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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その20

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回も引き続き、運転台の製作の様子をご紹介します。これはキットに付属のステンレスエッチングパーツで、1端の配電盤のカバーや網棚の網などを繊細に表現してくれます。

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プラパーツにエッチングを組み込んだ様子。メーカー純正品だけあって、合いもバッチリです。

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プライマー処理&塗装を済ませ、時刻表やスイッチパネルなどと一緒に運転台に取り付けました。

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これで、1端側の運転台は、マスコン&ブレーキハンドルの取り付けを残すのみとなりました。

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一方、こちらは2端側の運転台です。1端側にとても良く似ていますが、赤丸印のATS変信器と、黄色の丸印の手動ブレーキ、青丸のスイッチパネルなどの配置が異なります。

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写真左側が1端側の運転台、そして右側が2端側です。こうして見ると、ほとんど間違い探しの領域ですが、これで両運転台ともに基本部分が無事に仕上がりました。残すは、マスコン&ブレーキハンドルとLEDの取り付け(&遮光処理)のみです。


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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その19

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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本日からは、運転台の製作の様子をご紹介します。これは、1端、2端の両運転台のパーツから、マスコン&ブレーキハンドルを除いた全パーツを並べた様子で、クリアーパーツやメッキパーツ、更にはエッチングなど、バラエティに富んだ構成となっています。

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まずは1端側の製作を開始します。これは各パーツの塗装を完了した様子で、全てのパーツは黒下地としました。この部分にはLEDの電飾も入るため、黒下地は遮光の目的も兼ねています。

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運転台の裏側には、LEDベースを取り付けます。このパーツはメッキ処理され、光の拡散を助けてくれます。

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正面計器板および中央計器板、そして時刻表などの様子。メーター類や表示類はキット付属のデカールで処理し、表面はセミグロスクリアーで保護しました。

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計器板にメーターパネルを組み込んだ様子。各計器は直径3mmほどの極小サイズですが、デカールの解像度とパーツの精度も相まって、実感タップリに仕上がりました。

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1端側の運転台の基本部分を組み上げた様子。ここには今後、配電盤やスイッチパネル、網棚などの取り付けを行います。


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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その18

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回はSG-4の周囲に取り付ける防音壁をご紹介します。これは、3枚構成となったキットパーツの写真で、赤成形ではないため(染み出し防止の処置は行わず)下地は黒サフで仕上げました。

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塗装後の様子。この部分の塗色はエンジンや減速機などと同じで、Mr.カラー117「RLM76ライトブルー」と312「グリーンFS34227」の混色に、74「エアスペリオリティーブルー」を少々添加したものです。

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防音壁のガラス窓はクリアーパーツで表現されています。これは、塗装前の状態。

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一方、こちらはHゴムを艶消しの黒で塗装した様子。

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このクリアーパーツは、平滑度が高い上にメリハリが効いていて合いも良く、防音壁の実感アップに非常に良い仕事をしてくれました。

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少量の木工用ボンドでガラスを取り付け、壁面同士の仮組をおえた防音壁。デカール貼付部は、例によってセミグロスクリアーで保護しています。

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防音壁を設置すると、通路側からはスチームジェネレーターの姿はまったく見えなくなります。

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ですが、運転席後部のガラス窓からは、内部のメーターの指針をきっちりとチェックすることができます。SG側のメーターと窓の位置もきっちりと一致し、まるで実物のような自然な仕上がりとなりました。

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キャビン中央部にかなりキツキツに収まったスチームジェネレーターと補器類。博物館展示品の構造模型のようで、非常に見ごたえのある仕上がりとなりました。

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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その17(マスキングシート再入荷のお知らせ)

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回も引き続き、運転室内の装備品の製作&設置の様子をご紹介します。これは、スチームジェネレーターに併設する、送風機および電動機のパーツで、送風機ダクトや動力伝達ベルトが別パーツで繊細に表現されています。

