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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その8

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、トランペッターモデルの1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』を製作中です。

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今回は、艦載艇の架台(ボートラック)とパラベーンの製作をご紹介します。これらの製作にはキットのプラパーツは一切使用せず、画像に写っているKAモデルのスーパーディテールアップセットのパーツ群を使用します。

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KAモデルのパーツは、かなり分割が細かく、実物のメカニズムを実感的に表現してくれます。これは15m内火ランチ用の架台の製作に必要なパーツで、1基を製作するのに必要なパーツ数は19枚――、2基合計で38枚のパーツを組み合わせました。

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15m内火ランチ用架台の完成状態。ほぼ側面からしか見えない部分ですが、上面のディテールはもちろん、下面の補強材なども実感的に仕上がりました。

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続いては、12m内火艇用の架台の製作をご紹介します。この架台は合計4基を製作しますので、1基あたり12枚のパーツが必要となり、合計48枚のエッチングを組み合わせました。

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写真上側は、クラッチを二つ折りにして厚みを出しつつ、先端を二つに開いてボートの接地部にしていく工程で、下側は下部のフレームをそれぞれ「コの字」状に折り曲げている様子です。

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続いて、「コの字」状に曲げたフレーム下部に補強材を取り付け(写真上側)、キール(?)にクラッチを差し込みます(写真中央)。最後に、これら二つに分かれた架台を一体化させれば、完成となります。(写真下側)

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15m内火用架台と比較すると、幾分シンプルでしたが、これで大型の艦載艇用架台6基が無事に揃いました。

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また、8m、9m、12mの各ランチ&カッター用の架台も製作しました。これらは15m内火ランチに上積みする形で使用するもので、キールとクラッチのみの構成となっていることから、比較的簡単に仕上げることが出来ました。

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続いてはパラベーンの製作です。KAモデルのパーツは、真鍮挽物とエッチングのハイブリッドによるパーツ構成となっており、組み立てには少々、手間がかかるものの、機械的な仕上がりが実感を演出してくれました。

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今回仕上がったパーツ群の全景。比較的地味な作業ばかりとなってしまいましたが、1/200スケールに相応しい、機能感のある仕上がりを実現できました。

次回は、艦載艇本体の製作をご紹介します。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その7

GW真っただ中ですが、当工房は平常通り稼働しております。

本日は、艦船模型製作代行のご依頼をいただいて製作している、1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』の、16インチ三連装主砲塔主砲塔の製作の様子をご紹介します。

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トランペッターモデル1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』の主砲塔のランナーパーツの様子。砲塔天蓋は一体成型され、砲身基部は防水キャンパスを取り付ける仕様と、取り付けない仕様の2種類を選択可能です。

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ディテールアップには、KAモデルのスーパーディテールアップセットと、エデュアルドのビッグエドを併用しました。まず、エッチングに切り替えるにあたり、不要となるモールドをデザインナイフや彫刻刀で取り除き、サンドペーパーで滑らかに整えます。

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これは、KAモデルのセットに付属している主砲塔前盾のエッチングです。(ディテール感に乏しいこともあって)これだけを単体で見ると用途が良くわからないのですが、おそらくは、各砲身間の距離を適正に整えるためのパーツと思われます。

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キットパーツの主砲塔は(実艦写真と比較して)砲身と砲身の間が少し詰まりすぎていて、左砲&右砲外側の前盾の幅が少々不自然なのですが、このエッチングを貼り付けることで間隔が少し広がり、実物のイメージに近づきました。

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その他、ラッタルや測距儀のレンズカバーやメンテナンス用ハッチ、ジャッキステーや三角補強板などにKAモデルのエッチングを取り付け、天蓋の配線類にはエデュアルドのパーツを使用しました。

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左から、(艦首側から順に)A、B、C、Dの各主砲塔です。天蓋に配線が這わせてある砲塔は、A砲塔とC砲塔のみで、C砲塔には最終的にカタパルトも備わります。

