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愛車、MR2(AW11)の整備と車検 その4

MR2の車検と整備の記事は今回が最終回です。

今回は陸運支局での当日の手続きについてご紹介します。

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当日の朝の様子。午前の部の検査受付は8時45分から開始され、検査自体は9時からはじまります。

●検査手数料や税金、保険金額などの支払い

今回は事前に書類の記入を済ませておいたので、まずは前回用意した書類の束を持って陸運協会で自賠責保険の更新をお願いし、待ち時間の間に、向かいの①番窓口の右端で重量税を払い、続いて左端の窓口で検査手数料を支払いました。

(MR2の場合、重量税は車重1.5トン以下で18年以上を経過した車両であることから37,800円、そして検査手数料は普通車の代金1,800円で、合計39,600円となります)

ここで必要な金額を支払うと、「自動車重量税納付書」と「自動車検査票」に印紙を貼ってもらえるので、これを持って自賠責の窓口に戻り、24か月分の保険金額25,830円を支払います。 

(この時点で、必要な経費の支払いは全て完了となり、今回の車検の費用の総額は65,430円となりました)

自賠責証明書の発行が完了すれば、受付準備は完了です。

●車検受付

準備を終えたら、西側の建物の4番「ユーザー車検受付」の窓口で書類審査を受けます。

ここで提出する書類は、以下の7枚です。

1:旧車検証
2:自動車税納税証明書
3:24ヶ月定期点検整備記録簿
4:自動車損害賠償責任保険証明書(今しがた更新した分)
5:自動車検査票 (今しがた印紙を貼り付けた分)
6:継続検査申請書
7:自動車重量税納付書(今しがた印紙を貼り付けた分)

検査表に記入された予約番号を、当日の予定と照合してもらい、OKを貰った時点でラインに進み、受検開始となります。

●ライン上での検査

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奈良支局では、5番と6番のレーンが乗用車のレーンになっており、5番が4輪のブレーキを同時に測定できるマルチテスター式で、6番が(前後輪を載せ替える必要がある)通常テスター式となっています。最初の外観検査では車体番号とエンジン形式の確認があるため、ボンネットとエンジンフードを開けた状態でラインに入ると、各部のチェックがスムーズにいきます。(ウォッシャー液の補充を忘れがちなので気を付けましょう)

なお、私のMR2には一昨年にドライブレコーダーを取り付けたことから、今回は検査の様子を詳細に撮影できると期待していたのですが、なんと今年はレーンの入り口には「撮影禁止!」との貼り紙が!

そのため、ライン上の様子は(まだ撮影禁止のルールが適用される前だった)2年前の画像を流用してご紹介します。

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2年前の車載カメラ動画からのキャプチャーですので車の色が全く違いますが、検査手順はほぼ同じです。今回は、受付の段階でマルチテスターでの受検を指定されましたので、5番レーンに入りました。(この写真も5番レーンです)

レーンに入って最初に行うのは外観検査です。検査員に書類(自動車検査票)を渡し、運転席に座った状態で指示に従い、スモール、ヘッドライトの上下、ウインカー、ハザード、ストップランプ、バックランプなどの灯火類のチェックを行い、ワイパーやホーン、ウォッシャーが作動するかどうかの検査を行います。

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続いて、車を降りてボンネットやエンジンフードを明けるように指示されるので指示に従い、車体番号やエンジン形式を確認してもらいます。(この間に室内のチェックも入るので、発煙筒を目立つ場所に置いておくとスムーズです) エンジンのチェックは形式の確認の他に、小さいミラーをエンジンブロック側面に差し込んで刻印のチェックも行われました。

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私のMR2はオーバーフェンダー装備で見た目がいかにも改造車然としているためか?(構造変更で3ナンバー公認を受けているにも関わらず)外観検査では何かと疑いをかけられるのが常です。例年、最低地上高か車幅の再計測を受ける事が多いのですが、今年は車幅の再計測がなされました。 

外観検査を終えて、次の検査はヘッドライトの光軸チェックです。停車位置を行き過ぎた場合などは電光掲示板に表示がでるので、後退したりしつつ位置を合わせます。

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停車すると光軸計測の機械が動きだすので、ヘッドライトをロービームで点灯します。光軸測定の間、受験者は車から降りて排気ガス測定用のプローブをマフラーに入れ、排気ガスのチェックを行います。(光軸がズレているときは電光掲示板にズレている方向が記されるので、しっかり記憶するかメモを取って調整するようにしましょう)

検査が終われば自動車検査票を記入機にセットして先に進みます。

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次はサイドスリップテスターを乗り越えてフロントのトーインのチェックを行った後、ブレーキとスピードメーターの検査に移ります。5番レーンはマルチテスターを備えていますので、前輪側を載せるだけで自動的にホイールベースに合わせて後輪用テスターが移動して4輪同時にチェックを行います。検査内容は電光掲示板に表示されるので、指示に従って検査をこなしていきます。(検査順は①スピードメーター→③サイドブレーキ→④フットブレーキでした)

スピードメーターのチェックは、駆動輪をスピードメーター用テスターに乗せ、40キロまで加速してからパッシングで合図をします。(レーンによってはスイッチ式もあり) 一度失敗しても再挑戦できるので慌てないように(しっかり安定させてから合図)しましょう。

検査が終われば自動車検査票を記入機にセットして先に進みます。

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最後は下周りの検査です。フロントタイヤを乗せるストッパーがあるので、そこにタイヤを乗せ、検査員の指示に従ってエンジンのオンオフやブレーキ、ハンドルの操作などを行います。

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私のMR2は足回りに最も手が入っているため、下回り検査にはいつもかなりの時間を取られます。フロントのロアアームにピロボールブッシュを溶接していることを筆頭に、前後のテンションロッドとコントロールアーム、更にはタイロッドとリアのNo2アームを全て社外品のピロアームに変更しているうえ、アップライトには分厚いロールセンターアジャスターを装備しているので、(ボルトの一本一本の締め付け具合に至るまで)かなり丹念なチェックが入りました。(写真撮影:ムラシマムラさん【2年前】)

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なお、2年前の車検と今年とで変更されていた点は、マルチテスター上での検査順が「フットブレーキ→サイドブレーキ→スピードメーター」から、「スピードメーター→サイドブレーキ→フットブレーキ」の順に変わっていた点と、ヘッドライトの光軸測定がハイビームからロービームに変わっていた点です。

理由は良くわからないのですが、ライン内の検査順序や検査方法には、このような小変更が頻繁に行われているようですので、受検前には一度、ラインの見学を行っておくと安心です。

●新車検証の発行

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全ての検査項目でOKをもらえると、「適合」の箇所に押印してもらえるので、7点の書類を揃えて「持込検査更新受付・返付窓口」に提出します。

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10分ほどで新しい車検証が発行され、ようやく車検が無事に終了しました。この車検証にもあるように、このMR2の初年度登録は昭和62年ですので、平成を跨いで新元号に至るまでの生存が確定し、喜びもひとしおです。

次回の車検を迎えるころには状況がどう変わっているかは分かりませんが、19歳で免許を取ってすぐにMR2 AW11のオーナーになって早22年――。これからも愛車と新しい思い出を繋いでいきたいと思います。

長い整備&車検レポートをご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、1/350航空母艦『赤城』の製作記( http://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-33.html )を再開します。



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Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

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