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組み立て後の様子。このパーツをはじめ、赤成形のランナーパーツは(染料の染み出し防止のために)全て下地にシルバーサフを吹きました。

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塗装後の送風機および電動機。狭い室内にも配置できるよう、縦長で省スペース向けに設計されていることが分かります。

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写真左側の2分割されたパーツは火花発生器および制御盤、右側は工具箱です。これらの設備も、スチームジェネレーターに寄り添うように取り付けます。

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塗装後の様子。制御盤はデカールによる表現で、貼り付け後にはセミグロスクリアーで保護しました。

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送風機&電動機、火花発生器と制御盤などの取り付けを終えた運転室内。ちなみに貨物仕様では(アオシマキットの場合は)この場所にはATC制御盤を取り付けます。

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これでスチームジェネレーター周りのパーツ取り付けは完了しました、このあと、この周囲に防音壁の取り付けを行います。


●艦船模型用マスキングシート再入荷のお知らせ

なお、話題は変わりますが、艦船模型スペシャル誌の作例記事でも好評を頂いております、「モデルファクトリーハイギヤード 甲板塗装用マスキングシート」の品切れ商品を、webショップ「CHERRY&ANCHOR」の方に再入荷いたしました。

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このところ、少々補充が追い付いておらず、まだまだ品切れ商品多数ではあるのですが、今回は以下の7商品を補充しておりますので、この春の製作活動にぜひご活用ください。

●1/350重巡洋艦「高雄」用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000231

●1/350重巡洋艦「三隈」(T社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000268

●1/350軽巡洋艦「阿賀野」(H社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000290

●1/350戦艦「ニュージャージー」(T社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000290

●1/350重巡洋艦「利根」(T社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000306

●1/350日本海軍艦載艇(T社)用 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000314

●1/350駆逐艦「雪風」「磯風」(H社用) 甲板塗装マスキングシート
https://www.cherry-anchor.com/shopdetail/000000000234

なお、モデルファクトリーハイギヤードのマスキングシートは、現在発売中のモデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo.79』の巻頭作例、1/350重巡洋艦「筑摩」の工程記事においても、使用例をご紹介しております。

当マスキングシートにご興味のございます方は、ぜひご覧ください。


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【過去作アーカイブNo18】1/24「フェラーリ F355チャレンジ」

本日は、親族の検診の付き添いで臨時休業をいただいておりましたので、ブログ記事は過去作アーカイブをご紹介します。

これまで、ブログへの掲載を逃していた完成品や、大きな画像を紹介できなかった作品を中心に、新規に写真を撮り下ろし、新たな解説文を付けてご紹介する『過去作アーカイブ』のコーナー。

今回ご紹介するのは、1/24「フェラーリ F355チャレンジ」 【2012年製作】です。

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1/24「フェラーリ F355チャレンジ」、左前方から望遠で撮影したカット。実車は1994年から1999年にかけて発売されたV8エンジン搭載モデルの「フェラーリ F355」をベースに、ワンメイクレース用のモディファイが施された車両で、世界各地で選手権が開催され、大きな成功を収めました。

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キットはフジミのものを使用しているのですが、付属のデカールが単色印刷で実車のイメージと異なっていたため、ミュージアムコレクションのプレゼンテーション仕様車のデカールと、アクステオンのスポンサーデカールを組み合わせました。

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その際、オイルメーカーのロゴも、アジップからシェルに改めました。このマーキングは、大会公式スポンサーのみを揃えた「プレーンなF355チャレンジ」と呼べるもので、SEGAのAM2研によるレースゲーム『F355チャレンジ』のプレイヤーカーを参考に纏めたものです。

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右サイドからの全景。車高はキットのままでは高すぎるので、前後で2ミリほど落とし、フロントのトレッドも(アップライトとディスクブレーキの間にプラ板を挟んで)片側1ミリずつ拡幅しました。