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防水キャンパスは、KAモデルのパーツセットに3Dプリントパーツが付属していたので、それを使用しました。レジンパーツなどと比較して形状が揃っているのは良いのですが、弾力に乏しく、かなり欠けやすい素材ですので、切り離しとゲート処理には神経を使いました。

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画像上側は『キットのプラ製キャンパス+トランぺッター製砲身』と、『KAモデルの3Dプリントキャンパス+KAモデル製砲身』の比較です。トランぺッターの砲身は、キャンパスなしの仕様と共用にしていることから、キャンパスのバランスが少々不自然であるのに対し、KAモデルのパーツはそれらの比率が改正されていることが分かります。

画像下側は、3Dプリントパーツの取り付けダボを切り取っている様子です。キットパーツとKAのパーツでは砲身の取り付け間隔が異なることから、ダボはどのみち使えませんので(欠けたり割れたりしないように)エッチングソーで慎重に処理しました。

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砲身を取り付け、塗装を終えたA砲塔(左側)とB砲塔(右側)の様子。KAモデルパーツの使用により、各砲身の間隔と、防水キャンパスのバランスが整い、実艦のイメージに近づきました。

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こちらはC砲塔(左側)とD砲塔(右側)の完成画像です。天蓋の赤塗装は、(発色を明るく保つために)下地色を段階的に調整しました。C砲塔はカタパルト装備となりますので、のちほどそれらの工程もご紹介します。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その6

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、トランペッターモデルの1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』を製作中です。

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本日は、前回までに製作した各装備品の塗装の様子をご紹介します。

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これらの装備品いはエッチングや真鍮挽物など、金属製パーツを多く使用していることから、質感の統一とプライマー処理を兼ねて、まずはプラサフで下地を整えました。

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下地処理に使用したのは、ガイアノーツのサーフェイサーエヴォブラックです。サフは雑に吹くとせっかくのディテールを犠牲にしてしまいますので、(塗装箇所の形状に合わせて)その都度、希釈率やエア圧――、太吹き、細吹きを使い分けつつ、塗膜を均一に整えていきます。

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塗装を済ませた51口径5インチ砲。上塗りは外舷色のネイビーブルーです。細かい塗り分けは、お客さまから提供いただいた資料に従い、尾栓周りをアルミ系のシルバーで仕上げました。

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続いて、25口径5インチ砲の様子です。こちらも尾栓周りは(資料に従って)シルバー塗装としました。黒立ち上げによる外舷塗装は、(プラ地に直接塗装した場合と比較して)発色の軽さを抑えるとともに質感を落ち着ける効果が高く、作品を直接ご覧いただいたお客さまから、たいへんご好評をいただいております。

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こちらは、ブローニング127mm機銃群。この機銃は艦橋のトップに搭載されるため、塗色は艦橋と同じ白塗装としました。なお、黒立ち上げの上塗りに白塗装を行うさいには、直接塗り重ねると塗膜が厚くなりがちですので、間に明るいグレーを一色吹き重ねることで、明度を調整しています。

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90cm探照灯は、レンズ部分を透明のまま残し、内部をシルバー塗装してから取り付け、最後に個別に塗装した固定リングを接着しました。

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60cm探照灯は、レンズの外周部を外舷色に塗り分ける必要があるため、(表面が透明なままの)レンズと固定リングを先に本体に固定したのち、改めて未塗装部分の塗り分けを行っています。

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Mark19射撃管制装置と6m測距儀、そして3.6m測距儀も塗装を済ませました。

武装周りの各装備品の製作も順調に進みつつありますので、週明けには16インチ三連装主砲塔の製作をご紹介します。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その5

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、トランペッターモデルの1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』を製作中です。

小口径砲群の製作を無事に完了しましたので、今回は探照灯と光学機器類、射撃管制装置の製作をご紹介します。

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まずは探照灯の製作からです。これはキットのランナーパーツを切り出した様子で、『BB-39 アリゾナ』には(日本海軍戦艦と同様に)90cmと60cmの探照灯が搭載されています。(画像は90cm探照灯)

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これは90cm探照灯に使用するエッチング――。ディテールアップには、今回もKAモデルのパーツをメインに使用しました。

