に向かって後退し――。

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岸壁からある程度、離れた時点でバウスラスターを稼働させて、左方向に180度向きを変えます。狭い場所で超信地旋回のように器用に方向転換する様子は、なかなか見応えがあります。(2014年6月、メリケンパークオリエンタルホテル客船ターミナルより撮影) 

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私たちの席は右舷船尾付近の窓側だったため、旋回後は遠ざかっていくメリケンパークオリエンタルを間近に見ることができました。

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中突堤を過ぎると、川崎重工業神戸工場を間近に見ることができます。ここは戦前の川崎造船所にあたり、戦艦『榛名 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-30.html 』、『伊勢 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-26.html 』、航空母艦『瑞鶴 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-71.html 』、『大鳳 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-45.html 』のような、大型主力艦も数多く建造されました。

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ドックの近くでは、巨大な起重機船が何かの作業に従事している様子も見えました。

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「何をしているのだろう?」と思って良く見てみると、解体されたクレーンの積み込みが行われていました。なかなか珍しい光景に出くわすことができて、幸先が良いです。

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『ルミナス神戸2』の船尾側レストラン『ル・アーブル』は、後部デッキに出ることもできます。この日はちょうど穏やかな陽気で、涼しい海風を堪能することができました。

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船尾の様子。『ルミナス神戸2』は最速で18ノットが出せるそうですが、港の近くでは9ノットほどで航行していました。(*乗組員の方からの情報) 海面の様子も穏やかで、揺れはほとんどありません。

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水平線近くには、明石海峡大橋の姿も覗えます。サンセットクルーズの航路は神戸空港沖を主体としたもので、明石海峡大橋の下を通過することはないのですが、ディナークルーズでは往復二回、橋の下を通過するため、デッキは多くの人びとで賑わいます。

次回も引き続き、『ルミナス神戸2』でのサンセットクルーズの様子をご紹介します。


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『ルミナス神戸2』でのサンセットクルーズ その1

前回の旅行記からの続きです。

『移住ミュージアム』を見学し終えたあとは車で海側に移動し、メリケンパークの駐車場に車を停めて周囲を散策しました。

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中突堤中央ターミナル近くの歩道には、神戸海洋博物館の展示品として『あるぜんちな丸(二代目)』のベンチレーターも展示されており、移民の歴史と、港町の情緒を演出してくれています。

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目指す先は、メリケンパークでひときわ目立つ『メリケンパークオリエンタルホテル』です。港町神戸のランドマークとして、たいへん有名な建物で、この一帯は非常にジオラマ映えする情景( https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-1025.html )でもあるため、個人的にお気に入りのスポットです。(この写真は2015年に神戸ポートタワーから撮影したもの)

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このホテルは2階が客船ターミナルになっており、内外のクルーズ船はもちろん、神戸港から明石海峡に向けて航行する国内最大のレストランシップ『ルミナス神戸2 https://www.luminouskobe.co.jp/ 』の発着ターミナルも兼ねています。

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この日は、妻の誕生日の直後でもありましたので、記念に『ルミナス神戸2』のサンセットクルーズを予約していました。

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『ルミナス神戸2』には7つのレストランが備わっています。このクルーズでご案内していただいたのは、Bデッキ船尾側の『ル・アーブル』で、入り口には優雅なバーカウンターも併設されています。今回は修学旅行生とバッティングした影響で、パブリックスペースの写真をあまり撮ることができなかったのですが、こういう時には一般客の部屋がランクアップする傾向があるようで、ある意味、ラッキーな巡り合わせと言えました。

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室内はほどよい明るさになっている一方で、アールデコ調の装飾が、優雅な雰囲気を醸し出しており、大人のための落ち着いた空間が形づくられています。

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今回注文したのはケーキセットで、コーヒーはお代わり自由でした。窓側は別料金が必要になるのですが、船が好きな人間としては、このオプションだけは外せません。次回は、『ルミナス神戸』サンセットクルーズの2回目をご紹介します。

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クルージングレポート 水陸両用観光船「スプラッシュ神戸」

本日は、約3年ぶりのクルージングレポート( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-5.html )をご紹介します。

きっかけはこの夏、大阪在住の旧友のNさんとの再会したことから始まります。

Nさんには以前、結婚式の2次会パーティの司会をやっていただいたり、年末には毎年忘年会を開いたりと、仲良くさせていただいていたものなのですが、数年前にお父さまを亡くされてからはしばらく慌ただしい毎日を過ごしていたようで、しばらく会う機会を失っておりました。