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ボディのプロポーションは、お世辞にも実車のイメージを忠実に再現しているとは言い難く、見下ろしアングルで撮影するとボンネットの厚みやフロントフェンダー、バンパーにかけての造形の不自然さが際立ちます。F355シリーズは、ダイキャストミニカーでも何故か? こういう(頭でっかちな)フォルムになりがちなようで、実車の「くさび形状」の魅力をスポイルしているのが残念です。

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キットは、(チャレンジ仕様の魅力的な部分でもある)メッシュガーニッシュとリアウイングも再現されていなかったので、ガーニッシュは黒塗装で処理し、ウイングは(アオシマのGTウイングセットからメインフラップのみを利用して)エンドプレートやステー類はプラ板で自作しました。

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ボディ塗装は、ガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ ブラック」フィニッシャーズの「アクリルプラサフ(グレー)」→「ファンデーションホワイト」→「ファンデーションピンク」→「リッチレッド」→「オートクリア」の順で、研ぎ出しは2000番の耐水ペーパーで仕上げたあと、フィニッシャーズの「コンパウンドファイン」→「コンパウンドミクロ」を順番にかけました。 

「フェラーリF355チャレンジ」は、世界中のワンメイクレースやGT選手権に投入された車両だけに、多彩なマーキングを再現する楽しみがあります。「自分自身がフェラーリF355を所有し、チャレンジレースに参戦したら……」というイメージで、好みのカラーリングに仕上げてみるのも面白いかもしれません。

以下、当作品に使用したキットおよびデカールの販売サイトへのリンクです。





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(2021年1月19日更新 1/48夜間戦闘機「月光」完成品、再入荷)
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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その16

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回も引き続き、運転室の製作の様子をご紹介します。これは、室内床面を塗り分けた様子で、中央部の円座はスチームジェネレーターの取り付け台です。

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運転席と(収納された)助手席を取り付けた様子。写真左側の助手席は(スチームジェネレーターの防音壁に取り付けるため)この段階ではまだ取り付けていません。

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これは、スチームジェネレーターの主要パーツを並べた様子。この装置は、主に客車の暖房用ボイラーとして使用されるもので、自機のエンジン保温用の温水を作り出す働きもあります。

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これは、キットに付属するデカールです。運転室内には多くの機器や計器が備わるため、メーター表現や注意書きなどのマーキングも非常に充実しています。

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組み立てと塗装を終えたスチームジェネレーター。これは、DD51専用に開発された「SG-4」という型式で、小型軽量であることに加え、乗員の負担を減らすべく、自動制御が採り入れられました。なお、制御方法はコンピューターが普及する以前の技術で開発されたもので、全て機械的な処理によるものです(燃料は、エンジン用と同じ軽油を使用)

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メーターはデカール表現です。アオシマの「ディーゼル機関車 DD51」は、非常に解像度の高いデカールが用意されており、計器類も非常に実感的に仕上がりました。

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スチームジェネレーターを据え付けた室内。ここにはまだ、火花発生器&制御盤や電動機および送風機(&ダクト)、給水ポンプやベルト&プーリーなどの取り付けも行います。

明日19日は臨時休業となりますため、ブログ記事は再び過去作アーカイブをご紹介します。


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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その15

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回からは、運転室の製作をご紹介します。これは座席のパーツ群で、形状違いで計4基を製作します。

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布地の部分は、Mr.カラー65「インディーブルー」にフラットベースを加えたもので塗装し、金属部分はエンジンの塗装時に調色したグリーンよりも一回り暗い青緑色としました。

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写真左側は座面を上から見た様子で、右側は下から見上げたアングルです。座面は4基ともに共通で、分割が実物に沿ったものとなっていることから、塗り分けも美しく決まりました。

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座面と背もたれをフレームに組み込めば、運転席は完成です。

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一方、こちらは折り畳まれた状態の助手席。この座席は、客貨の仕様の違いによって異なるフレーム構造まで再現されており、実車のメカニズムを楽しませてくれました。

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続いては、運転室の床面の製作を行います。アオシマの1/45「ディーゼル機関車 DD51」のキットには、旅客仕様と貨物仕様を作り分けることができ、運転室内部の差異も事細かに表現しています。(写真左側は貨物仕様、右側は旅客仕様です)