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探照灯架台は赤丸印のモールドの一部を削り取り、エッチングを箱型に曲げたものに切り替えます。

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エッチングパーツによるディテールアップを完了した、90cm探照灯。レンズは(塗装の際に塗り残さなくてはいけない部分なので)接着を後回しとし、固定リングは個別に塗り分けを行いました。

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画像上側は60cm探照灯のキットパーツとエッチング、そして下側は組み立て後の様子です。こちらの探照灯も90cmのものと同様に、(塗装工程を考えて)パーツの一部は後付けとしました。

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続いては測距儀の製作です。これは、後部マスト中段部に備わる3.6メートル測距儀で、赤丸部分の保護シャッターと後部の扉のモールドを切削し、エッチングに切り替えました。

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こちらは、少し大型の6メートル測距儀で、前部艦橋基部に備わる装備です。ディテールアップ内容は3.6m測距儀とほぼ同じですが、下面の開口部を塞ぐためのエッチングと、ラダー状の補強材が用意されていたので追加しました。

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最後は、Mark19射撃管制装置です。このパーツはスライド金型で一体成型されており、繊細なモールドが上下左右の5面に施されていました。

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ですが、これらのディテールも今回はエッチングに切り替えるため、側面をメインにモールドの切削を行いました。

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各ディテールのエッチングへの切り替えと、追加パーツの取り付けを終えたMark19射撃管制装置。水密扉のエッチングは「開け放した状態を前提とした構成」になっていた為、枠と本体をいちど切り分けてから接着しなおしました。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その4

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今回も前回に引き続き、兵装類の製作をご紹介します。

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今回ご紹介するのは、ブローニング12.7mm対空機銃です。このパーツは、内火艇用のランナーに含まれていました。

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キットパーツは完全な一体成型で、比較的特徴を良くとらえていますが、パーティングラインとバリが少々多めに出てしましたので、銃座の部分をメインに、入念に下処理を行いました。

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使用するディテールアップパーツは、今回もKAモデルのものです。(画像にも写っているように)部分的に成形不良があったのですが、数に余裕があったことで、難を逃れることが出来ました。

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1基あたりに使用するエッチングは4枚で、8基製作するのに必要なパーツ数は32枚、真鍮銃身とキットパーツも含めて、計48パーツです。

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これは、KAモデルのパーツセットに付属している、ブローニング機銃の銃身です。同社のスーパーディテールアップセットに付属の砲身は、主砲身のみがアルミ挽物パーツで、その他の砲身は全て真鍮製でした。

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これらのディテールアップパーツを使用するため、まずは一体成型されている機銃から銃身を取り除き、銃座だけを残しました。

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取り除いた銃身は、KAモデルのパーツに置き換えます。、写真左から、組み立ての時系列を示したもので、①が展開図状になった基部のパーツを切り出した様子、②~③が真鍮挽物パーツの銃身を取り付けている様子、④が弾倉と照準器、ストックなどの付属品――、⑤が、それらのパーツを一体化させた状態です。

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これで、(プラパーツの一体成型だった最初と比較して)銃身周りも格段にシャープに仕上がりました。これらの機銃は艦橋周りの目立つ箇所に取り付けるため、精度アップの効果は抜群です。

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今回は、このブローニング機銃を合計8基製作しました。対空用に特化した機銃ですので、仰角は上げた状態でセットしています。

20042208.jpg
これで、1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』に使用する小口径砲は、ほぼ全て揃いました。

次回は探照灯と射撃管制装置の製作をご紹介します。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その3

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今回も前回に引き続き、兵装類の製作をご紹介します。

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今回は、25口径5インチ(12.7cm)砲の製作をご紹介します。前回の51口径砲と同じ5インチ砲ではありますが、前回が副砲だったのに対し、今回の5インチ砲は単装高角砲になります。(使用するランナーとエッチングは、前回と同じ組み合わせです)

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必要なプラパーツを切り出した様子。一基あたりのパーツ数は(画像に載せていない砲身も含めて)6個――、必要数8基分の合計、48パーツを切り出し、ゲート処理とパーティングラインのカンナ掛けを行いました。