Facebookでは、たまにコメントのやり取りをすることもあったのですが、ひょんなことから、お互いに小鳥を飼っている(Nさんはオカメインコ、我が家はブンチョウ)ことが判明して鳥の話題で盛り上がり、久しぶりに会おうということになりました。

18日に大阪で合流したときには全くノープランだったのですが、お互いに船が好きなこともあり、まずは港へ行こうということで神戸港に向かいました。

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せっかく港に来たのだから、とりあえず海に出ようということで、(ちょうど出港時刻が迫っていた)神戸ベイクルーズ「オーシャンプリンス http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-967.html 」に乗船しました。

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「オーシャンプリンス」は、神戸の観光船の中では最安値(1,300円)のお求めやすい船なのですが、川崎重工神戸工場や三菱重工神戸造船所の近くを通過するため、ドックやクレーンの様子を間近に楽しめてたいへんオトクです。

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このように、陸揚げ整備中の潜水艦も近くで楽しめます。(←個人的には、いつかジオラマで再現したいと思っています) 航路はこのまま第一防波堤を過ぎて大阪湾に入り、40分ほどで中突堤中央ターミナル「かもめりあ」まで戻ってきます。

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ショートクルーズを終えて、ポートタワー付近を散策していると、なにやら風変わりな車両が止まっていました。実はコレ、今年の夏から定期運航を再開した水陸両用車「スプラッシュ神戸 http://www.splash-kobe.jp/ 」です。

実はこの「スプラッシュ神戸」は以前、GM社製の軍用車で(ノルマンディー上陸作戦にも使用された)「DUKW https://ja.wikipedia.org/wiki/DUKW 」を改造した車両で2006~2012年にかけて運航されていたのですが、(1942年製造ということで)経年からトラブルが頻発して長年にわたり、運航を中断していました。

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長らく運航から離れていた「スプラッシュ神戸」ですが、今年に入って念願の国産による新造船「太幸」を導入して営業を再開したばかりということで、思わず二人で飛び乗ってしまいました。船内には窓はなく、車両というよりは小型船舶のキャビンというイメージです。(法律により、走行中はシートベルトを装着し、海に入ったら今度は救命胴衣を着用するようにと指示がありました)

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「スプラッシュ神戸」の運行時間は60分で、うち40分は山の手のフラワーロード、北野坂、北野異人館前などを走行します。以前は、出発してすぐに海上クルーズを済ませ、その後に陸上を走行するルートだったそうですが、市街地の走行にあまり有難みを感じて貰えなかったことから、順番を入れ替えたそうです。

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40分間、市街地を走行したあとは、ハーバーランドのはねっこ広場にあるスロープから、一気に海面に突入します。写真からも伝わるかもしれませんが、船体が巨大なだけに、遊園地の急流すべりなどはメじゃないほどの迫力でした。

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海に入ってからは、動力を地上走行用ディーゼルエンジンから、後部に積まれた船舶用ディーゼルエンジンに切り替えました。地上用と海上用のエンジンが別に積まれている理由は、(自動車用エンジンだと)船舶としての登録時にエンジンの性能や部品の材質・強度など細かい数値の申請が必要になる一方で、船舶用エンジンだと型番を申請するだけで簡単に認可が下りるというのが理由だそうです。(←燃料タンクは共用)

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海上での速度はかなりゆっくりですが、旋回性能などは小型船舶とそれほど遜色がないように思われました。この「太幸」を運転するには、大型二種免許と船舶免許の両方が必要になることから、運転手の確保には苦労がたえず、検査も車検と船舶の検査の両方が必要になるため、維持管理にはそれなりに気を遣うことも多いということでした。(とはいえ、先代のDUKWと比べれば保守点検や部品調達が国内で済む分、かなりラクになったとのこと)

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ちなみに(運転手さんに隠れてしまっている部分もありますが)、操縦系統はこのようになっています。ハンドルと舵輪は独立しており、機関の制御も別々です。この水陸両用車「太幸」を開発したのは、消防車などの特殊車両製造で有名な「コーワテック http://www.kowatech.co.jp/ 」で、地上走行に関わる部分はトラックのメンバーを流用し、水密性能に関わる船体構造に関しては造船会社に設計を依頼されたそうです。

いずれにしても、実に無理なく地上と海上を行き来できる、この「太幸」の高性能っぷりには非常に驚かされました。(車両価格も実はコッソリと教えていただいたのですが、このスペックとしては格安と思えるものでした)

60分の走行で大人一名3,000円ということで、観光船としてはそれなりに割高ではありますが、これからも神戸の観光の目玉のひとつとして、長く愛されて行ってほしいと思います。

色々と、技術的なお話や運用面について教えてくれた乗務員の方、本当に貴重なお話をありがとうございました!