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今回は、寝台特急「出雲」の仕様で製作するため、旅客仕様を選択しました。別付けの赤い板パーツは車内暖房用のダクトで、熱水がここを循環し、ファンで放熱して運転室を暖める仕組みになっています。


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1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作 その14

鉄道模型製作代行のご依頼をいただき、アオシマ トレインミュージアムOJシリーズの1/45「ディーゼル機関車 DD51」を製作中です。

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今回は、両端台車「DT113B」製作記事の最終回となります。これは、第二推進軸のパーツを全て切り出した様子で、一本あたり9個――、2本で18個のパーツで構成されています。

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シャフトの両端には自在継ぎ手が設けられ、台車が動いて中心線上から外れても、十字軸の可動で支障なく回転力を伝達できる仕組みです。アオシマキットは、この継ぎ手の構造を完全に再現しており、実物通りの可動します。

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写真左下の板状のパーツは、心皿座金です。心皿は車体の重さを受け止める箇所と、引張力を車体に伝える箇所に別れており、前者は水平の円盤面――、そして後者は垂直の円筒面です。実車では、台車の中心に対して、心皿の中心が前方に15mmずらされ、(前後で重さの異なる)減速機の重量バランスを保つ働きをしているのですが、キットパーツもこの微妙なバランスを的確に再現していました。

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最後は砂箱の取り付けです。車輪の空転時に砂を撒き、摩擦力を上げるための装置で、台車全体で64個のパーツを組み上げました。

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パーツは主に箱組みで、一個あたりのパーツ数は4個。ゲート処理にはひたすら手間がかかりますが、パーツの合いは極上でした。

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砂箱を台車裏側から見ると、配管がレールと車輪の間に繋げられている様子が良くわかります。砂箱は運転台の足元の円形のスイッチを踏むことで作動し、進行方向の後ろ側に撒くことも可能です。

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砂箱の取り付けを終えた台車を表側から見た様子。これでようやく「DT113B」は完成です。

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中間台車、「TR106」とのスリーショット。「DD51」の台車製作は思いのほか複雑でしたが、その分、実車のメカニズムが十二分に楽しめる仕上がりとなりました。


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模型誌掲載情報 【モデルアート社出版 艦船模型スペシャルNo79】、1/700重巡洋艦『筑摩』&1/700『大阪南港天保山岸壁』

1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作記の途中ですが、本日は、模型誌掲載情報をご紹介します。

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本日15日、モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo79」』が発売となりました。

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今号の特集は『日本海軍最後の重巡洋艦「利根・筑摩」ということで、表紙&巻頭作例の1/350重巡洋艦「筑摩」と、連載記事の港湾ジオラマ作品「大阪南港天保山岸壁」の2作を掲載いただいております。

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なお、「筑摩」の主砲塔の旋回状況は、皇紀2600年特別大演習で撮影された実艦写真を参考にしました。
(写真上側が実艦写真、下側が今回の作例です)

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製作記事には合計40枚の工程画像を掲載し、パートごとのディーテールアップ例を詳細にご紹介していますので、1/350重巡製作にご興味のある方は、ぜひご覧ください。

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一方、「港湾ジオラマの世界にようこそ!」の方は(不定期連載と言いつつも)ご好評をいただき、第6回まで連続掲載となりました。
今回ご紹介しているので、「大阪南港天保山岸壁」と、1/700「クイーン・メリー2」です。

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このジオラマも、前作の「三笠公園 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-2077.html 」 同様、ベースの作り直しや新規のアクセサリー追加など、大幅なリファインを施しました。

岸壁や建造物の製作工程のほかに「クイーン・メリー2」のキット製作についても、詳細な工程記事を入れておりますので、客船や商船のお好きな方にもお楽しみいただけましたらと存じます。