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砲尾は、例によってキットのプラパーツをそのまま使用します。ここでは、俯仰用のギアのみをKAモデルのパーツに切り替えました。

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砲座は左右の張り出しを切り落とし、表面の滑り止めパターンを全て削り取ってから、エッチングの床材を貼り付けています。

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画像上側は、砲尾に真鍮挽物砲身と架台を取り付け、砲座に固定した様子。そして画像下側は、プラパーツの補器類を取り付けた状態になります。

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続いて、型抜きの関係で省略されているディテールを、KAモデルのエッチングで補填しました。主に、砲架の下部と砲座の垂直面、そして砲耳と照準器などです。
画像下側は、それらのパーツの取り付けを完了した様子で、見上げアングルでの印象がかなり良くなりました。

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砲座側面の張り出しも、KAモデルのパーツによるものです。一枚につき、折り曲げ箇所が計4か所あり、手すりはアールを持たせる必要があるため、全ての手すりのアールが綺麗に揃うように、慎重に作業しました。

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砲座の張り出し部を取り付ければ、5インチ高角砲も無事に完成となります。KAモデルのエッチング&真鍮砲身は、キットパーツの上手く生かしたパーツ構成となっており、シャープな仕上がりを実現できました。

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戦艦『BB-36 アリゾナ』搭載の高角砲、全8基を並べた様子。この砲は(副砲とは異なり)露天装備で良く目立ちますので、ディテールの向上はもちろんですが、仕上がりのレベルを統一することに特に注力しました。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その2

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まずは、最初に兵装類の製作の様子をご紹介します。

今回ご紹介するのは、51口径5インチ(12.7cm)砲です。

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1/200戦艦『アリゾナ』の対空兵装用ランナーの全景。25口径の高角砲用のパーツも同じランナーに収められ、計4枚が付属しています。

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ディテールアップ用のエッチングは、KAモデル、エデュルド、ホワイトエンサインの各パーツに付属していましたが、KAモデルのパーツが最も充実した内容でしたので、今回はそれを使用しました。

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キット側のプラパーツのゲート処理を終えた様子。1/200ともなると、プラパーツのままでも砲尾には尾栓が表現されているほか、ハンドル類のモールドがしっかりしており、レジンパーツなどは必要としません。

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ただし、ハンドル類はエッチングに換えた方がシャープに仕上がりますので、まずは砲座側面×20カ所のモールドを全て削り取りました。

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続いて、砲尾のパーツを組み込めば、砲台の基本部分が完成となります。

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砲座の側面には、KAモデルのパーツを取り付けることで、後部の突出部分も実物に近いイメージに仕上がりました。

20042007.jpg
写真上側は、先程の砲座側面に砲耳の断面部のパーツと、エッチングのハンドル類を取り付けた様子です。写真下側は、台座の裏側に付けるエッチングで、環座と旋回用のギア、そして砲手の足場などを表現することが出来ます。

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砲身もKAモデルのパーツで、真鍮挽物製の51口径5インチ砲身を使用しました。

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真鍮挽物砲身のディテールアップ効果はもちろん、砲座側面のモールドをエッチングに切り替えたことで、各部の機能感が引き立ったの51口径5インチ単装砲。この砲は、戦艦『アリゾナ』の副砲として後ほど船体に取り付けます。

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この砲を、今回は10基製作しました。キットのプラパーツはそれなりの精度ではあるのですが、パーティングがけっこう目立つため、(砲の上側をメインに)カンナがけやサンディングなどの処理をきっちりと行いました。

次回は、25口径5インチ(12.7cm)高角砲の製作の様子をご紹介します。


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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その1

無事に締切も上がり、ホームページとwebショップの更新も完了したので、本日からご依頼品の製作記を再開いたします。

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、今週からトランペッターモデルの1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』の製作を開始しました。

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1/200の艦船模型製作は、2017年11月完成の1/200戦艦『ビスマルク』以来となります。

