1/500戦艦『大和』製作中 その1
艦船模型製作代行のご依頼を受け、先週の1/700に引き続いて1/500の戦艦大和を製作しています。
キットはフジミから発売されているもので、2009年発売の比較的新しいキットです。
ちなみにこの写真は発売されてすぐに製作した時のものです。開業直後に製作したこともあって、1/500戦艦『大和』は個人的には思い出のキットでもあります。
箱のサイズは1/350並のボリュームです。私は2006年に、タミヤの旧1/350をベースとして、それなりに手を入れた仕様の大和を一度完成させていたのですが、その時(私自身の技術不足から)妥協した部分がこのキットではほぼ全て再現されており、「凄いキットが登場した!」と実感させられたものでした。
こちらはフジミから純正で発売されているエッチングパーツのセットです。このキットはラッタルや各種補強桁などがかなり強めのプラモールドで再現されているため、このエッチングを使用するためには削り取らなくてはいけない部分が多く、その点では「もともとラッタルなどのモールドがない1/700」や「エッチングを使用することを前提に別パーツ化されている1/350」とはまた異なる作りにくさがあります。
主砲塔の様子。砲塔関連は手すりやラッタルが専用設計されているので比較的手軽に作業ができますが、ラッタルのプラモールドはかなり強めに表現されているので平ノミ→デザインナイフ→ヤスリという順番で平滑に仕上げていく必要がありました。
副砲塔は外周を大判エッチングで覆う構成です。空中線支柱はキットではアシンメトリーな三脚配置になっていましたが、エッチングはシンメトリーになっていたので、脚の部分のみプラパーツを使用しました。
航空作業甲板の飛行機運搬軌条は、プラモールドを削り落としてエッチングに変えました。フジミのエッチングは軌条本体はセットされているのに旋回盤が付属しないので、旋回盤のみはキットのモールドを残して使用しました。また、軌条を削り取った部分のみ鉄甲板の継ぎ目が消えてしまうので、ラインチゼルを使って消えた継ぎ目を彫り直しました。
エッチングに変わった飛行機運搬軌条。夜間歩行帯の塗りわけの工程の関係で、歩行帯を跨ぐ部分の軌条のみ未取り付けです。
射出機とクレーンはキットパーツとエッチングを説明書通りに組み立てました。 明日は中央構造物をご紹介します。
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こちらはフジミから純正で発売されているエッチングパーツのセットです。このキットはラッタルや各種補強桁などがかなり強めのプラモールドで再現されているため、このエッチングを使用するためには削り取らなくてはいけない部分が多く、その点では「もともとラッタルなどのモールドがない1/700」や「エッチングを使用することを前提に別パーツ化されている1/350」とはまた異なる作りにくさがあります。
主砲塔の様子。砲塔関連は手すりやラッタルが専用設計されているので比較的手軽に作業ができますが、ラッタルのプラモールドはかなり強めに表現されているので平ノミ→デザインナイフ→ヤスリという順番で平滑に仕上げていく必要がありました。
副砲塔は外周を大判エッチングで覆う構成です。空中線支柱はキットではアシンメトリーな三脚配置になっていましたが、エッチングはシンメトリーになっていたので、脚の部分のみプラパーツを使用しました。
航空作業甲板の飛行機運搬軌条は、プラモールドを削り落としてエッチングに変えました。フジミのエッチングは軌条本体はセットされているのに旋回盤が付属しないので、旋回盤のみはキットのモールドを残して使用しました。また、軌条を削り取った部分のみ鉄甲板の継ぎ目が消えてしまうので、ラインチゼルを使って消えた継ぎ目を彫り直しました。
エッチングに変わった飛行機運搬軌条。夜間歩行帯の塗りわけの工程の関係で、歩行帯を跨ぐ部分の軌条のみ未取り付けです。
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