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1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』製作記 その1

無事に締切も上がり、ホームページとwebショップの更新も完了したので、本日からご依頼品の製作記を再開いたします。

艦船模型製作代行のご依頼をいただき、今週からトランペッターモデルの1/200戦艦『BB-39 アリゾナ』の製作を開始しました。

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1/200の艦船模型製作は、2017年11月完成の1/200戦艦『ビスマルク』以来となります。

大型艦船キットとしてメジャーな1/350スケールのキットと比較すると、(キット本体のディテール表現の違いに伴って)、ディテールアップパーツの使用箇所などが異なる点も多く、独自のノウハウを求められるのですが、完成品の迫力は他の何物にも代えがたいものになります。

1/200戦艦『ビスマルク』製作記は、こちら!
(製作記事、全42件掲載)
↓↓↓
https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-24.html

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使用するキットは、『ビスマルク』製作時と同じくトランペッターモデル製のものになりますが、同社の1/200シリーズでは一番はじめに発売された大型艦とあって、今見ると、設計やディテールには少々物足りない部分も目立つ製品です。今回は、この点をいかにカバーするか? が仕上がりを大きく左右することになります。

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箱を開けた様子。『ビスマルク』と同じように、船体とランナーパーツは内部で仕切られ、艦載機や付属のエッチングなどは小箱に収められて、破損しにくいように配慮されています。

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船体も艦首と艦尾は厚紙のクッション材で保護され、中央部にはエアーパッキンが巻かれていたため、破損などはありませんでした。

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船体のパーツ構成は、なんと上下分割式です。洋上モデルとして製作することも考えた処置と思われますが、この手の船体は合わせ目の処理に苦労することが多いので、フルハルでの製作を前提とした場合には、少々負担の多い構成といえます。

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さきほどから箱や船体の画像ばかりで、比較対象になるものを載せていなかったので、タミヤセメントの六角ビンを砲座に載せてみました。艦首と艦尾のデッキは別パーツ構成となっているため、合わせ目が生じますが、これはアフターパーツの木製甲板で処理する予定です。

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これが、KAモデルのスーパーディテールアップセット「DXパック」です。エッチングパーツ×13枚とレジンパーツ、さらには真鍮挽物パーツとアルミ挽物主砲身が含まれた豪華版です。

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KAモデルのDXパックの内容は、この通りです。5枚並んだ小袋1枚につき2~3枚のエッチングパーツが封入され、レジン&挽物パーツと鎖が備わります。

エッチングの下には木製甲板シールも収められていたのですが、この甲板には重大な欠陥がありましたので、急遽、ウッドハンターの製品を取り寄せて対応することになりました。

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更に追加パーツとして、エデュアルドから発売されている6種の1/200戦艦『BB-36 アリゾナ』用パーツをひとつに纏めたセット『ビッグエド』も使用します。エデュアルドのパーツは、中央構造物なら『中央構造物用』、艦載艇用なら『艦載艇用』という具合に、パーツと説明書が分類されていて、ユーザビリティーに優れた構成となっています。

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そして、古き良き時代のディテールアップパーツの雰囲気を残した、ホワイトエンサインモデルのパーツも使用します。大多数のディテールについては、KAモデルとエデュアルドのパーツで補えるのですが、ホワイトエンサインのパーツは予備代わりにもなり、ありがたい存在です。

来週からは、まず対空兵装の製作をご紹介します。また長い製作記となりますが、ぜひご覧ください。


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品切れ商品は順次補充して参りますので、これからもご愛顧よろしくお願い申し上げます。


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┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo75』に、連載記事『第二回 港湾ジオラマの世界にようこそ』掲載
┣ オリコンニュース『戦艦、航空機、戦車など“神作”まとめ』に、HIGH-GEARedこと渡辺真郎のインタビュー掲載
┃  記事URL→ https://www.oricon.co.jp/special/53062/24/
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo76』に、1/350作例記事掲載予定。5月15日発売予定
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo76』に、連載記事掲載予定。5月15日発売予定
┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo77』に、1/700作例記事掲載予定。8月15日発売予定
┗ 渡辺真郎著作による艦船模型製作テクニック本出版決定。発売時期未定

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モデルファクトリーハイギヤード公式 スケールモデル完成品webショップ『CHERRY&ANCHOR』
(2020年4月17日更新 艦船模型用マスキングシート 再入荷!)
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┣ 日時:2020年10月24日(土) 25日(日)
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┣ 備考:詳細が決まり次第、当ブログでもご案内いたします。
┗ お問い合わせ:tobiiro@outlook.jp
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待ってました!

ビスマルクにしても、アリゾナにしても、私が先に作っておいて本当に良かったと思っています(笑)!
後から作ると、参考にはなりますが、落ち込む事が大きいので・・・・。
KAmodelsの木製甲板には本当に戸惑いました。そして足らない部品も有りました。
メールでやり取りしましたが、結局は何の解決にもなりませんでしたね。
色々苦労もしましたが、やっぱり1/200は良いですね!
今、1/200「大和」作ってますが試行錯誤が楽しいですね。HIGH-GEARedさんの作品が虎の巻です!
完成が楽しみです。

Re: 待ってました!

ご覧いただきありがとうございます。1/200を作る人は少ないですから、何かとお互いのブログを行き来することになりますね(笑)
KAモデルの木製甲板は、どうしてあんなことになっているのでしょうね? メーカー側の解答があったということですが、仰るようにちょっと眉唾な気がしますね(苦笑) 私もいちどは切り抜きで対応することを検討したのですが、(高価なご依頼料を頂いているので)板目の仕舞方が不自然になってはいけないと思い、別メーカーのもので対応することになりました。
1/200「大和」も楽しく製作されているようで良かったです。私も完成を楽しみにしておりますので、(この騒動が落ち着いたのちに)実物を拝見させていただく機会があればと思います。
プロフィール

HIGH-GEARed

Author:HIGH-GEARed
奈良市在住、スケールモデル販売業者「モデルファクトリーハイギヤード」の製作担当兼代表をしております。

また、渡辺真郎の名前で、モデルアート社出版『月刊MODEL Art』、『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』等の模型雑誌の作例記事や連載企画、考証記事を書かせていただいております。

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