大型艦船キットとしてメジャーな1/350スケールのキットと比較すると、(キット本体のディテール表現の違いに伴って)、ディテールアップパーツの使用箇所などが異なる点も多く、独自のノウハウを求められるのですが、完成品の迫力は他の何物にも代えがたいものになります。

1/200戦艦『ビスマルク』製作記は、こちら!
(製作記事、全42件掲載)
↓↓↓
https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-24.html

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使用するキットは、『ビスマルク』製作時と同じくトランペッターモデル製のものになりますが、同社の1/200シリーズでは一番はじめに発売された大型艦とあって、今見ると、設計やディテールには少々物足りない部分も目立つ製品です。今回は、この点をいかにカバーするか? が仕上がりを大きく左右することになります。

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箱を開けた様子。『ビスマルク』と同じように、船体とランナーパーツは内部で仕切られ、艦載機や付属のエッチングなどは小箱に収められて、破損しにくいように配慮されています。

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船体も艦首と艦尾は厚紙のクッション材で保護され、中央部にはエアーパッキンが巻かれていたため、破損などはありませんでした。

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船体のパーツ構成は、なんと上下分割式です。洋上モデルとして製作することも考えた処置と思われますが、この手の船体は合わせ目の処理に苦労することが多いので、フルハルでの製作を前提とした場合には、少々負担の多い構成といえます。

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さきほどから箱や船体の画像ばかりで、比較対象になるものを載せていなかったので、タミヤセメントの六角ビンを砲座に載せてみました。艦首と艦尾のデッキは別パーツ構成となっているため、合わせ目が生じますが、これはアフターパーツの木製甲板で処理する予定です。

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これが、KAモデルのスーパーディテールアップセット「DXパック」です。エッチングパーツ×13枚とレジンパーツ、さらには真鍮挽物パーツとアルミ挽物主砲身が含まれた豪華版です。

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KAモデルのDXパックの内容は、この通りです。5枚並んだ小袋1枚につき2~3枚のエッチングパーツが封入され、レジン&挽物パーツと鎖が備わります。

エッチングの下には木製甲板シールも収められていたのですが、この甲板には重大な欠陥がありましたので、急遽、ウッドハンターの製品を取り寄せて対応することになりました。

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更に追加パーツとして、エデュアルドから発売されている6種の1/200戦艦『BB-36 アリゾナ』用パーツをひとつに纏めたセット『ビッグエド』も使用します。エデュアルドのパーツは、中央構造物なら『中央構造物用』、艦載艇用なら『艦載艇用』という具合に、パーツと説明書が分類されていて、ユーザビリティーに優れた構成となっています。

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そして、古き良き時代のディテールアップパーツの雰囲気を残した、ホワイトエンサインモデルのパーツも使用します。大多数のディテールについては、KAモデルとエデュアルドのパーツで補えるのですが、ホワイトエンサインのパーツは予備代わりにもなり、ありがたい存在です。

来週からは、まず対空兵装の製作をご紹介します。また長い製作記となりますが、ぜひご覧ください。


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■□お知らせ□■

モデルファクトリーハイギヤード公式webショップ『CHERRY&ANCHOR』に、艦船模型製作に役立つ、甲板塗装用マスキングシートが再入荷しました。

よろしければ、この機会に製作にお役立てください。

●1/350戦艦「大和」(T社旧キット)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000220/

●1/350戦艦「長門」(H社)用 甲板迷彩塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000221/

●1/350航空戦艦「伊勢」(F社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000225/

●1/350航空母艦「赤城」(H社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000227/

●1/350特型潜水艦「伊400」(T社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000232

●1/350戦艦「リシュリュー」(TP社用)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000307/

●1/350航空母艦「隼鷹」(H社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000200

●1/700航空母艦「翔鶴」(F社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000308/

●1/700航空母艦「赤城」(F社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000292/

●1/700戦艦「金剛」(F社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000280/

品切れ商品は順次補充して参りますので、これからもご愛顧よろしくお願い申し上げます。


■メディア掲載情報
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┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo76』に、1/350作例記事掲載予定。5月15日発売予定
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo76』に、連載記事掲載予定。5月15日発売予定
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┗ 渡辺真郎著作による艦船模型製作テクニック本出版決定。発売時期未定