その他、『艦船模型スペシャルNo79』には、「利根型重巡」の幅広いキットバリエーションやスクラッチ作品を網羅し、航空甲板を拡張した架空艦や、未成に終わった重巡洋艦「伊吹」、航空母艦「筑摩」、更には「あぶくま型護衛艦」の「DE-233 ちくま」、「DE-234 とね」などに至るまで、盛りだくさんの内容になっています。ほかにも、各種連載記事や伝声管のコーナー、美しいイラストギャラリーなど見所満載ですので、ご興味のございます方は、ぜひ書店などでお買い求めください。



本作例に使用したキット及び、主要パーツは以下のものです。







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(いつもご投票いただき、ありがとうございます)

■メディア掲載情報
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo79』に、1/350重巡洋艦『筑摩』作例記事掲載中
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo79』に、1/700港湾ジオラマ『大阪南港天保山岸壁』掲載中
┣ モデルアート社出版『プラモで集める Powered by Honda』に、1/24『Honda NSX タイプR掲載中
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo80』に、不定期連載記事掲載予定。5月15日発売
┗ 渡辺真郎著作による艦船模型製作テクニック本出版決定。発売時期未定


艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!
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(2020年7月4日更新。取引例とメディア掲載作例に6作品を追加!)

モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2021年1月19日更新 1/48夜間戦闘機「月光」完成品、再入荷)
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模型誌掲載情報 【モデルアート社出版 艦船模型スペシャルNo79】、1/700重巡洋艦『筑摩』&1/700『大阪南港天保山岸壁』

1/45「ディーゼル機関車 DD51」製作記の途中ですが、本日は、模型誌掲載情報をご紹介します。

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本日15日、モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo79」』が発売となりました。

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今号の特集は『日本海軍最後の重巡洋艦「利根・筑摩」ということで、表紙&巻頭作例の1/350重巡洋艦「筑摩」と、連載記事の港湾ジオラマ作品「大阪南港天保山岸壁」の2作を掲載いただいております。

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なお、「筑摩」の主砲塔の旋回状況は、皇紀2600年特別大演習で撮影された実艦写真を参考にしました。
(写真上側が実艦写真、下側が今回の作例です)

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製作記事には合計40枚の工程画像を掲載し、パートごとのディーテールアップ例を詳細にご紹介していますので、1/350重巡製作にご興味のある方は、ぜひご覧ください。

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一方、「港湾ジオラマの世界にようこそ!」の方は(不定期連載と言いつつも)ご好評をいただき、第6回まで連続掲載となりました。
今回ご紹介しているので、「大阪南港天保山岸壁」と、1/700「クイーン・メリー2」です。

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このジオラマも、前作の「三笠公園 https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-entry-2077.html 」 同様、ベースの作り直しや新規のアクセサリー追加など、大幅なリファインを施しました。

岸壁や建造物の製作工程のほかに「クイーン・メリー2」のキット製作についても、詳細な工程記事を入れておりますので、客船や商船のお好きな方にもお楽しみいただけましたらと存じます。

その他、『艦船模型スペシャルNo79』には、「利根型重巡」の幅広いキットバリエーションやスクラッチ作品を網羅し、航空甲板を拡張した架空艦や、未成に終わった重巡洋艦「伊吹」、航空母艦「筑摩」、更には「あぶくま型護衛艦」の「DE-233 ちくま」、「DE-234 とね」などに至るまで、盛りだくさんの内容になっています。ほかにも、各種連載記事や伝声管のコーナー、美しいイラストギャラリーなど見所満載ですので、ご興味のございます方は、ぜひ書店などでお買い求めください。



本作例に使用したキット及び、主要パーツは以下のものです。









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┣ モデルアート社出版『プラモで集める Powered by Honda』に、1/24『Honda NSX タイプR掲載中
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo80』に、不定期連載記事掲載予定。5月15日発売
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プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

当ブログは、2023年10月5日に毎日更新を終了しました。

それ以降の記事は新ブログに掲載しておりますので、詳しくは最上段に表示されている記事をご覧ください。

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