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クルージングレポート 神戸ベイクルーズ 『オーシャンプリンス』

本日は昨年秋の『さんふらわあ あいぼり』以来、久しぶりとなるクルージングレポート( http://nabeck.web.fc2.com/cru00.htm )を御紹介します。

昨日、一昨日と、模型製作記で神戸港の話題が出ましたことから、本日は『神戸ベイクルーズ http://www.kobebayc.co.jp/ 』が運航する帆船型遊覧船『オーシャンプリンス』のご紹介となります。

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『オーシャンプリンス』の全景。定員は345名で、同じ神戸ベイクルーズに所属する『ロイヤルプリンセス』の定員500名と比較すると収容人数では若干劣りますが、帆船をイメージした装飾やフロア構成が凝っているため、見た目にはかなりメリハリの効いたデザインとなっています。

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神戸港中突堤中央ターミナルの2番乗り場に接岸中の『オーシャンプリンス』。塗装については以前はホワイトとブラウンのツートンカラーでしたが、2015年以降にホワイト一色に塗りかえられ、より現用帆船のイメージに近づきました。帆装はダミーですが、縄梯子や船首像なども取り付けられており、気品のある雰囲気です。

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華やかな帆装につい目が行ってしまいがちですが、船体のディティールに目を転じてみると、筒型の煙突や開放式プロムナードなど、クラシカルな船をイメージした魅力的な部分が意外に多い事にも気付かされます。

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乗り場の乗船桟橋は全体的に屋根に覆われており、雨の日も安心です。

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こちらは乗船口からすぐにアクセス可能なカフェテリア風の1階客室の様子。木製のカウンターや真鍮製の手摺が高級感を演出しています。

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二階デッキの様子。このフロアは遊覧船としては珍しく、操舵室から船尾に至るまでが全て木張りになっていることが特徴です。船尾デッキはとても開放的で、天気のいい日にベンチに腰掛け、神戸の海風を満喫したい場所です。

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2階客室は日当たりのいいラウンジ風に仕上げられており、大きなソファも並んで高級感があります。

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ここには、『オーシャンプリンス』が、『さよひめ』という船名で進水したとき、造船所で使われた斧や精密な模型などの記念品が大切に展示されています。

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2階客室の天蓋は2階デッキと同じく全面が木張りとなっており、手摺に取り付けられたラットは記念撮影に最適なスポットです。前方に遮蔽物が一切ない木張りのデッキは今ではたいへん貴重ですので、航行中は小型艦の露天艦橋に立ったような気分が味わえそうです。

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『オーシャンプリンス』の航路は川崎重工、三菱重工の各造船所にかなり近いところを通るので、整備中の潜水艦(左下)や、川重自慢の超巨大浮きドック(右下)の勇姿も間近に楽しむことができます。 また、『オーシャンプリンス』は遊覧船としてはかなりエンジン音が大きく、振動もほどほどにあるので、岸壁スレスレを縫うように抜けて行くスリリングな様子を思う存分楽しむことができました。


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■次回、模型展示会参加のご案内
┣『第9回船舶(艦船)模型合同展示会』
┣ 開催場所: 兵庫県神戸市 バンドー神戸青少年科学館 展示ホール4F
┣ 開催日程 2016年 6月 18日(土)10時 ~ 17時
┃                19日(日)10時 ~ 16時
┗備考: 模型サークル『鳶色の会』会員として参加
プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

このところ、無記名のコメント(名無し、通りすがり)などが増えております。HN記載のない投稿は全て削除しますので、ご注意ください

インターネット上とはいえ、人間同士の交流の場としてコメント欄を公開しておりますので、マナーをお守りいただき、フェアなお付き合いをよろしくお願いいたします。

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