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2019年12月『鶉野飛行場周辺地域活性化イベント』 その4

ここしばらく、締め切りに追われていた『艦船模型スペシャルNo76』の作例原稿と連載記事は、本日、無事に脱稿しました。

来月15日頃の出版予定となりますので、発売の際にはぜひご覧ください。

(↑↑↑次号では、これまでの作例とは異なる表現のご紹介を予定しております)


さて、本日は昨年12月の『鶉野飛行場周辺地域活性化イベント』のレポート最終回として、艦船模型の出展作品をご紹介します。

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まずは、『鳶色の会 https://tobiiro.jimdofree.com/ 』の秋山会員こと、けんちっくさんによる1/350航空母艦『天城』です。船体や飛行甲板、そして艦橋を含めた構造物を全て、プラ板でフルスクラッチするという、驚異の工作技術が発揮された名作です。成型品をほとんど使用していないことから、エッジや面が非常に美しく整っており、実艦の佇まいやメカニズムを彷彿とさせてくれます。

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今回は、製作途中の1/350航空母艦『千代田』もお持ちいただきました。船体は、プラ角棒で組んだフレームに、プラ平板で外板を貼っていく方式で組まれています。デッキやスポンソン平坦部の滑り止めパターンには汎用のエッチングを使用していますが、スポンソン裏側の三角補強板や支柱&ブルワークもプラ板で組まれ、更には煙突までがプラ材の削り出しで自作されています。

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こちらは、未完成空母の『伊吹』です。船体はタミヤの最上型重巡を流用し、プラ板で自作した格納庫や飛行甲板&上部構造物を被せて製作されたものですが、成型パーツを使用した部分とスクラッチした部分の境目に破綻がなく、自然に仕上下られている様子には本当に驚かされます。見れば見るほど、実物の航空母艦を見ているようで、その世界に引き込まれる魅力を感じました。

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こちらも、けんちっくさんによるご作品で、1/700で航空母艦『隼鷹』の解体現場を再現したジオラマです。『隼鷹』本体は、ウォーターラインシリーズのタミヤキットをベースとしたもので、飛行甲板が剥がされて格納庫の内部が露出している様子なども伺えます。空母のメカニズムに精通したけんちっくさんならではの知識と技術が存分に活かされ、圧巻の仕上がりでした。

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細部を見ても、いっさい破綻がありません。語彙力に乏しいもので、なかなかうまくは表現できないのですが、私には「航空母艦に対する畏怖や憧れ」といった想いが、作品から滲み出ているように思います。私も今後、造船所のジオラマ製作を予定に入れてますので、これほどの名作に出会うことが出来て、本当に幸運でした。

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1/700の艦船模型は、今回参加したモデラー3名全員が出展することとなり、お互いの作品を見せ合う良い機会になりました。これは前回、飛行機モデルをご紹介した、屋根裏部屋の男さんによる1/700戦艦『扶桑』で、手すりを0.3mm径のプラ丸棒で自作するなど、こだわりの仕上げがなされていました。海面は石粉粘土とグロスポリマーメディウムによるもので、ダイナミックな航行波が表現されています。

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私も1/700の日本戦艦を1隻、出展しました。これはフジミの1/700戦艦『金剛』の1941年版です。劇的なイメージを狙って、水平面と垂直面の塗色のコントラストを強めに付けているのですが、写真に撮ると逆光のような写り方になってしまう点が少々心残りです。

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こちらは、ミッドウェー海戦時の1/700航空母艦『蒼龍』です。飛行甲板上には、ミッドウェー島への第一次攻撃隊の準備風景を再現し、飛行機搭乗員と整備兵のフィギュアを多数、配置しました。

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1/350の艦船模型作品は、今回は4隻を出展しました。写真上側は、ファインモールドの1/350駆逐艦『綾波』、そして下側は同じく1/350駆逐艦の『島風』です。

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大型艦では、ハセガワの1/350航空母艦『隼鷹』と――

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タミヤの1/350戦艦『大和』を出展させていただきました。

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以上で、昨年12月の『鶉野飛行場周辺活性化イベント』のレポートは終了です。イベント当日は多くの出会いや発見があったため、本当はまだまだご紹介したいネタがたくさんあるのですが、このところ製作予定がおしていることもあって、少々慌ただしいご紹介となりました。

当日、お世話になった方々と、会場にお運びいただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。

そして、再び安心してイベントを開催できる日が訪れることを願いつつ、ご挨拶とさせていただきます。

(次回からは、ご依頼品の1/200戦艦『アリゾナ』の製作記を開始します)


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2019年12月『鶉野飛行場周辺地域活性化イベント』 その3

締切に向けての作業もほどほどに落ち着いてきましたので、本日は『モデルファクトリーハイギヤード』の公式サイトを久しぶりに更新いたしました。

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昨年の冬から先月までにかけての製作ご依頼品と、模型誌掲載作例の計19作品と、新規加入モデラーの情報をあらたに追加しましたので、よろしければご覧ください。

これまでの取引例、計430作品掲載中!
↓↓↓
https://nabeck.web.fc2.com/hg-mdf.htm

さて、本日は前回に引き続いて、『鶉野飛行場周辺地域活性化イベント』のレポートの続きをご紹介します。

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続いてご案内いただいたのは、爆弾庫です。戦時中、ここには高角砲弾と800キロ、250キロ、50キロ爆弾、そして戦闘機用の機銃弾や燃料が貯蔵されていました。

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内部の様子。コンクリートの厚みは壁面が70cm、天井が1mもあり、1トン爆弾にも耐える強度が確保されていました。巨大防空壕と同様に、天井はアーチ状に作られ、奥には換気口、全面には(爆風から貯蔵品を守るための)土堤が設けられています。

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こちらは機銃座です。設置された機銃は、艦船への装備でもお馴染みの25mm連装機銃で、戦時置いては、鶉野飛行場周辺に5カ所の機銃座が配備されていました。(現存するのは4か所です)

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機銃座の下は弾薬庫になっており、現在も降りることが可能でした。機銃座といえば、空襲の際には敵機の格好の標的にされそうなイメージがありますが、地上からの対空射撃の効果が薄かったこともあって、それほど積極的に狙われることはなかったそうです。

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ここ数年で、鶉野飛行場周りは機銃座や防空壕などの見学用の整備が随分と進みました。無蓋掩体壕の近くには『T-6 テキサン』が配置され、今後は日本海軍機を模した暗緑色の塗装が施されるそうです。

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また、この日の鶉野飛行場跡地では「uzurano飛行場フェスティバル」が開催されており、気球のイベントとマルシェも併催され、多くのお客さまで賑わっていました。

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鶉野中町公民館では、関係者による講演会も催されました。この画像は、柏木さんによる「零戦里帰りプロジェクト」の解説と、零戦の分解輸送&組み立て、始動に至る貴重な記録映像のご紹介の様子です。

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模型作品の展示は、旧海軍に所縁のあるものが取り揃えられました。これは、屋根裏部屋の男さんのご作品で、ニチモの1/35『紫電改 ~川姫730』の完成品です。垂直尾翼の機体番号は、川西航空機の「姫路製作所 鶉野工場」で製造されたものを自作のステンシルで再現し、飛行機搭乗員と整備兵は、タミヤMMシリーズの日本兵フィギュアの改造にて再現されていました。

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続いては、山本五十六長官座乗のタミヤ1/48『一式陸上攻撃機11型』です。機体の前半部と後半部で別の時間軸を再現し、前半部は出撃当時――、後半部は、戦後にジャングルで発見された残骸の状態となっています。

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こちらも屋根裏部屋の男さんのご作品で、アオシマの1/144『救難飛行艇 US-2』です。荒れた海面はスタイロフォームの上に石粉粘土を盛りつけたもので、(一時期、報道をにぎわせた)ジャーナリストの辛坊治郎さんが救助された場面をモデルにした情景モデルに仕上げられていました。

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次回は、艦船模型の展示作品をご紹介します。


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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

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